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幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人は勇者PTの一員となる。
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遊び人PTは臨時PTメンバーを獲得する。

 結局冒険者の誰も助けてはくれなかった。

 こらこら君たちの仕事は困った人助ける尾が本質じゃないのか?

 俺たち猛烈に困ってんぞ!


 引くに引けずなぜか、表へ出てしまった俺たち三人。


 だが、歴戦の受付嬢は表へでてはこなかった。

 ただ単に俺たちを追い払っただけのようだ。

 ふう、命拾いしたぜ。


「カリン、シャル今の人と戦って勝てるとおもう?」


「そうね……無理ね。雰囲気だけだけど、レベル差、圧倒的戦闘経験値の差を感じたわ。」


「三人がかりでも一太刀あびせれるか、ところでしょうか?ラクーンは平和な街と聞いてきましたが、あんな強い人が受付嬢してるなんて……冒険者ギルドって怖いですね。」


「うん。でもドロップ品を売るのはギルド経由しかないんだよね?謝りにいきますか?」


 怒らしたのは、ほぼ俺だけど、シャルなんて何も悪くないけど、みんなで土下座しようよ?それがPTってもんだ。


 再度冒険者ギルドへ、入ろうとするが、あまりの威圧感に足が動かない。

 なんだこれ、俺もレベル上げれば殺気だけでこんなことできるのか?何らかのスキルか?。

 なんとか気合を振り絞り再度冒険者ギルドへ。


「ほう。いい根性をしてる。本当に死にたいらしいな。」


 謝りに来たのに殺されそうになってる。


「まあ、まてそう威圧するな、冒険者がいなくなっちまうぞ。商売にならん。」


 という声とともに、奥からおっさんが出てきた。

 またおっさんかよ。しかもどうやら歴戦の受付嬢よりも上役っぽい雰囲気を出している。

 出てきたおっさんは、いかにも元冒険者という風体。筋肉質な体に赤い髪をした短髪口には髭、ワイルドだろ~って感じだしてる。


 おっさんはおっさんではあるがただのおっさんではないことは間違いない、こいつも強い。


「話の一部始終は聞いていた。俺は冒険者ギルドラクーン支部の副ギルドマスターのラッシャーだ。」


 板前さんかな?違う副ギルドマスターだと?ちょい悪系おっさんが?やはりボッタくりギルドかここは。


「そいつの値踏みは適正価格だ。他の町のギルドにいってもその値段だ。まちがいない。」


「はい。私もそのように思います。冒険者ギルドには今後もお世話になりますし、ここは穏便にねがいます。」


 えっと、シャル本当に適正価格だったなら早くいってね。

 ただのクレーマーじゃねーか。

あと、穏便にもくそも、歴戦の受付嬢+それと同格以上と思われる副ギルドマスターの二人組だぞ。


 今の俺たちの敵ではないぞ??穏便に済ますしかないだろ。

 最悪アイテム全部献上だ。

 今なら勇者と聖者もおまけに着けるから四人でちょっと魔王倒してこいよ。


「ごめんなさい。どうしてもお金が必要だったもので、ついつい強欲になってしまいました。」


「そう、ピッケルが謝るなら私も謝るわ。ごめんなさい。あまりお金に興味がなかったものだから適正価格が今一わからなかったの。世間知らずでわるかったわね!」


 俺とカリンが全力で謝る。

 副ギルドマスターの助言もあり歴戦の受付嬢も事務処理をつつけてくれて、そのまま売却する。


「まあいいってことよ。命がけでとってきたドロップだ、少しでも高く売りたいってのは俺もよくわかるしな。だが、うちの受付嬢にかぎっては値付けを間違えることはない。覚えておくんだな」


「つーか、一日の狩りでこれだろ?お前らありえないくらい恵まれてるって自覚しろよ。相当幸運の高い奴がいるみてーだな。そこの男か??」


 ぎくり、そこまで見抜かれるとは……


「実はな、丁度お前らみたいなやつらを探してたんだ。」


 探さないで、僕らはあなたとは関係ありません。


「実は、ギルドで至急用意しなきゃならん、レアドロップアイテムがあってな、緊急クエストで10万Gの報酬出してるが、だれも達成できてないんだ。お前らチャレンジしてみないか?ちょうどランクはCレベルだ。金がいるんだろ?」


 風向きがかわった。


「レアドロップの収集ならお任せください。お金も必要です。でも俺たちにはほかにやることが……」

「そうね、やることがあるのよね!ああ忙しい忙しいわ。」


 カリンが合いの手を入れてくる。

 やることってなんだっけ?カリンさんわかります?俺はわかります。

 10万Gを20万Gにすることだ。


「とても美味しい話なんですが、今回はちょっと……」

「またの機会にね!」


「まてまて、結構マジで頼んでるんだ。もう一回表へでるか?」


 だてに副ギルドマスターしていない。脅しもうまいぜ。

 だが、脅しとわかっていれば屈しない。ギリギリまで威圧に耐えて報酬を引き上げてやる。

 すべては、ゴブリーヌ錬成資金の確保のためだ!

 今俺は錬成依存のせいで命を失いかけている?


「どうしてもというなら20万Gなら請負ますけど?どうですか?」


「本当に死にたいようだな。表へ出ろ、今度は本当に殺す。」


 歴戦の受付嬢まで価格交渉に参戦! 

 おう。ここは戦略的撤退だ。


「ぐははは。20万Gは出せん。依頼主からの報酬以上の額は出せない。赤字だ。だが、このクエストはなんとしてもギルドとして達成しなくちゃいけないんだ。どーだ、俺が一時的にパーティーに加わって、面倒な敵は倒してやる。俺は、お前らがもってる幸運を借りてレアドロップを狙らう。お前らは、達成報酬の10万Gと道中のドロップ品総取り、さらに副ギルドマスターの護衛のおまけ付きのクエストだ。これでどうだ?破格だぜ」


 このちょい悪おやじ……金にはうるさいが、仕事はしっかりやるタイプだな。

 楽して10万Gゲットだぜ。さらにもう一押しだ。


「わかりましたとっても急ぎの用があるんですが、しかたありません。そちらは後にしましょう。その代わりあなたは、道中このカリンの鍛錬をしてくれませんか?」


「そちらの嬢ちゃんか、いいだろう、契約成立だ!明日の朝ギルド前に集合しろ、行程は行きに、一日はかかる、狩り自体何日かかるかわからん、一週間程度の野営の準備をしておいてくれ。」


 えっ聞いてないぞ。

野営だと……キャンプとか虫が嫌いなんだって!

 10万Gじゃ割に合わないぞこのクエスト……


 こうして、副ギルドマスターのラッシャーが一時的に仲間になった。

 さあ、カリン覚悟を決めろ、明日からはラッシャーによる特別訓練の開幕だぜ。

 勇者なんだから試練を乗り越えろ。俺はお前のお父様の様に甘くないぞ、実戦で強くなれ。それが望みだろ?


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