↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人は勇者PTの一員となる。
PR
22/77

遊び人は勇者PTの一員となる

 装備が整った、これで一端の冒険者となれる。


 初めてのパーティープレイだ!

 マイケルとは、とてもじゃないがパーティー狩りとは言えなかったからな。


 でも、どうやって、パーティって組むんだ……遊び人の俺としたことが、ナンパなんてできっこない。


 冒険者ギルドに行ってみると、掲示板にパティーメンバー募集の欄があり、結構な数の募集があった。

 これなら俺も……仲間に入れてもらえるPTが見つかるかも。


 例えば

「レベル10以上の回復職募集」

「臨時パーティークエストNo15ドラゴンの巣捜索隊メンバー レベル30上必須」

「レベル1の新人戦士です。誰かパーティーにいれてください。」

「職業不問 レベル10上女の子募集」


 うむむむむ。応募できそうな募集もたくさんあるにはあるのだが、見ず知らずの人間に身分をさらけ出すのはリスキーだ。

 何せ俺は謎の遊び人だからな。

 

 あいにくお友達になったBランク冒険者の雷剣のサンダーさんも不在だ。これは詰んだか?


 身分をさらけ出した挙句にパーティー断られたりしたら目も当てられない。


 困ったときの、マイケルおじさんだ。

 宿屋に引き返し、せっせと宿の掃除をしてるマイケルを捕まえる。

 むしろマイケルと正式にパーティー組めればいいんじゃないか?


 俺が近づくや否や。


「断る! 転生者とパーティーなんぞ組んでたらいくら竜の涙があろうとも命がたりん。」


 流石マイケルさん、伊達にケチと呼ばれていない。

 まだ、此方がしゃべってすらいないのに鋭い先制攻撃。

 此方に攻撃の隙を与えない鉄壁の防御力だ。

 その能力魔族戦の時に発揮しなさいね。


「ひどい……まだ何も言ってないのに」


「本音でもある、冒険者ギルドのパーティー募集に応募してみたか?断られるのがオチだからやめとけと伝える前にお前が宿をでちまっていてな。」


「転生者で遊び人だぞ。転生者ってだけで、正体が魔族につたわりゃ強くなる前に暗殺されてもおかしくないからな。それにお前もう魔族殺してるだろ?情報が出回れば魔族に狙われるぞ……」


 ドラゴンも言っていた、転生者は魔王の天敵として伝説に残っていると……


「やはり普通の人じゃ受け入れてくれないですよね……ってことでマイケルさん!僕には貴方しかいないんです。もう一度改めておねがいします!あと二つ竜の涙ありますから!」


 ここは押すしかない。


「って死ぬ前提じゃねーかよ……」


 勘違いするな、竜の涙はお前の頭部を利用した目つぶしアイテムだ。


「そんな不遇なお前にもってこいな話がある。つーかこれしかないからよく聞け。この前、魔族に襲われていた二人組の冒険者がいたろ?あの二人がパーティーの募集をしていてな。

ぜひお前とパーティーを組みたいそうだ。たぶん職業やらを話してもあの二人なら受け入れてくれると俺は思ってる。宿屋の店主の感ってやつだがな。どうだ?」


「是非!!!遊び人のプライドにかけて守り抜きますから是非!」


 マイケルらしくない美味しい話に、俺は迷うことなく乗る……大抵こういうときは後で後悔させられるんだが、気にしていられない。


 職業と転生の話は、していないとのことがネックだが、俺は命の恩人でもある。きっと受け入れてくれるはず。

 なにより大切なのは、二人とも可愛い子だってところだ。可愛いは正義だ。レベルも職業も関係ない、俺が強くなればいい!

 よっこれぞ遊び人の鏡。


「おお、さすが俺の見込んだ男だ!二言はないな?」


「はい。遊び人と転生者と愛剣ゴブリーヌの所有権にかけて!」


「よく言った。二人とも聞いたな?」


 む。む。む。今の恥ずかしい宣誓を聞かれていたんすか……


「ええ!」

「はい!」


 二人の嬉しそうな声がする。


「改めまして、職業勇者のカリンよ。よろしくねピッケル。気楽にカリンと呼んでくれる?あと、この前はほんとうに助かったわ、まさか魔族を倒すなんてね……」


「改めまして、職業聖者のシャルロットです、よろしくお願いしますピッケルさん。この前のご活躍本当にすごかったです、まさかおひとりであの魔族を倒してしまうなんて……マイケルさんを守ったみたいに私のことも守ってくださいね。」


「改めまして、職業遊び人で、転生者だったりするピッケルです。運頼みの戦い方してたり、転生してきたばかりで常識にかけることばかりで、お二人にはご迷惑おかけするとは思いますが、精いっぱいがんばりますのでよろしくお願いいたします。」


(職業遊び人で転生者ですって?どんなスキル使うのかしら??勇者として負けてられないわね。共に打倒魔王でがんばりましょうピッケル)


(職業遊び人で転生者ですか……魔族を倒した実力は本物なんでしょうか……ちゃんと確かめなくてはですね……信頼していいのでしょうか…ピッケルさん。どうか私たちの期待をうらぎらないでくださいね。万が一のときは……)


(職業、「勇者」に「聖者」だと!! ふざけるなマイケルゾンビーお前は俺に恨みでもあるのか。強くなるといった、誓ったが。この世界を守るレベルの話じゃない。自分と自分に係わる人の範囲で守る力が欲しいだけだ。この二人とPT組んだら魔王討伐ルート確定じゃないか?なんのために転生したと思ってる?俺はスライム専門ハンターとして生きるんだぞ。こんなの竜の涙2個で足りるか!とはいえ、……二人とも可愛い……一人で遊ぶよりみんなで遊んだほうが楽しいもんな、少しだけPTくんでみるか??嫌になれば抜けるなり追放されればいいんだし……兎に角がんばって強くならんと……)


とてもにこやかなマイケルがそこにはいた。


(がんばれよ若者!勇者に聖者に遊び人これは面白いぞ!)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。