戦闘
13話
「じゃあ、いただきま〜す」
ヴェリトがオルビスに近づき、首を持ち、上にあげた。
その瞬間、俺たちの周りにあった『シールド』が消えた。魔法の集中力がオルビスに対する食欲によってかき消されたのだろう。
俺はスキルを展開した。
オルビスを見捨てることができなかった
『シールド』が解除されたいま、逃げることができたはずだ。そのチャンスは今しかないかもしれない。
しかし、俺1人で逃げるチャンスがあるということは勝てるチャンスまではいかないがオルビスと一緒に逃げることができるチャンスも生み出せることができるかもしれないということだ。俺のスキルを相手が予想している以上、相手の展開したスキル以上のスキルにすることが絶対条件であるが…。
しかし、たとえオルビスと一緒に逃げれたとしても絶対に追いつかれる。だからこそ必要なことがある。
ヴェリトを“自主的”に撤退させること
そのためには、2つしか方法がない。
1つ目はヴェリトの魔力を使い切らせることである。
2つ目はヴェルトに深い傷を負わせること
これはおそらく無理だろう。
『スノウ』
俺は自身が進化させた『スノウ』よりも重く鋭くする。
スキルを進化させた。
車の窓ガラスはオルビスのように面で攻撃するよりも俺がこれから展開する『スノウ』の方が割れる。オルビスはヴェリトと相性が悪すぎたのだ。
『フェアデンス』も窓ガラスと同じかもしれない。
俺はその仮説を立てた。
放った『スノウ』は『フェアデンス』を結晶のように綺麗に崩れさせた。
結果目論見通りオルビスが壊せなかった、ヴェリトのスキルを破った。
『スノウ』
畳み掛ける。
「え…」
その攻撃はヴェリトが認識する間もなく肩をかすめた。
『スノウ』
『スノウ』
『スノウ』
・
・
・
魔力がなくなりスキルを使うことができなくなるまで俺は撃ち続けた。
ヴェリトが『フェアデンス』を展開し直しても俺は『シールド』を使われる前に破り返した。
「ただ魔力を…ヴェルトの魔力を切れさせる」
しばらく経ち魔法を展開することが出なくなった。
「…終わ……り……か……」
そう言って静かに地面に倒れた。
久しぶりの投稿です
明日は投稿できません
(結構期間開くかもしれない)
よろしくお願いします




