Episode:星と仲間、その1(白の惑星と砂の惑星)
「スーツって3種類あるのですね、紺と黒が一着づつと緑が三着、何か違うのですか博士?」
「基本機能は同じじゃが、紺はスピードに特化しておる、黒はパワー、緑はスピードとパワーは平均じゃな」
「じゃあ俺はパワーを選ぶぜ!」
「さすが脳筋ね」
「んだと!」
「それなら私はスピードを試そうかな」と言い成神は紺色のスーツを手に取った。
「私たち女性陣はバランス型にしましょ!ちょうど三着あるしね。」
「では、スーツを着用して!、いい今回はバラバラに飛ぼう!康美さんは誰かと一緒に!」
「じゃぁ俺と飛ぶか!」の榊の声を聴き終わる前に「翔子さんと!」と康美は神原を指名した。
「そうでしょうね、そうなるわね。じゃ康美行くよ!」と言って神原は康美の手を取りフッと視界から消えた。
「あぁーあ、振られちまったぜ 」と言いながら榊もフッと消えた。
「じゃぁ御神さんどうぞ!」という成神の声に、御神は”いえ成神さんから”と先に譲った。
「それじゃお先に」といい成神も消え、成神の飛んだ場所を確かめたかのように御神も続いた。
「よっしゃー始めっか!、まずは今作ろうとしている道具の材料リストをっと!・・・ヒェーッスゲーマーキングの数だな、まぁいいか、のんびりやろう。へーぇ、順調順調っと。」
「康美!離れないでよ、ってナニアレ、洞窟?なんか光ってる、宝石かもよ!」
「翔子さん翔子さん、ミッションリストは?」
「そんなのアトアト、まずはお宝からよ!」
御神は成神にみつからないよう、でもできるだけ近い場所に飛んできた。「えっと成神さんの近くに飛んだはずなんだけど、何!”体が沈んでいく”、どうしよう!成神さん!」
「何だい?御神さん」
「たすけて体が沈んでいくんです、怖い・・・」
「大丈夫みたいだよ、僕も沈んだから、落ちても痛くなかったし、落ちた後で落ち合おうなんて!」
「冗談言ってる余裕ないです、ホントに助けに来てくださいね。」
「あぁ、分かった、場所はわかるから。博士じゃないけどスーツを信じて。」
落ちた御神のすぐそばにはもう成神はいて、御神にしゃがめと合図を送っていた。
御神は、すぐにその場でしゃがんで成神に問いかけた、「何かいるの?」
成神は前方を指さした「見て、どでかいドゴーラがいる、一万倍くらいの大きさだ 、それも2体いる。ボスかもしれない、命令して連れて帰ろう」「博士見えてます、あのドゴーラを連れて帰りますよ、何か別のスペシャルスキルでも持っていそうです」それは、異世界アニメの特殊のスライムの形状だった。
「じゃあ御神さんはそっちのドゴーラ、僕はこっちのネ、大丈夫命令しているから大人しいよ。一旦戻ろう!」二人はドゴーラに触れ研究所に戻った。
「・・・よしっと、・・・さてと、もう一回飛ぶけど、来るかい?御神さん」
「はっハイ、では、さっきと同じ場所で・・・」
「違う違う、2つの惑星の内のひとつ、白灰の惑星?ガリュー星だよ!」
「でっ、でもテストは?」
「えっ、なんともなかったろ、テストは十分だよ、さぁ手をつないで、飛ぶよ!」
「ハイ、つなぐさん」
「オイオイ成神!何勝手に惑星デートしてんだよ。」
「そういう事で、榊は二人を連れてもう一つの星を頼んだぞ、じゃぁ!」二人は消えた。
「聞いたか、お二人さんよ、俺はミッションリストと回収リストはクリアしたから、一旦戻るぜ!」
「ちょっと、まだよ!康美あっちにも違う色のものが・・・」
「翔子さんもう入りません」
「神原よー、星は逃げねーんだから、その辺にしておけよ。」
「翔子さん、私たちミッションリスト一つもやってないよ」
「いいのよ、また来れば、じゃぁ戻るわよ!」と言って、榊と翔子と康美も研究所に戻った。
「早かったじゃねーか、どうだったスーツの性能はよ?」
「まぁまぁね!」
「ホントか康美!」
「うん、まぁ、たぶん、ダ・イ・ジョブ・・・かも」
「じゃぁどうする、俺たちもすぐいくか?」
「冗談じゃないわよ、シャワーもしたいし、食事もしたいわ!」
「もぅ、めんどくせーな―、じゃぁ、2時間後に出発でいいか?」
「いいわ、それで、でっ、どこの惑星だっけ?」
「砂の惑星、リザッドだそうだ。」
「なにそれ、シャワーしても、また砂だらけじゃない、成神たちの方が良かったんじゃないの!」
「あぁ、あっちは白灰の星だそうだ、粉っぽいには変わりはねーが、灰より砂の方が良くねーか」
「私も砂がいいです、砂でいいです。翔子さん砂にしましょう!」
「じゃあ、いいわよ、砂の方で・・・2時間後ね!」というと、あっという間に2時間が過ぎた。
「よーし全員集合!みんな砂の惑星に向けて出発ダーッ」
「やけに張り切ってるわね榊!」
「なんだか悪い予感しかしないです。翔子さん。」




