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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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お米が安くなりました

 最近、最寄りのスーパーで日曜日になるとお米の特売をやっています。


 どのぐらい安いかと言うと、コシヒカリみたいな銘柄米が5キロで2000円以下。一時の半額以下ですね。日曜日限定ではありますが。


 思えば昨年の米騒動は本当におかしかった。最初から足りないことはないって言う声もあったのに、なんでか足りなくなって備蓄米を放出したり、外国のお米を輸入したり。


 面白がって備蓄米もカルローズも買いましたが、本音はやっぱり日本のおいしいお米を食べたいということ。


 平成の米不足の時は本当にお米が足りなくて、みんな必死でお米を求めてました。当時、うちは古いお付き合いのお米屋さんが量を確保してくれていたので足りないなんてことはなく、私がやはり面白がって買ったタイ米を1回だけ炊いたけど、戦時中の思い出がある両親、特に母親から、


「お米だけはちゃんとした日本のお米にして」

 

 と言われてそれ以来炊けませんでした。もったいないことに最後にはタイ米は捨ててしまったけど。


 今回も親戚にいただいたお米もあったし(米不足で足りないのではと送ってくれた)、北陸の友人L氏から毎年送ってもらってるおいしいお米もあったしで、全く不自由はしませんでした。どんなものか食べてみたくて上にも書いたようなお米も買いましたけどね。買わなくても足りるのは足りてました。備蓄米も売り場に余るようになってからですし、買ったの。


 パンやパスタやその他の主食も食べますが、やっぱり日本人にはお米が必要。それも日本の土地にあった日本人の口に合うお米が。ジャスミンライスやバスティマスライスだって市民権を得てますが、それもやっぱり日本のお米があってこそです。


 今、スーパーに行くとお米売り場に、


「値下げしました」


 の札を見て、確かに一時期よりかなり値段が下がってるのを目にします。


 そういや以前は研ぐのが楽だって一時期無洗米を使ってた時期もあるんですが、それもすごく高くなってやめてしまってたんだった。すっかりそういうことも忘れてましたが。


 お米を作ってくれてる農家さんを大事にするためにも、やたらとお米の値段を下げるのはよろしくないとは分かってますが、昨年のあれは、明らかに途中で自分だけ儲けようと隠してたのが、新米の季節になって急いで放出してるんだろうなと分かってしまう。そういう悪どいのはどうなってもいいけど、叩き売りみたいなのを見ると、それはそれで複雑な気持ち。


 これからもずっとおいしいお米を食べていくために、作ってる人を大事にしつつ、食べるこちらも高くて買えないということにないようにしてもらいたいものです。それが政治ってものじゃないのかなあ。


 それから、技術が進んで米粉もおいしくできるようになってるんだから、輸入小麦の小麦粉より、もっと米粉が出回ったらいいのになと思っています。できそうに思いますよ。

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