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秋の恋 ep34

秋「持ってきたよ!」

そして先輩も一緒に拭いてくれた。

秋「だいぶ服濡れたね…着替えておく?」

汐音「いや大丈夫です!!」

秋「風邪ひいちゃうよ?」

汐音「それは…大丈夫じゃないです…」

秋「私教室出るから着替えな?体操服とかに。」

汐音「見ないでくださいよ⁉」

秋「私とそこら辺の男子高校生と一緒にしないでね~例えば陵とか。」

汐音[あの人もそういうとこあったのか…]

そう思いつつ、体操服に着替え終わり、秋先輩を呼んだ。

汐音「終わりましたよ~!」

秋「じゃあ入るね。」

そして先輩が入ってきて、一言。

秋「その体操服寒くない…?半袖じゃない…?」

汐音「正直寒いです…」

秋「じゃあこれ使いな?いやだったら使わなくっていいけれど…」

そう言って先輩が私に差し出してきたのは、先ほどまで先輩が着ていた上着だった。

汐音「その…いいんですか…?先輩も寒くなりません?」

秋「大丈夫ニットあるからさ。それか嫌だった?」

汐音「いや…先輩は大丈夫なのかと思って…」

秋「私の心配はしなくっていいよ!寒いでしょう?」

汐音「じゃあ遠慮なく…」

そして先輩の上着を着ると、寒さはとてもマシになった。

秋「どう?暖かい?」

汐音「あたた…かいです…」

先輩の服を着てからどうも人肌の温かさと、すごい服のいい匂いがして…本当に夢を見ているようだった。

そして私は思った。私は先輩のことが好きなのだと。

それなら文化祭で一緒に回りたい!と考えていた。すると先輩が、

秋「じゃあもうそろそろ最後の仕上げ終わらせちゃおうか。」

汐音「ですね!」

そして私たちは最後の仕上げを終わらせ、完成させるのだった。

秋「終わっちゃったね~何とか文化祭までに間に合ってよかったよ~」

汐音「いつでしたっけ?」

秋「一応11月の3日かな?」

汐音「今日って何日でしたっけ?」

秋「今日は10月の30日だよ。」

汐音[一週間切ってたんですね…」

秋「それじゃあしばらく会わないね~」

汐音「え…?なんでですか?」

秋「そもそも中等部と高等部が行き来しやすいとはいえ別だからね。」

汐音「じゃあ会いに行ってもいいですか!!」

私はいまとんでもないことを言ってしまったのではないかと思ったが、反応は予想外だった。

秋「暇だったら放課後とか話に来な?私割と暇だからさ。」

汐音「逆にいいんですか⁉」

秋「別にいいよ?まあたまに生徒会長の仕事とかしてたりするけど…」

汐音「それは暇じゃなくないですか⁉」

秋「大丈夫!仕事なんかたまにだから。あと後輩ともかかわっておきたいしね。」

汐音「じゃあ…帰りましょうか。」

秋「そうだね~それじゃあ。また。」

汐音「あの!」

秋「ん?」

汐音「よければ…一緒に帰りませんか?途中まででも全然いいので!」

秋「いいよ。陵も藤宮も方面違うからさ。」

汐音「本当にいいんですか⁉」

秋「じゃあ一緒に帰ろうか。」

汐音「はい!」

そして私たちは途中まで方面が一緒だったのでわかれるところまで行き、そこで別れ、帰った。


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