秋の恋 ep32
そのころ白石家にて。
私が動画を見ていると、お兄ちゃんが話しかけてきた。
陵「玲那?汐音ちゃんに伝えてほしいことがあるんだけどいい?」
玲那「何?」
陵「秋が避けてるっていうことと、理由を。」
玲那「理由言ってくれたの⁉」
陵「今日教室でな。どうやら生徒会長だからって気を遣わせたり考えごとを増やしてると思ってたらしい。」
玲那「なるほどね…了解!伝えてくるよ!メッセージで!」
そして私はすぐに汐音とのメッセージを開き、メッセージを送った。
個人チャット「橘汐音」
玲那「汐音?いま時間大丈夫?」16:40既読
汐音「大丈夫だよ。」16:43既読
玲那「秋会長は汐音から理由があって離れてたんだって!」16:43既読
汐音「理由…?」16:43既読
玲那「生徒会長だから汐音に気を遣わせたり考えごとを増やしてると思ってたんだって!」16:44既読
汐音「そうだったんだ…私勘違いしてた…」16:44既読
玲那「明日伝えに行きなよ!」16:45既読
汐音「ちょっと恥ずかしいから玲那そばで見ててくんない⁉」16:45既読
玲那「全然いいよ!」16;45既読
そして私は安心してその日を過ごした。
次の日の昼休み、高等部にて。
秋「ん?汐音?なんで高等部にいるの⁉」
汐音「その…ちょっと話したいんですけれどいいですか…?」
秋「いいけど…ちょっとこっちへ!」
そして私はみんなが普段使わない非常階段のほうへ連れて行った。
秋「それで話って?」
汐音「その…玲那から秋さんが私のことを避けていると聞いて…」
秋[理由か?どうやってごまかそう…]
汐音「理由も聞いたんです…!」
秋「えっ…そうなんだ…」
秋[きっと陵が玲那ちゃんに伝えたんだろうな。]
汐音「私別に秋さんがいるからっていやじゃないですし考えごとも増えてません!なので…その…今日からまた一緒にお願いできませんか…?」
秋「私こそごめんね。理由をごまかして離れちゃって…いやじゃないならお願い。」
汐音「ありがとうございます!それじゃあまた放課後に!」
秋「じゃあね。」
汐音「はい!」
そして私は勘違いをして離れてしまっていたことを少し後悔するのだった…
一方そのころ玲那は…
玲那[汐音やっぱり秋先輩に離れてほしくなかったんだね~このままくっついちゃえばいいのに!]
陵「あの二人もうくっつけばいいのにな。」
玲那「お兄ちゃん⁉」
陵「突然秋が走るものだからさ…気になるじゃんか…」
玲那「確かにそれもそうだね!」
陵「それでさ…絶対あの二人将来付き合うよな!」
玲那「きっとそうだよね!」
と。兄と一緒にお互いの親友の様子を見守っているのだった…




