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強い味方(ルシアータ視点)

新キャラ登場です


僕は神であるルシアータ。僕にはずっと昔から観察しているお気に入りの子がいるんだ。

名前は今世ではフレイリア。


今世で悪魔の呪いにかかってしまったみたい。ほんとに君は運が悪いよね。


今年で8歳になったみたいだね。おめでとう、祝いに行けなくてごめんね。


基本神様の仕事はほとんど使いがやってくれるから僕は暇なんだよね。


でも、神様は天界から降りたらダメだから、行こうとしたところを使いに見つかっちゃって行けなかったんだよ。ひどいよね。


8歳なのにずっと昔っておかしくない?って思うでしょう。それには訳があってね~。


彼女の人生はとにかく、凄まじいんだよ。ある女のせいで。

僕も手を焼いているんだ。彼女の人生を特別に教えてあげるね。他の人には秘密だよ。


一回目はとある乙女ゲームのヒロイン。

シナリオをガン無視して誰とも結ばれずに終わったみたいだね。好きな人がいたんだって。


二回目はある少女漫画の悪役令嬢。

いつの間にかヒロインよりもヒロインのようになっていた。

少女漫画のヒーローと結ばれていたよ。そのヒーローが前世の思い人だったんだよ。

ロマンチックだね~。この時からあの女が動き始めたんだよ。結ばれてすぐに彼女は死んでしまった。


三回目はとあるアニメのモブ。

またシナリオをガン無視して彼と結ばれていたけど、あの女がまた彼女を殺したんだよ。最低。


四回目はある恋愛小説の悪役令嬢の取り巻き。

取り巻きなんてせずに彼と結ばれていた。

けど身分が違いすぎたみたい。駆け落ちしようとしていたら途中であの女に見つかり殺されたんだ。

 

五回目は普通の世界。

病気にかかってしまってベットに伏せていた。

お見舞いと称してやって来た彼女に毒を盛られて死んだ。治る病気だった。

彼とは退院したら結婚しようと約束していたんだよ。


六回目も普通の世界。

彼に会う前に彼が病気で死んでしまい出会わないままあの女ひどいいじめを受け、殺されていた。


七回目から十回目は、あの女が国の王子である彼を殺して彼女に罪を着せて、処刑にさせていた。これが四回も続いたんだ。

見ていて気分が悪かった。ここらへんから彼女は暗くなってしまった。


十一回目はある少女漫画のヒロインだった。

ヒーローだった彼と結ばれる筈だったのにあの女が現れて彼と彼女を引き裂いた。

あの女のレパートリーがどんどん増えていって、僕はある意味感心した。ゲスだなぁと。


十二回目は普通の世界。

あの女が彼女に接触したのは最後だけだったけど、昔から手を回して彼女に過ぎた嫌がらせを続けていたんだ。

彼は交通事故で死んでしまった。引きこもりから帰ってきた彼女を屋上に呼び出して、彼女が大切にしていた乙女ゲームを落とした。

拾おうとした彼女をあの女は落としたんだよ。これが彼女に思い出させた記憶。


いつも彼女は死ぬときに僕のところに来るんだ。そこでいつも話をするんだけど彼女は凄い優しいんだよね。心が綺麗なんだ。


彼女には幸せになってほしくて、何度も過去の記憶を消して転生させているんだよ。

だから性格はずっと昔から変わっていないんだ。例え記憶がなくともね。


でも、毎回あの女が邪魔をするんだ。

一回目の時に何か彼女が気にさわったらしくて、二回目の人生からは毎回彼女に不幸を撒き散らしては殺しているんだ。


彼まで巻き込むなんて。というか彼も凄いよね。記憶はないみたいだけど彼女と何回も結ばれて。羨ましいなぁ。そのせいで死ぬのはやだけどさ。


ほんとにあの女は何者なんだろうね。

まあ、ゲスであることには変わりないんだけどさぁ。

僕あの女のことは全然わからないんだよ。転生させた覚えもないし。


我慢の限界が来た僕は、仕方なく彼女に前世の記憶を思い出させて、あの女から逃げることが出来るようにしたんだ。


ほんとはもっと後に思い出させる予定だったんだけど、悪魔の呪いがあるせいかポッと出の誘拐犯に殺されそうになってて、予定を早めて思い出させたんだ。火事場の馬鹿力もつけておいた。


今世の彼女はあの女に勝てる勝率が高いんだよ。早いうちから彼が側にいてくれてるみたいだしね。彼には彼女をしっかり守ってもらわなきゃ。


それに伝説の魔術も彼女達につけておいたんだ。そのせいで悪魔の呪いに振り回されているようだけど…ごめんね。

そこまで考えていなかったんだよ。取り敢えず頑張って!


あの女に勝ったら自動的にここに呼び出して、永遠に生まれ変わることの出来ない地獄に入るように設定しておいたんだよね。

だから安心して。来世からは安全だよ。


僕はずっと昔から君を観察している。

そんなことなかなかないんだけどね。君にはやっぱり幸せになってほしくて。


チートばっかりつけちゃったけど…でも、これだけじゃまだ完全に勝てるとは限らないと思って、あと一人助っ人を用意しておいたんだよ。


もう出会っているところかな。でもまだ彼女は記憶が戻っていないみたいなんだよね。困ったなぁ。


僕は君の味方だけど、君を助けることは出来ないんだよ。チートをつけることは出来ても。

でも、それもあと少しだよ。

僕、もう少ししたら神様をやめようかなと思っているところなんだよ。僕には弟がいるしね。


まあ、弟が許可してくれるかどうか分からないんだけど。そこは粘り強くいかないとね。


君に会える日が楽しみだよ。それまで頑張って生き残っていてね?





フレイリアちゃんには知らないうちにヤバい味方がついていたようです。彼ってもしかして…

お読みいただきありがとうございました。これからも頑張ります!

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