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幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人は勇者PTの一員となる。
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遊び人は再度魔族と戦う①

 さあ、魔族との戦いまずは小手調べだ。

 前と同じことすれば勝てるんでは?

 っと思いつつつマイケル役誰がやるの??俺じゃん……ダメ絶対。

 まずは、正攻法でカードを切っていくしかない。


「シャル、プロテクトの魔法を頼む。カリン前衛だ、できる限り敵の注意を引きつけてくれ。いつも通りいくぞ。」


 相手との距離は、30メートルほど。

 俺とカリンはともに駆け出す。

 そして、15メートルの位置に来たところで、カリンが必殺技の一つを出す。


スキル発動「ブレイブスラッシュ」 

 勇者固有スキル   

 使用SP20 闘気を刀に宿し、闘気を飛ばすことにより、中距離からの攻撃が可能、通常攻撃の1.5倍の攻撃力を誇る。


 ブレイブスラッシュが発動した。剣に宿った闘気が俺を追い越して金髪魔族に飛んでいく。

 闘気が届く前に、金髪魔族は少し力をためると、同じようにスキルで剣から闘気を放ち、ブレイブスラッシュを相殺する。

 かに見えたが、金髪魔族のスキルの方が強い。カリンのブレイブスラッシュは、魔族の闘気で霧散したが、魔族の闘気はそのままカリン目掛けて飛んでいく。


「カリン!」


 俺が叫ぶ。


「間に合いました。ハイプロテクト!三分間ですが、カリンの防御力は二倍になっています。」


 カリンは自らの剣に闘気を纏わせて魔族の闘気を受けきる。

 ブレイブスラッシュと剣で受け流しているのに、カリンに多少のダメージがはいる。


 さらに、カリンが中距離攻撃の構えを取る。

 カリンの中距離攻撃の対応で、スキル発動のタメにはいっていた金髪魔族に俺のクロスボウ攻撃が突き刺さる。


 疾風のクロスボウから射出された疾風の矢だ。

 早さだけはピカ一。走りながらではあったが、見事敵の胸にぶっ刺さるがいかんせん浅い。


 スキル発動「早着替え:ヒッグスナイフ+4」

 俺は早着替えを発動し、両手に持った、ナイフを一気に金髪魔族に投げつける。

 ナイフは、右足と左足にそれぞれ、軽傷を与える。


 奥の手① 勇者の特殊スキルを囮に早着替えを活用した中距離攻撃三連発。

 それなりに成功してるが、傷は浅い。寧ろカリンのダメージの方が大きいくらいだ。


 そのまま俺は、アイテムボックスに手を突っ込み愛剣ゴブリーヌを引っこ抜く。

 なんとか、魔族に到達するまでに、ゴブリーヌが間に合う。

 早着替えを投げナイフでつかっているため、危うく徒手空拳で魔族と対峙するところだった。

 そのまま、上段の構えをとり、防御無視で、一気に振り下ろす。


「甘いですよ。胴ががら空きです。死になさい。」


 貴族の丁寧な声とともに、俺の横っ腹を掻っ捌くように金髪魔族の剣が振るわれる。


(それがどうした。甘いのはお前の方だ。頭ががら空きですよ。)


 わざわざ伝えるほど俺は、馬鹿でも優しくもない。


 金髪魔族は俺が攻撃するまでに、胴体を二つに切り分けるつもりだ。

 だが、甘いんだよ、俺が装備してるのは、お前の弟の装備だ!!

 長年お前の弟の命を守ってきた一級の防具だ。お前気が付いていないのか?ただの絹の服とおもっているだろう。

 これは、お前の弟の遺品だ!弟の遺品だ!軽々しく攻撃なんかすると呪われるぞ。


 金髪魔族の攻撃は自らの弟の遺品である絹の服の効果で八割ほど威力を削がれ、

 致命の一撃から、軽傷の一撃へと変わり、俺の肉を抉るが、内臓までは達していない。

 あえて胴体を狙わせてるんだ。


 奥の手② スパイダーキングの絹の服の防御力を最大限活用した、防御無視の決死のゴブリーヌによる通常攻撃。


一方俺の決死の攻撃は、的確に魔族の頭を狙っている。

ちなみにこの攻撃、ステータスアアップのダイスのおかげで攻撃力1.5倍になってるからな。

簡単に、俺を一刀両断できると考えていた魔族の防御の一手は間に合わない。


さすがに脳天直撃は避け、肩に剣が突き刺さる、そのまま一刀両断!!

となるほど敵は柔らかくない、軽く肉を抉るとそれ以上は跳ね返されてしまう。


攻撃力1.5倍になっているとはいえ、俺の普通の攻撃では、本当にかすり傷しかあてれないだろう。

防御無視で全力で攻撃に注力したからこそ、肉を抉れたとも言えるだろう。


これは、まずいね。普通に攻撃したんじゃたおせないってことだ。


 俺は、ここで、まさかの行動にでる。


「物真似:チャージドスラッシュ」の発動である。


 敵に隙も何も無いところで、いきなりタメの必要なチャージドスラッシュである、決まるはずがない。


「所詮遊び人風情かぁ!戦いの基本もわかっていないようですね。しねい。」


 金髪魔族から死の宣告だ。

 その言葉そっくりそのまま返すぜ内緒でな!


 チャージドスラッシュ発動の為に、硬直している俺の首目掛けて金髪魔族の剣が一線する直前。


「エクストラプロテクト」シャルの防御力アップ補助魔法が俺に飛ぶ。

 効果は10秒だけ、防御力3倍にするという魔法

 効果は絶大だが、使いどころが難しい、歴戦のシャルにならばいけると思っていた。


 が、無謀備な首筋目掛けた攻撃である、幸い首ちょんぱにはならなかったが、

 頸動脈を切り裂かれた。

 ものすごい勢いで血しぶきが舞い上がる。


 あ。走馬灯が見える。頸動脈はマズイよ??シャルはエキストラプロテクト使ったばかりで、 すぐには回復打てないよ???死ぬのか俺。

 さすがに無茶しすぎた、エキストラプロテクトの加護付きでここまでのダメージを受けるとは……


 想定内だ!


 俺の血しぶきが思いっきり金髪魔族に降り注ぐ。

 こいつは想定外だ!俺の幸運による、命中補正が血しぶきにも及ぶとはな!!

 一時的ではあろうが、相手の視界を奪うことができた。


 そこへ俺のゴブリーヌによるチャージドスラッシュが突き刺さる


「うおおおおおお」ピッケルも

「うおおおおおお」金髪魔族も


 雄たけびを上げる、ここが一つの勝負所、ここで、やれなきゃ……負ける。


 俺の攻撃は先ほどと同じ、左の肩口に降り注ぐ、

 チャージドで2倍になった俺の攻撃だ。

 金髪魔族の剣は俺に突き刺さったままだ。防御手段はない!でも剣ぐりぐりしながら首から抜くのヤメテ。



 俺の剣が、金髪魔族の肩口に深々と突き刺り、そのまま左手を切り裂く。左手一本使い物にならなくしてやった。


「ぐぬうう。やりますね。左手一本持っていかれるとは、ですが、ここで死になさい。聖者のヒールが飛ぶ前にとどめをさして差し上げます。」


 だからいちいち次の攻撃を敵に知らせるな、間抜けめ。


 俺の攻撃は致命傷とはいかなかった。

 流石に防御力が高い。

 だがかなりの大ダメージだ、これで左手は使えない。

 回復するにしても左手一本ニュキニュキはやすにはそれなりの隙ができる。


 でも右手一本でも十分脅威なんですけど?

 あと、早く俺に回復を。


 誰が?ってうちには回復職がまだいるんだ。


「ハイヒーリング」


「なんだと!」


 金髪魔族が驚きの声を上げる。


 勇者カリンのハイヒーリングが俺に飛び、傷口がふさがっていく。

 危ない、意識朦朧としていたぞ。

 あと二秒くらい遅かったらたぶん俺死んでいたわ。


「ピッケルあまり無茶委しないで!死んだかとおもったわ!私も前線に!」


「カリン回復ありがとう、今回はさっきの作戦通りいくよ!回復任せた!信頼してる。」


 カリンを回復職として起用するのは初めてだ、こいつは大博打だぜ?信頼するもくそもない。

できなきゃ俺が死にPT全滅するだけだ。


 最初にカリンを前衛と指定したのは布石だ。あくまで前衛は、俺一人。

 遊び人とはいえ、男の俺が最前線で戦わずに誰が戦うんだ?勇者とかいたな……

 男が、逃げてばかりじゃ伝説のゴブリーヌが泣くぜ。


 というか……魔族とカリンの同時攻撃なんぞ受けきれるか!


 奥の手③ 二度目の決死の攻撃チャージドスラッシュ&勇者カリンの中衛回復職起用。

 作戦名「ピッケルバーサーカー作戦」 


 作戦は成功した。カリンの回復は飛び、俺の命は文字通り首の皮一枚つながった。

 だが、しかしである。

 敵のダメージは左手一本分、隙を与えれば回復されかねない。


 これはピンチだね。わかっていたがさすが、銀髪魔族の兄貴だ。

 考えろ、考えろ、考えろ生き抜く手段を考えろ。遊び人とその仲間たちをフル活用だ。


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