↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人は幸運チートで異世界に転生する。
PR
12/77

遊び人は取得スキルを試してみる

ヒロイン登場まであと少し。

 さて体力も回復したところで、スキルを使用しながら狩りにでようではないか。


 最初に遭遇したスライムには、「物真似:アシッドサン」を使用

 今度は左手にに意識を集中する。ちゃんと左手から出てくれた。

 射出距離は5メートルといったところだ、普通のスライムより射程が長い!そりゃそうか。

 アシッドサンをくらったスライムは攻撃する間もなく爆散する。さようなら良きスライムよ。

 お前はスライムの水晶時価1Gを生むだけの存在となった。


 物真似は技のコピー、威力のほうは俺のステータスに依存するため、スライムより俺が使った方が強いアシッドサンが出る。

 発動は三割のはずだが、この発動率にはチート幸運が大きな影響を与えていると考えられる。

 だが、十割というわけにはいかないだろう、検証が必要だ。

 問題は、通常使用の倍となる消費MPだ。最弱モンスターとおもしき、スライムの技でMP10の倍MP20の消費はMP事情的に痛い。


 さらに次に出会ったのは、ウルフ。

 ワイルドが付いていないだけで、とても弱く見える。


 なぜお前が先に出てこない?親の仇をとる子供だったり?

 事情はともかく、とにかく死ね。


 物真似でワイルドウルフが使った「咆哮」を使ってみる。

 これはある程度指向性を持たせることができる音響攻撃だ、音を発する必要があり、何か叫けばなくてはならない。


『物真似:咆哮』


「咆哮おおおおお!」


 これパーティーとかではちょっと恥ずかしいよね。

 叫ぶ内容がなんでもいいのが救いか。中二病全開ワードでも考えておこう?


 見えない攻撃がウルフに直撃する、突進していたウルフだが、一気に減速し、苦しそうな顔となる。

 へいへい。きいてるきいてる!やはり隙を作ったり、突進を止めるのに重宝しそうだ。


 また少しだがダメージを与えているようだ。これは助かる。

 咆哮使用SP10  ごそっとSPを持っていかれる。

 技によってSPを使う場合とMPを使う場合があるようだ

 「アシッドサン」はMP20 「咆哮」はSP10といった具合。これを覚えておかないと命にかかわるな。


 「物真似」が再使用可能な30秒しないうちに、ウルフは立ち直り俺を探し始めるが一瞬目を離した隙に俺は木の裏に隠れている。


「物真似」が再使用可能となる。

 木にコソコソ隠れながら接近する。

 普段のウルフであれば、こちらの移動を音でとらえて気が付いていたかもしれないが、今は耳を痛めたウルフちゃんだ。


 5メートルの位置から『物真似:アシッドサン』を食らわせる。

 狙うはウルフの顔。見事に命中これで目が見えない、音も多分聞こえない、ただの餌となった。

 最後はゴブリーヌの一撃で見事に倒し切る。


 物真似さん、これは本当に神スキルだ3割発動というのがネックに見えたが、今のところ10割だ。

 俺の幸福が作用しているのだろう。余裕があるときにアシッドサンでも連打して発動率なんかについて、検証したいところだ。

 失敗する可能性があっても、隙がそこまで命取りにならない、先制攻撃には、もってこいである。


 さらにスライムと遭遇

 「威嚇」を使用。メタルスライムのごとく逃げて行ってしまった。

 これは、使い道が難しいある程度以上強い敵に使わないと逃げられてしまうし、強すぎる相手には効果がないだろう。



 つづいて、逃げ足の確認をする。

 いま逃げて行ったスライムを追いかける。


 レベル5になった俺の敏捷はそれなりに高くなっており、追いつくのにさして時間はかからなかった。

 追いついたが否や逃げ足を発動!スライムの正面へダッシュ。

 効果はない、そりゃそうだ逃げてないからな。


 スキル効果は、文字通りのようだ。

 横側に走る。これは効果がでた。1.5倍程度スピードが上昇している。

 そして最後は完全に後ろを向き、スライムから逃げる。

 うほほ!早い早いぞ。

 これが二倍速の世界!いまならワイルドウルフからも逃げれそうだぜ。

 およそスライムが見えなくなったあたりで効果がきれた。

 そしてSPもかなり減ってきた。もっと実験したかったのにい。


「マイケルさん、MPとSPがほぼ尽きてきました。僕のスキルどうでした?色々自分でも使ってみたんですがなにか、使い方なんかでアドバイスありますか。」


「ああ、物真似の発動率が異常に高いのが気になるな、その発動率で安定するならば、かなり使えるスキルとなるだろう、ただ、MPSPの消費が激しい点が難点だな。レベル5とは思えないくらいお前はスキルの活用がうまい。物真似で様々な特殊攻撃を獲得しておけば、後々約に立つだろう。積極的に攻撃を食らうがいい。」


 なんというドSなアドバイスだ……俺もどちらかというとSなんです、痛いのは嫌なんですが?


「ありがとうございます。それでMPの回復についてなんですが、もう少し検証したいのでお願いすることはできないでしょうか?」


 俺の知識欲がわいてわいてしょうがない。


「MPポーションというのがあるんだがな、店売り価格で10Gだ。ジョブによってはスキルで早期に回復させる手段もあるが、お前にはない。休憩するしかないだろうな。MPとSPの管理は生きる上での生命線だ無暗にスキルに頼るなよ。」


 ケチンボマイケルめ。ぼったくり宿で100Gくらいあっという間にかせげるんだろ??

 とはいえ10Gか、10万円か…出会って二日のマイケルに使ってくれと言われても俺なら断るね。断固拒否だ。


 っていうかMPポーションさん高くありません???この世界の物価どーなってんのよ。スライム10匹倒してやっと買える値段って……

 まあマイケルのことだ、ぼったくられてんだな!


 とりあえずなるべくMPSPを回復しやすくするには、何も考えず心を無にして横たわる。

 なんなら実際に寝るのが一番効率がいいとのこと。

 その間はマイケルが警護してくれる。


 俺は30分きっちり昼寝を決め込む。

 いつでもどこでも眠ることができるのも現代社会人の必須スキルだぜ。


 30分後おきてみるとMPSPが半分以上まで回復している。

 マイケルからの情報でも、完全脱力状態だと1時間で全回復といったところらしい。

 今回はマイケルがいたからいいが、一人でこれをやるのは無理だ。


 さて、狩りの続きだ!夜までに、もうレベル1上げておきたいのだ。

 そう、明日からはマイケルなし、スキルの連打は厳しい。

 もしくは冒険者ギルドやらで遊び人と遊んでくれるパーティーを募集しなくてはならない。



 その時である。森の奥から叫び声がする。


「きゃああああ、助けて!ジャイアントオークに捕まるなん不覚、このままじゃ連れていかれて……」


「カリン、すぐ助けます!諦めないで、なんとか魔法を詠唱しますから!」


 イベントが発生したぞ、なんだかやばそうだ!これは助けに行かなくては、女の子二人のピンチだ。



 ジャイアントオークというのがよくない想像をさせる。洞窟につれていって……描写省略的な行為だろ?


 さあ、立ち上がれマイケル!お前がいればこの森のモンスターなんて一撃のチンチロリンだろ?

 勇者マイケルと従者ピッケルの冒険はここからだ!

 俺もおこぼれにあずかるぜ! だが、マイケルは考え込んでいる。


「マイケルさん!マイケルさん!向こうからの叫び声きこえましたよね!助けにいかないんですか?」


「まて坊主、いまジャイアントオークって言葉があっただろ、あれはこの森には本来はいない……考えられる可能性がいくつかあるが、魔王軍の一群が森にいる可能性があるってことだ、俺たち二人で行って助けれるかわからん。最悪全滅だ。それより町に知らせて増援を呼ぶ方が確実かもしれない。あの二人には悪いが、町の危機だ。」


 今目の前でうら若き女の子二人が魔物の餌食にならんとしている……

 それを見捨てるっていうのか?


 「ぷっちーん」


 何かが音を立てずにぶち切れた、 俺の頭の血管だったわ。

 危うく無駄にMP消費してアシッドサンを、マイケルの顔にかけそうになる。


「マイケル、さっきから推測ばっかで、なに怖気づいてやがる!いいおっさんが襲われてる女の子見殺しにして、今後後悔しねーのかよ。子供の前で胸張っていきていけるのかよ。おめーは隠してるがかなり強いだろ。ここで一番強いお前が立ち上がらずに誰がたちあがるんだよ!お前は今日は俺のお守りだよな!男に二言はねーぞ。俺は今から特攻ぶっかけにいくからてめーは俺のこと死んでも守りやがれ!」


 女の子二人がピンチなのに助けないとかありえないだろ……


 仲良くなるチャンスじゃないか?ハーレム構築の第一歩だぞ。


 何寝ぼけてるんだマイケル?魔王軍なにそれ。強いの?



 言うや否や、俺は駆け出す。


 人生で初めて人の命がかかった場面に遭遇してしまい、実際俺も少し興奮してしまった。


 自分が傷つくだけならまだいい、マイケルにかなりしてやられたしな。

 だが目の前で助けれる命を助けない、死ぬとわかっていて見捨てる、そんな選択は現代日本人の俺にはないんだ。

 道徳の時間に、お友達の大切さは十分にならったぞ。


 二人を助ける!

 たとえこの世界の常識では町に救援を呼ぶ方が大切だとしてもだ!


 そもそも異世界=女性を助ける=王道=正義=勝利必定=お礼たんまり!


フフフハハハハハ

 

 頼んだぞマイケル!


 マイケルは何も言わずに走り出す。もちろん町へ!


 ではない、叫び声の聞こえた方に。そうして力強く宣言する。


「ついてこいピッケル!お前でもジャイアントオークの一匹くらいなら任せられる!一気に攻め込むぞ。俺は捕まったであろう、女を救う、それまでお前は敵の注意を引け!それからこれ飲んどけ!MPポーションとMP使用半減薬(非売品)だ。死ぬなよ転生者!」


 兄貴!ついていきます!もちろん一歩遅れてね。俺は決してマイケルを追い抜かないように必死で駆けた。

 実際追い抜けないけども……


本日あと二話更新できるか…


【※読者の皆様へ】


「面白い」「続きが気になる」と思ってくださったら広告下の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援していただけますと幸いです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。