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毒になる花火
物語を書いていると思いついてしまい。いつの間にか書いていました。
浅葱 綾乃。幼馴染で、誰よりも大切で、わたしの数少ない友達のひとりで、唯一の親友。
昔からわたしよりも一回り小さくて、我儘で、正直、手の掛かる妹のように思えていた。
けれど、思った事を制御できずに、口にしてしまうわたしを正面から受け止めてくれた初めての、優しい人。
そんな綾乃とは、気を遣わないで、一生、バカ笑いしあえる仲でありたかった。
────だから、この心臓が嫌いだ。こんな気持ちになる、なってしまう、わたしが嫌い。
暗闇の中。ひとりだけの自室で、ベッドから匂う綾乃の優しい残り香なんかに、激しく主張してしまう心臓、下半身からくるゾクリとした心地良さ、それら全てに自身への嫌悪が止まらない。
「いやだな~」
漏れる声は切なく、返ってくる声も無い空間が、わたしの心にぽっかりと穴を開けてくるようで、、死んでしまいたくなった。
そんなわたしを、ちょうどよく毒にも薬にもなるような火の花が、自室ごとカラフルに染め上げた。
今頃、綾乃は私じゃない人と、、、、、、、、、、、
「あー、……死にたい」
ごめんなさい。
かわいそうはかわいい。
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