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ローリングな光景2

「ワースト3ーっ!!」

「なんだ今回は。」

「何事にもワースト3というものが存在せざるを見ざる言わざる聞かざるが故に着飾って飾る風穴に住まう風穴マコト39才。」

「誰。」

「あ、間違えた。」

「どこを。」

「カザー・ナマコ塔39階、だった。」

「人と建造物を間違えるな。」

「あ、間違えた。」

「どこを。」

「カザー‐ナマコ塔39階、だった。」

「・と‐?。わかりづらい間違いだな。」

「ぷっ。」

「?」

「(*≧m≦*)」

「顔文字に変換せんでいい。」

「何を言っているんだよ。そっちだって顔文字使ったくせに。」

「どこで。」

「・と‐?」

「そこ?」

「鼻がでっかくて福耳な人がウインクしている顔文字に見えるんだよ。」

「いつ使うんだその顔文字。」

「年始の挨拶。」

「軽いな。」

「軽くたっていいじゃない。世の中軽い方がいいんだよ。」

「例えば?」

「パソコンとか。」

「まぁ、軽い方がいいな。」

「体重とか。」

「それは、一概にいいとは言えないな。」

「口とか。」

「口が軽いのはダメだろ。」

「何故なんだよ?口が軽ければ弁舌鮮やかにあかさたなはまやらわなんだよ。」

「一般的に口が軽いっていうのは、秘密を守れずにべらべら喋ってしまう人のことを言う。」

「一般論なんかこれっぽっちも興味津々だってんだ!!!!」

「どっちだ。」

「ヤドカリさんが缶ビールを背負って歩いていたくらいに興味津々なんだよ。」

「基準がわからん。」

「わからん?」

「うん。」

「ワカメラン?」

「違う。」

「海草怪人ワカメラン!!」

「弱そうなんだが。」

「そうなんだよ。弱いんだよ。秘密結社の怪人の弱さランキング、ワースト3に入ってしまうくらいの弱さなんだよ。」

「ワースト3が戻ってきたな。」

「ヘチマ汁を作っていたからね。」

「………そうか。」

「リビングダイニングキッチン。これすなわちLDK。その全てに、ヘチマ汁をすすり続けるワカメランが居座っているんだよ。」

「何故だ。」

「そこに倉庫が底無し沼。きゃー!」

「……………。」

「そんなに冷たい眼で見るなよ~。惚れちゃうだろ~?」

「Mかよ。」

「ねぇねぇ。」

「なんだ。」

「根っからの根っこ星人は根底を覆す癖のある根菜野郎について苦虫を飼い慣らす思いで接していると聞いたことがあったりなかったり部活かったりー。ふけちまおうぜー。」

「……………。」

「部活をふけたら老けたという。」

「……………。」

「頭皮が。頭皮の辺りが。頭皮の絶対領域が。」

「……………。」

「そんなに冷たく無視すんなよ~。惚れまくるだろ~?」

「ドMかよ。」

「ん~ん。ロJ。」

「なんの暗号だ。」

「ローリング家秘伝の、暗号会話術なんだよ。暗号会話術においては、意味が無いことに意味があり、意味があるものには違う意味がすり替わるんだよ。」

「面倒くさいな。」

「いやぁ、それほどでも。でもあれだよ?小包はしっかり小包まないと、いつの間にか小包まれることになるからね?」

「勝手に暗号会話すんな!それ以前に何の話だ!」

「………全てはローリング神の思し召し。」

「誰だよ!!」





つづく




注:この作品はフィクションです。

10回に1回のフリーダム( ̄∇ ̄)

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