運命を救う二人の光景3
ひぃゅ~~~~~~~~~
だんっ!!だだだだだだだだっ!!
きゅいんきゅいんきゅいんっ!!
ごぅぉおおおおっっっ!!
ぽろ
「あ、」
「!!!!!!!!」
…………………………
「お疲れ~。」
「お疲れ様でした。」
「いや~、危機一髪だったわね。」
「そうですね。」
「黄金芋ぷりん羊羹スペシャル。」
「そうですね。」
「あれね。和菓子って、思ったよりも風に弱いのね。あんなに勢いよく吹き飛ばされるなんて。」
「2人がかりでカバーに入ったおかげで、なんとか無事でしたけどね。」
「まぁ、2人がかりで黄金芋ぷりん羊羹スペシャルの方に行っちゃったから、その間、大統領やられ放題だったけどね。」
「機体が煙噴いてましたからね。危うく墜落させてしまうところでした。」
「でも仕方ないわよね。黄金芋ぷりん羊羹スペシャルには変えられないわ。」
「えぇ。」
「買い直すの面倒だし。」
「1本2500円もしますからね。」
「そんなにするの?あれ。」
「はい。」
「まったくディスティーナ様も贅沢よねぇ。」
「運命の女神ですから。2500円のお菓子を食べるくらい認めてあげませんと。」
「ま、そうかもね。いいでしょう、認めてあげましょう。ともかく、これで今日の仕事終わりでしょ?」
「はい。」
「時間は?」
「午後4時くらいです。」
「夕飯の時間が近いわね。」
「はい。」
「今日の夕飯は?」
「エビとブロッコリーのパスタ、ミックスフライ、トマトのサラダ。デザートに梨のコンポートです。」
「合格!」
「ありがとうございます。」
「仕事をこなした後は、やっぱり美味しい食事よね。じゃ、早速取りかかってちょうだい。」
「はい。その間に、お風呂済ませちゃってくださいね。」
「えー?後でもいいじゃん。」
「夕御飯の後だと、あなた、烏の行水になるでしょう?見たい番組はリアルタイムで見たいとか騒いで。」
「だって実際そうなんだもの。見たい番組はリアルタイムで見たいの。それで、ネットで呟きたいの。世界中の仲間とリアルタイムで気持ちを共有したいの。」
「だったら文句言わずに入ってきなさい。」
「ちぇー。」
…肝心な部分は、ほぼ効果音。
そんな、運命を救う2人。
つづく
注:この作品はフィクションです。
運命を救う。張本人たちは、いたってドライ(^_^;。




