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幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人とゴブリンの村
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遊び人とPTと新展開へと

 翌日は狩りへ、キャトルの案内で、ゴブリンの村の南方にある洞窟へ。

 なかなかヘビーな狩りだった!

 蛇が大量にいただけにな……


「ご主人様!またレアドロップですよ。これはもうレアドロップがない方がレアですね。」


 キャトルちゃんが目を輝かせる。とってもお金に敏感になってしまっていて、ピッケルはお兄さんとして少し罪悪感です。

 ピンク髪ショートカットで目がクリっと大きく、胸はまな板の幼女、見た目は10歳くらいのかわ   いいハイゴブリンで守銭奴。

 うんギャップがすごい。


 大体一日狩りにでるとドロップ品とドロップGで一万Gくらいは、稼げる計算だ。

 えっと日本円でいうとですね、一億円くらいです。

 だが、冒険に使う各種武器屋アイテムはそれ相応に高く、いつも金欠状態だ、キャトルの新装備もまだ買えていない。

 原因はもっぱら俺が50万Gも使って錬成したからだよね……

 PT内では現在ポーション使用禁止令を出している。ポーション一個100Gとかするからね。

 命より金だよね。


「それにしても本当に気持ちいいくらいレアドロップばかりですね。」


「そうね。普通ならこんなに儲かっちゃうと魔王倒しに行くのも馬鹿らしくなるでしょうね。アイテムも武器もいいものほど高いものね。」


「ご主人様の幸運がすごい高いからですね。ご主人様すごすぎです。魔王が来てもゴブリンの村に隠れてればいいとおもうんです。きっとみつからないです。」


「このままピッケルさんと辺境の村でスローライフですか。それもいいなぁ。」


 おいおい勇者PTのみなさん?魔王打倒という崇高な目的を見失いかけてませんか?

 そういう発言は遊び人の俺のためにとっておけ。


「ご主人様今日は、ゴブリンの村きてくれないんですか?いっぱい案内したいところあるんです。」


「うん。マイケルのおっさんの宿に帰ろう、明日はみんな訓練だしね。」


 キャトルが新規にPTに加わり、ここ2週間は、狩り狩り訓練狩り狩り訓練というスパルタスケジュールをこなしている俺たちだ。

 PTでの連携もだいぶ取れるようになってきている。


 すべては魔王を倒す為、平和な世の中を作り、遊んで暮らす。そのために魔王を倒す!


 魔族を二人も殺したのは、大間違いだよね。魔族殺しの大罪でいつ魔王直々に俺たちを殺しにくるかもしれない。

 魔族が着ていた絹の服略奪して俺きちゃってるしね。形見を返せ的なかわいい魔族がおそってきたらどうしようか?ぞくぞくしちゃう。

 ちょっと前の俺の馬鹿ああ。魔族は殺すもんじゃない、暴力は暴力を生むんだ!


 愚痴ってもしょうがない、遊び人は、遊ぶことを放棄し強さを目指す。


 翌日からも、狩り狩り指導、狩り狩り指導というスケジュールをこなす。


 そんなこんなで、三週間ほどの期間狩りと修行にあてた。

 レベルも俺とキャトルが30まであがり、カリンは38、シャルも44まで上がった。

 PT資金も20万Gまでたまりそろそろキャトルの装備を一新しようかとはなしているところだ。


 その夜は狩りの後の恒例となった、バッカスの酒場へ。なんかもっとかっこいい名前があったはずだがよく思い出せないからバッカスの酒場だ。看板も変えてもらおうか?

 今なら工賃無料で、ゴブリンにやらせるぞ。


「くぅぅ。狩りのあとのアップルジュースは最高です。」


 うんうん。キャトルはそうでないとね。


「ここは料理もおいしいし、レアなお酒も置いてあるし最高ね。」


「私もバッカスさんに弟子入りして料理の腕あげましょうか?」


 何故か俺に聞いてくるシャルロットさん。


 料理の腕はぜひ上げてください。だがお前はまずMP管理をしっかりしてください。


「シャルはもう十分料理上手だとおもうよ。いつでもお嫁にいけるよ。」


 ピッケルスマイル。


 ついつい遊び人の心がうずいてしまう。


「そういえばカリンは料理はできるの?」


「えっえっえっ?料理?家では料理人がいたし、魔物を解体して焼いたりは得意だけど……料理っていわれるとしたことないわね。やっぱり女として料理くらいできないとまずいかしら……」


 くそう生粋のお嬢様育ちだ。勇者という職業とその性格から忘れがちだが、カリンは生粋の貴族だ。

 甘やかされてパワーレベリングされてきたから、今苦労しているのだ。


 さてここで問題です。カリンはどこの誰の娘なんだ??


 これかなり重要な話のはずなんだが、あえてスルーしてきた問題でもある。

 ヒントとして、

 金なら腐るほどもってる。

 聖者をPTにいれれるほど、教会とのコネクションがある。

 あ。全然わからんわ。この国の貴族情勢とか全く興味ないし、しらなかった。


 そもそも俺たちがいるこの国はどこだ?えっとそうだアレルゲン王国ってところだ。

 そこにはたしか四つの都市があり、その一つの商業都市ラクーンにいるんだった!

 ラクーン以外にも北側に三つ王国があるんだった。

 魔族の統治する領土は北側にあり、アレルゲン王国は接していない。

 一応共同戦線で魔族と戦ってはいるが、一番手抜きしてるのはアレルゲン王国。

 頑張れアレルゲン王国!お前が本気ださないと、魔族倒せんぞ。

 こういうのはたまに思い出さないと忘れちゃうよね。だってどうでもいいんだもの。


 さてカリンの家族についてである、初期のころまだPTのメンバーとして完全に信頼されていない時に、話を濁されてからは聞いてなかったのだ。

 それは純粋にどうでもいいからだ!カリンの家族がなんだろうとカリンはカリンだ!ピッケルかっこいい。

 じゃない,カリンなりの事情やらいろいろあるんだろうと察する遊び人の優しさからだが、

 PTメンバーのフォローも遊び人の仕事だよね。そういう雑用は遊び人の仕事のはず。何気にPTのリーダーに勝手にされてるしな。

 カリンは、家族と特別仲が悪いわけではないんだろうが、シャルロット以外の護衛はすべて断って飛び出すように、一番安全なラクーンに逃げてきた勇者だ。

 いきなり危険な北部にいかなかったのはカリンらしくない。シャルロットのお陰だ。

 だてに二回も勇者殺してない!おっとそれは流石に禁句だ。二度あることは三度あるからね。


 カリンの家族関係で面倒ごとになる場合もある。

 最低限どこの貴族で、戦闘民族か?怖いおっさんか?ものすごい怖いおっさんか?だけでも確認を取らないとならんだろう。

 カリンの父親といえば、ちょうど伝説のおっさんシリーズと年が近い。

 油ののったおっさんほど怖いものはないからな。

 さらに貴族となれば多少の無茶はお手のものだろう。遊び人の百人くらい殺しても不問にされそうだよな。

 もしくは、金で雇われた傭兵団が娘を取り戻しにくるかもしれない。


 あれ?よく考えると魔族より身近な脅威だね。うんカリン悪いけどPTから抜けてくれ。


 っと俺が賢者だったらいっていたかもな?

 でも俺は遊び人だ!、トラブル何それ?楽しいの?楽しいなら乗ろうじゃないか。PTメンバーを見捨てたりはしない。

 でもおっさんは本当に怖いからね!逃げるときは逃げるからその時はよろしく。


 そろそろ時がきたのかもしれない。

 聞いちゃう?聞いちゃうの俺?世の中には知らない方がいいことの方が多いって知ってる?

 うん。ならば聞こう。迷ったらヤル!それができる遊び人の条件だ。


 いざ覚悟をきめたその時である。


「カリンお嬢様お探ししましたぞ。」

 

 酒場の入口に初老のおじいさんが立っていた。あ、この人知ってる執事のセバスチャンだ。

 名乗らなくてもわかる。背格好がセバスチャン臭いんだよ。ぷんぷんしてるぜ?

 あんたは執事のセバスチャン!カリンを連れ戻しにやってきた。


 服装は黒のタキシードで常に統一。 夏場どうするの?

 料理や点茶などは、プロ級の腕前。 コックとかやとってないの?貧乏なん??

 先代や先々代から仕えている。 もう引退したら??十分働いた。

 先代に大きな恩があり、当代を盛り立てることが先代に報いる道であると信じている。 もっと自由にいこうぜ。堅苦しいぞ!

 基本的に上品で温和な性格で、外部の人間からも慕われている。 ように見えて、主人の命令と言われれば人を容易く殺める。人殺しダメ絶対。

 ワインに関しては、下手なソムリエそこのけの目利き。 執事のくせにどんだけ酒飲むの?主人の酒とかかってにのんでるの?


 っそう典型手的な執事のセバスチャンがそこにはいた。


 俺はまだ知らなかった。

 本当に名前がセバスチャンだということを……嘘だろ?

 ほぼ上記のとおりの設定であることを……どこからコピーされたキャラクターですか?

 異世界転生後一番のびっくりだわ。


 とにかくセバスチャンがやってきた、目的はまだわからない。だがろくでもないことが起こる。それは俺の第六感が告げている。


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