人と精霊の光景3
「……………。」
「だいたい、心構えがなっていないのです心構えが!」
「……………。」
「人間として節度ある暮らしを心掛けていれば!そのように醜い体型になることもなかったのです!それを、欲望の赴くままに食っちゃ寝食っちゃ寝しているから!そのような惨状を呈することになるのです!」
「……………。」
「…聞いているのですか!?」
「………キコエマセン。ナニモキコエマセン。ワタシハハイニナリマシタ。マッシロナマッシロナハイニナリマシタ。」
「……………少し言い過ぎましたでしょうか。そこまで酷いことを言ったつもりはないのですが。」
「ジカクガナイトハオソロシヤ………」
「仕方がありませんね…。わかりました。では、お説教はこの辺にして、前向きな話をしましょう。」
「?」
「どうやってあなたを改造するか、ということです。」
「………ワタシハキカイデハアリマセヌ。ニンゲンデス。」
「知っています。知っている上での発言です。あなたのその醜態を打開するためには、改善や改良なんて生ぬるいことではいけません。改造するくらいの気持ちで臨まなければ、あなたを変えることは出来ませんから。」
「ベツニワタシハカエテホシイナドトハ」
「なにか言いましたか?人体鏡餅さん。」
「ヒドイアダナダトハオモイマセヌカ?」
「これ以上無いくらい適切な表現だと思っています。」
「ア、ソウ…」
「とにかく、私とあなたが、主に私が、幸せになるためには、あなたが変わることが必要不可欠なのです。」
「グタイテキニナニヲカエルノデス?」
「その醜悪な体型に決まっているでしょう?」
「……………。」
「身長と体重にほとんど差が無いということがどれだけ異常なことか。少しは自覚してください。健康診断とか受けたことがないのですか?」
「イヤナジジツハキキナガシテキマシタ。」
「………考え方まで醜悪ですね。」
「ソンナニシュウアクシュウアクイワレルホドシュウアクデハナイトオモッテオリマス。」
「もはや問答無用!!あなたのその性根、叩き直してあげます!!そのために、特別講師な精霊に来てもらいました!」
「………?」
「どうぞ!おいでください!!」
………………どどどどどどどどドドドドドドドドドドッッッッッ!!!!
「うおりゃあああああああああああああっ!!!!!!」
「ぶっ!?!?!?」
「はっはっはぁ!!!初めましてぇっ!!」
「本日も見事な猛突進。唸る剛腕、狙い違えず喉元えぐる。完璧なラリアットでございました。」
「はっはっはぁ!!!挨拶代わりとしてはちょっと強烈すぎたかな!?」
「そんなことはございません。彼にはそれくらい強烈な刺激が必要ですから。ガンガンいっちゃってくださいませ。」
「うむっ!!。しかし!ぴくりとも動かないようだが!?」
「その内動くでしょう。動いたら、よろしくお願いします。」
「はっはっはぁ!!!心得たっ!!!」
つづく
注:この作品はフィクションです。
さて、続きどうしよう(笑)。




