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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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どこどこまでも合わない

 昨日、久しぶりに父のお友達で今は私のお友達であるおじさん、Hさんが訪ねてきました。


 いつものようによもやま話をしていてドラマの話になったんですが、あまりに好みが合わずにちょっと笑うぐらい。合わなかったからといってどちらかが気分を損ねるというのではなく、好みというのはそういうものという話なだけなんですが、本当にここまで合わないとどうしてと楽しくなりました。


 最初は他のテレビ番組の話からだったんですが、Hさんは、


「いくら好きな人が出ていてもこの人が出てるから絶対見ない」


 と言い出したので、好きな人が出たら見たらいいのにと言ったら、


「いや、あの人ほんまに嫌いやから」


 というので笑いました。私だったら嫌いな人より好きな人を優先して、そちらは見ないことにして見るけどなと。


 その嫌いだという人が俳優さんだったことからドラマの話になったんですが、朝ドラ、Hさんはその時に嫌いな人が出ていたら絶対に見ないのは知っていました。そして今回のドラマもやはり嫌いな人が出てるので見ていないとか。私が今回のドラマはいまいちだと言ったら、


「そうか、見なくてよかった」


 と言ってたんですが、そこから今度は大河ドラマの話になりました。


 私は今の大河いまいちです。それでもルーティーンなので見ているんですが、Hさんは、


「今の面白いなあ、毎週楽しみ」

 

 と言うので、私も正直にいまいちだと伝えました。そしてある演出を巡って、私はあれはさすがにどうかと思うと言ったんですが、


「いや、あれがよかったがな」

 

 と全く正反対。それからこれまでの大河ドラマの話になったんですが、私が面白いと思う作品はHさんが嫌いで見るのをやめたと言い、私が面白くないというドラマはHさんが毎週楽しみで見ていたという感じ。


 いやいや、さすがにここまで違うのって不思議だなと思いました。だってそうでしょう、出来がよくないとみんながいまいちと言うのならまだしも、ここまで意見が分かれるのって、人間の感想って不思議だなあと思ったんです。


 ってことは、私の作品も面白いと思って読んでくれる方があり、その反対に全然面白くない、見たくもないという人もあるってことかも。


 できたら面白い、好きだと言ってもらうにこしたことはないんですが、そういうことも分かってるので特に気にせず自分が書きたいことを書いていますし、これからも書き続けていきたいと思いました。


 でも本当、今の大河も朝ドラもいまいちですよ。あくまで私の感想ですけどね、うん。

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