表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の転移者  作者: 犬座いい
勇者の旅
18/32

女王の言葉

18話

目が覚めた。寝落ちしてしまうと真夜中に目が覚めてしまう、あの現象である。

もう1度寝ようと思ったがなかなか寝付けなかった。

外に出て見ることにした。こっそりとドアを開け外を見てみた。誰もいなかった。流石に外にいたら笑ってしまう。


オルビスと一緒に通った場所を辿れば外に出れる。日の出前には戻る。そのことを頭におき、俺は進んだ。


「……テリー……様本当に…よか………」


声が聞こえた。


俺は歩くのを一旦やめ、陰から聞いた。おそらくいるのは女王の側近と女王だろう。女王の側近の名前は知らないが夕食の時に女王のそばにずっといた。


「テリー様、本当に勇者様への資金を私財で出されるのですか…」


「このような時間にその質問ですか…勇者様をこの国に転移させたのは私達です。勇者様も元の世界に生活があった。その中で文句ひとつ言わずここにとどまってくれたのです。私としてはまだここにとどまってくれても良かったのですが…まわり…いませんね…大臣たちがうるさくてですね…だからせめてものの感謝の気持ちです。それが私が、女王である私ができる唯一の手段です」


「…わかりました。ありがとうございます、このような時間に…」


女王とその側近の足音は俺がいる方向と反対方向に鳴って行った。


そうか…女王はいいやつだったんだな…だが今回の場合、大臣のおかげで俺が望んだ結果になったわけだ。大臣はおそらく俺をこの城から追い出したかったんだろうが、見事に正反対の結果になったものだ。


では外に行こうか。町の探検の時間だ。俺は冒険者ギルドと城の間、馬車道沿いしか知らない。


「ふん!ふん!ふんふんふん!どじゃら!どじゃらん!どどど!どじゃどじゃどじゃ!」


城の裏口から陽気に誰もいない街を進んで行った。夜で光がどこもついていなく、ついてるところもあるが冒険者ギルドぐらいしかなかった。


向こうに小さな高台があった。そこに登ってみるとエルフィデスの半分、城の裏側が一望できる。


「うわーすごいなぁ」

「ずん!ずん!ずんずんずん!ででっでじょっぴ〜」


「ここでどうしたんっすか?」


「っは!」


そこを向くと小さな女の子がいた。獣耳があった。


「いい歌っすね!この場所…いいっすよね」


「はい」


「この場所を見つけた縁です!あたいの名前はメリスっす!あなたの名前は何ていうんっすか?」


「僕の名前は広井戒です」


「珍しく感じの名前っすね!戒って呼んでいいですか?」


「別に大丈夫ですよ」


「じゃあ、戒って呼びますね。そうそう!ここの景色いいっすよね」

「灯が灯っているエルフィデスもいいんっすけどね。でもあたいは夜が好きっす。賑わっている時とのギャップ萌えですよね!」


「いいですよね」


「もうそろそろ日の出っす」


「もう日の出か……日の出!!」

「メリスさん!もう行きます」


「じゃあ!また会うまで待ってるっす!」


俺はこの場所を去った。さっさと城に戻らないとめんどくさくなる。そう感じた。


裏口から入ってそこからは人の目から避けながらほいっほいっと避けながら部屋に戻り布団に入った。

明日は投稿できないかもしれません

18時投稿ブレまくっててすいません。

誤字があれば教えてください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ