小さな悪の組織の光景4
「俺たちはぁぁぁっ!!!」
「俺たちはぁっ!!!」
「あぁくのぉぉっほ、うぉっほ、げっほ!」
「あぁくのぉぉ……………っほ、うぉっほ、げっほ?」
「げっほげっは………、…はぁ、」
「ねぇねぇ?」
「………ん?なんだ?」
「あぁ!わかった!」
「…だから、何が?」
「これが、にゅーばーじょん、ってやつなんだね!」
「………は?」
「いつも、あぁくのぉ!のパターンだとあきちゃうもんね!さけとおんなはひがわりがいい、って、うちのおとーさんもいってたし!」
「…お前、家庭環境大丈夫か?」
「かていかんきょ?」
「…いや、なんでもない。いいか?今のは別に、ニューバージョンじゃない。」
「え?」
「あれは、単に咳き込んだだけだ。」
「そうだったの?」
「そうだったんだ。」
「な~んだぁ。かっこよかったのに。」
「格好良かったか?あれ。」
「うん!オオアリクイくらいかっこよかった!」
「…その例えはよくわからないが。」
「でもなんでせきこんだの?のどにおかしつまった?」
「お菓子は食べていない。まだ3時じゃないからな。」
「あ、そっか。」
「おやつは10時と3時!それ以外は怒られるから気をつけろ!」
「うん!」
「実はこの咳はな、っほ!げっほごっほ!」
「?」
「ごほごほ………あーーー、っちくしょー。」
「………!わかった!!」
「ん?」
「なんでせきこんでるのかわかった!!」
「…まぁ、普通に考えればわかるよな。」
「うん!」
「まぁ、そういうことだ。」
「わかった。みじかいあいだだったけど、いっしょにあくの、いや、あぁくのぉ!そしきぃ!ができて、たのしかった。」
「……………は?」
「カナダにひっこしてもげんきでね!」
「は?は?は?なになになに?」
「そういえばカナダってバナナとにてるけど、バナナあるのかな?なかったらたいへんだね。バナナあるといいね、カナダ。」
「………え~と、一回整理していいか?」
「うん!」
「俺が咳をしてるのは、わかってるよな?」
「うん!」
「その理由が?」
「カナダにおひっこしするから!」
「……………。」
「ほんとにしんぱいだよね。バナナあるのかな?バナナ。なかったら、オクラでもギリギリなんとかなるかな?ねぇねぇ、なるかな?」
「お前の思考回路どうなってんだよ…。」
「しこうかいろ?は、ショートすんぜん?」
「何の話だ!!なんで咳してたらカナダに引っ越さなきゃならないんだ!冬場は日本人が大量にカナダにお引っ越しか!?民族大移動か!?ロッキー山脈に集落を作ろうか!?」
「おぉう!なんかかっこいいひびきをかんじるよ!これが、ふろんてぃあ、ってやつなんだね!かいたくしゃ、ってことなんだね!ロッキーさんみゃくがポッキーさんびゃくになってなめほうだいたべほうだい!」
「なるか!そんなもん!!」
「…ポッキーきらい?」
「好きに決まってんだろぉっ!メンズポッキー大好きぃっ!!っほ!げっほごほ!ぐえっほごっほ!!」
「あ、カナダにしゅっぱつするじかんがちかづいてるの?」
「ちがーーーーーうっ!!!」
「うぁうっ!?なんかおこられた!?おこられたっぽい!?」
「………はぁ、なんかどっと疲れた。」
「それはよくないね。かぜひいてるときにつかれたりするとなおりがおそくなるから、きょうはあくのそしきおやすみして、ゆっくりねたほうがいいよ?」
「わかってたのかよ!」
「うん!。せきがたくさんでるときと、おさけがまずいときと、おんなをくどけないときはかぜだって、うちのおとーさんも言ってたから!」
「本当大丈夫か?お前の家庭環境…。」
つづく
注:この作品はフィクションです。
涼しくなってきましたね(^-^)




