秋の恋 ep39
そして時刻は過ぎ…13時。中等部にて。
玲那「お兄ちゃんはクレープ焼くのを任せるからね!」
陵「玲那こそ会計頼んだぞ?2時間頑張るぞ!」
玲那「いわれなくてもできるから!」
そこから私たちは、たくさん来るお客さんたちのためにクレープを焼いて売って、焼いて売ってをひたすらに繰り返した。
やっぱり子供連れの人がとても多いなと感じた。
そして1時間が過ぎた頃…
陵「もうだいぶ疲れたな…」
藤宮「お疲れさま。これ差し入れだよ。」
陵「助かるぜ…」
玲那「ありがとうございます!」
藤宮「陵。1時間クレープ焼き続けるのは疲れたでしょ?私変わるから。」
クラスメイト「玲那!私も会計変わるよ!」
陵「ごめんな…頼むわ。」
玲那「ありがとう!お願いね!」
そしてお兄ちゃんと私は休憩を取った。
陵「それにしても藤宮は良く分かってるな~サイダーが一番おいしいんだから…」
玲那「そう?甘いイチゴミルクのほうが好きだけどね。」
陵「あれは流石に甘すぎるんだよ…こっちのほうがすっきりしていいじゃんか!」
玲那「まあ炭酸はすっきりするけどさ…でも甘い炭酸が一番好き!」
陵「俺は甘すぎるのは苦手だけれどな。」
そしてさらに1時間が経ち、時刻は15時になっていた。
藤宮「2人とも。お疲れ様。」
陵「お前こそな。」
藤宮「私は良く家で作ってるから…」
玲那「家で作ってるんですか⁉すごいですね!」
藤宮「まっ…まあね。」
陵「照れてるんじゃないぞ~」
藤宮「照れてないし!」
陵「やっぱり藤宮はツンデレだな~」
藤宮「ツンデレじゃないってば!」
玲那「…」
この二人も少しカップルみたいだと思えてきた私だった。
そして陵達がクレープを焼いたりしていたちょっと前…秋は…
秋「もうそろそろか。」
来場者誘導の仕事をまかされてしまったので、私は校門のほうにいた。
そこで私はとある人物を見つけた。
秋「汐音!」
汐音「秋先輩⁉あなたも誘導係なんですか⁉」
秋「そう…なんだよね…一緒にがんばろっか。」
汐音「はい!」
そして汐音と二人で入場してくる人たちを校舎のほうへ案内していった。
50分が経過したころ、入ってくる人の数はだんだん少なくなっていき、仕事も少し楽になってきた。
秋「だいぶ人減ってきたね~」
汐音「そうですね…ちょっとずっと立ってて疲れました…」
そう話していた時、誰かに話しかけられた。
佐藤T「長谷。元気にやってるか~?」
秋「先生!どうしたんですか?」
佐藤T「いや差し入れで飲み物を買ってこようと思ってな。何がいい?長谷は…イチゴミルクでいいか。橘さんは? 」
汐音「私は…サイダーでお願いします!」
佐藤T「分かった。それじゃあもう少し待っててね。」
秋「ありがとうございます!」
そして数分後、先生が飲み物を買ってきてくれた。
秋「それじゃあ代金を…」
佐藤T「長谷には伝えてなかったか?飲み物代は学校から出すって。」
秋「そんなこと聞いてないんですけど…?」
佐藤T「すまんな!伝えるのを忘れてたよ。」
汐音「じゃあ先輩!人もいなくなってきましたし休憩しません?」
佐藤T「先生がしばらく交代するから二人は休憩してな。」
汐音「ありがとうございます!」
そして私たちは休憩をとることにした。




