表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/42

秋の恋 ep36

汐音「先輩!来ましたよ!」

秋「じゃあ帰ろっか。」

汐音「はい!」

そして私は先輩の文化祭について聞きたいことがあったので、聞いてみた。

汐音「先輩?」

秋「どうしたの?」

汐音「先輩って文化祭回る人はもう決めてるんですか?」

秋「…」

汐音「いいにくかったらいいですよ!」

秋「その…今のところ一人なんだよね…」

汐音「なんでですか⁉回ってくれる人いそうなのに!」

秋「陵はほかの人と今年は行くらしいしね…」

汐音「その…藤宮先輩は⁉」

秋「藤宮とは親友っていうわけではないしね…今年は一人かも…」

汐音「そう…なんですね…」

秋「まあ私はそこまで屋台とか回るつもりもないしね。」

汐音「地域の人とか屋台やってくれてますよね~」

秋「去年は焼きそばが人気だったかな~」

汐音「男子とかめちゃくちゃ買ってたな…」

秋「汐音は玲那ちゃんと回るの?」

汐音「いや…なんか玲那もほかの人と行くみたいで…」

秋「まあ文化祭楽しもうね。」

汐音「その…先輩。」

秋「何?」

汐音「よければでいいんですけど…!一緒に回りませんか…?」

秋「…⁉」

その時、一瞬先輩が焦っているように見えたような気がした。

秋「別にいいよ…?一人の予定だったし…」

汐音「ありがとうございます!」

その後私たちは無事分かれ、家へと帰るのだった。

一方そのころ白石家にて。

陵「玲那。本当に汐音ちゃんと行かなくてよかったのか?わざわざ断って。」

玲那「それを言ったらお兄ちゃんだって!」

陵「お前と話し合って決めたわけじゃないのにな…」

玲那「兄妹で考えることが一緒だったとはね…」

俺は秋が汐音ちゃんと文化祭を回らないかと思って一度行かないと伝えたが…

まさか玲那も同じことをしていたとは…兄弟の絆とは怖いものだ。

玲那「けどこれできっと汐音と秋は一緒に回るよね!」

陵「秋はそうだろうけど…汐音はほかの人と回ったりしないのか?」

玲那「今まで私以外と回ってないからね…汐音は。案外大丈夫なんじゃないかな?」

その時、携帯に通知が来た。

個人チャット「長谷秋」

秋「無事文化祭回る相手見つかったよ~!」16:45既読

陵「それは良かったな。俺は汐音ちゃんか生徒会の誰かだと予想しとくぜ!」16:45既読

秋「正解!ということで汐音と回ってくるね~」16;46既読

陵「いってら!」16:46既読

メッセージを返した後、玲那に言った。

陵「汐音ちゃんと回るってよ。」

玲那「早いね~汐音は。」

陵「多分汐音ちゃんから言ったんだろうな。秋から言わない気がするし。」

玲那「汐音から言ってそうだよね~」

陵「だよな!」

そのころ長谷家にて。

秋「なんでだろう…?」

私は今、とあることで悩んでいた。

そのとあることというのは、汐音との会話についてだ。

一か月間一緒に作業している間も少しずつ会話をしていたが、昨日から特に、汐音と話すのが楽しみになっていることに気づいた。

暇なときに汐音のことをたびたび思い出し、次会った時に何を話すかなど、もはやただの後輩ではなく、仲のいい友達のような感じに思えてきた。

秋「なんだろうな…」

私はなにか言葉で表せないような不思議な気持ちになっていた。

そして私は不思議な気持ちのままねむりにつくのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ