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魔王国の宰相  作者: 佐伯アルト
Ⅰ 宰相始動

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世界観要約・用語解説

<Ⅰ章の振り返り>


・時期:5月中旬〜6月初旬


・あらすじ:エイジが異世界転移し、宰相になるまでのあらまし。世界観の説明や、魔王国の幹部との馴れ初めが中心。



<主要登場人物>


・エイジ:主人公。魔王国の宰相となった、元社畜な異世界転生者の青年。


・ベリアル:魔王国の元首たる魔王。賢明で慈悲深い、カリスマの塊。


・レイヴン:魔王国軍の将軍にして、魔王の右腕でもある堕天使。


・ノクト:金髪糸目でニヒルなエセ神父の幹部。多才。種族は不明。


・フォラス:マッドな雰囲気漂う、ヴァンパイアの魔導士。


・モルガン:妖艶なサキュバスの幹部。根は真面目。


・エリゴス:大柄な骸骨の騎士。おおらかだが武人肌、種族はリッチー。


・エレン:全身を漆黒の鎧で覆った竜騎士。詳細は不明。


・メディア:フードを目深に被った女魔術師。影が薄く、不思議な雰囲気。


・ゴグ:特に屈強な大鬼オーガ。亜人族を束ね、魔王国の防衛を担う。



<サブキャラ>


・ハインリヒ:ドリルヘアが特徴的な副メイド長。優秀な堅物。


・フィリシア:双子メイドの片割れ。水色の髪で、しっかり者っぽい。


・フェルト:双子メイドの片割れ。桃色の髪で、気弱でおっとりしている。


・リョウマ:見るからに日本人な、勇者っぽい少年。聖剣使いらしい



<文明、国家 >


・文明:近世ヨーロッパに近い。大航海時代と産業革命期の中間程度の水準。


・ユージアナ大陸:本作の舞台、中華人民共和国に似た形状。大きさはユーラシア大陸級? 緯度や各地方の気候も似ている。


・ソロモン魔王国:魔王国の正式名称。大陸北東部の半島に位置し、山々に囲まれた貧しい土地と厳しい気候が特徴の、魔族達が迫害の末追いやられた果てに築いた国。


・ジグラド帝国:大陸北東部に位置する軍事大国。魔王国とは長年敵対状態にある。


・ルイス王国:貴族を中心に運営される南東の王国。表面上平和で豊かだが、奴隷制などが影を落とす。


・アルス聖王国:一神教たるアルセリア教を信仰する北西の大国。宗教上の理由から魔族を敵視している。


・ポルト共和国:大陸中心に位置し、三大国と接する中立の商業国家。国土の大半が乾燥している。



<魔力、魔法、魔術、魔道関連>


・魔力:エネルギーにも物質にもなる万能素粒子、エキゾチック物質。魔術の発動に必要。


・魔力の質:密度や、エネルギーや物質への変換効率のこと。


・マナ:世界に満ちる魔力。特徴に偏りがない、ニュートラルなエネルギー源。


・魔晶石:マナが結晶化したもの。プリズムのような見た目。


・地脈:地下を走るマナの大きな流れ。特に強いものは霊脈や龍脈とも呼ばれる。


・オド:生物が体内生成した魔力のこと。タンパク質のように個体差がある


・幻魔器:生物が魔力を作り出すための臓器。心臓の近くにあり、割と大きい。


・魔腺:血管のように、全身に魔力を流すための器官。


・属性:魔力の持つ基礎的な特徴の分類。火、水、氷、風、雷、地、光、闇、無の9つ。


・火属性(赤色):炎などの高エネルギー、特に熱エネルギーに関係する。


・水属性(藍色):水や油など、常温において液体である物質とその運動について関係する。


・氷属性(水色):常温において流体である物質の固体について、特にエネルギーを奪うことに関係する。


・風属性(黄緑色):気体とその運動に関係する。


・雷属性(橙色):電子に関係する事象、電流や磁力などに関係する。


・地属性(緑、茶色):常温において固体である物質とその運動について関係する。


・光属性(黄、金色):光子に関係する事象、可視光や電磁波などに関係する。


・闇属性(紫、黒色):時間や感情、ダークマターのような、分類不明な物質やエネルギーに関係する。


・無属性(白、銀色):運動エネルギーや振動など、単純な物理的エネルギーに関係する。


・魔術:詠唱や魔術陣を媒介にして魔力に指向性を与え、理論的に現象を引き起こす手法。


・深度:魔術の威力や複雑さを示すランク。0から8までの9段階。


・黒魔術:攻撃や弱体効果など、敵に害を与える為の魔術。


・白魔術:防御や回復、強化など支援系の魔術。


・錬金術:物質を生み出したり、変質・変性させる魔術。


・魔導:魔術を研究する学問分野のこと。魔導を究めんとするものは魔導士と呼ばれる。


・魔導書:魔術陣と詠唱、引き起こす事象や効果などが詳細に記された物。例え紙一枚でも、魔術について情報が記載されていれば魔導書と呼ばれ、数は関係ない。


・魔道具:術式が刻まれた道具の総称。魔術の発動補助や、魔力が備えられたものは単独発動可能。魔導書もその一つ。装飾品はマジックアクセサリという。


・魔法:理論を用いず、念じるままに魔力による不可思議な現象を引き起こす。超能力や特殊能力のようなもの。


・権能:嘗て星を創造した神々が振るった、世界を書き変え操る支配の魔法。



<種族>


・人間:ヒト。地球のホモサピエンスとは、幻魔器の有無程度の差しかない。


・・その他動植物:魔力によって変化した種以外は、地球産の生物と何故かよく似ている。


・魔族:他の生物と比して魔力を多く有し、特異な進化を遂げた生物群。特に、ヒトに近しい容姿や知能を持つ者が呼称される。遺伝子的にも近しいらしく、中級以上の人間に酷似した種族ならば人間と交配できる。紅い瞳、鋭い牙や爪、角や翼、尻尾を持つことが多い。


・悪魔:一般的な魔族。特定の身体的特徴や、特殊能力を持たない者は一緒くたに悪魔とされる。魔族全体で見ると中堅の立ち位置。


・堕天使:嘗て創世の神に仕えたが、反旗を翻したり欲に呑まれて掟に逆らった個体の末路。神の加護を失ったため弱体化しているが、その分魔力をより強く有し、人間性が増しているため柔軟な思考を持つ。魔族との仲は派閥によってまちまち。


・亜人種:人に近しい容姿や知性、ある程度の魔力を持つものの、少なくとも一つが一定の水準に達することがなかった低級の魔族が分類される。


・ゴブリン:小鬼。体格は基本小柄で、成体でも1mを超すかどうか。二足歩行で、人間の幼児程度の知能。魔王国外では、十数体で群れを作る。亜人の代表格として扱われるだけあって、最も個体数が多い種。


・オーガ:大鬼。亜人族でも知名度No.2,3を争う種族。体格は平均でも2mくらいはあり、大抵の通常生物の膂力を上回る。知能は人間の児童くらい。


・アンデッド:意志と魔力を持つ死霊そのもの、または死霊が死体に取り憑いて動かしている状態。不自然、不安定な存在であり、必要な措置を取らなければ直ぐ消滅してしまう。


・魔獣:動物版の魔族とでも言うべき存在。


・幻獣:魔獣の中でも特に強大な存在。人類並の知性や、特殊能力を備えることもある。

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