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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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水いぼの話

 私は普段あまり動画サイトを見ることがありません。ちらっとは見ますが、世間の人が見るよりは多分かなり少ないだろうなと思います。動画サイトよりテレビを見る方が多いのが主な理由だとは思いますが。


 全く見ないということではなく、今日も興味のある動画を何本か見ていたんですが、その時に右端に出てきたおすすめで、またつい見てしまった動画がありました。


「つい見てしまう動画・その一」

 

 で書いた、


「角栓取り」


 の動画です。久しぶりに見たなあ。


 あの先が黒い角栓がぷりっと出て、穴が開くのが面白くて。それでついつい見てしまうんですよね。


 ただ今回はそのことと関係あるようなことを、一つ思い出してしまったんです。


「水いぼ」


 ご存知でしょうかそういう病気でいいのかな、多分病気です。ウイルスで感染していぼみたいなのができるということです。私は多分小学校2年生だったと思いますが、その時にかかって病院へ行きました。


 その時にですね、水いぼの芯を取るのにえらいことほじくられたんですよ。もうその時の痛みとかは覚えてないんですが、泣き叫んだことは覚えてます。そしてほじくられた痕、右肩になんて言うんでしょうかね、皮は張ってるんですがその下、肉をえぐられたみたいにぺこっとへこんでるところが今でも分かります、そのぐらいほじられた。一番大きいのはそこですが、他にも右脇の背中の方とか、小さいので分かる痕が2つほどあります。何回も言いますが、そのぐらいほじられたんです!


 なのにその先生が、


「こんなんで泣いて、あんたこれ赤ちゃんの病気やで」


 って言ったんですよ。いや、肉ほじられたら何歳でも泣くだろう。

 

 その後もまだ水いぼはあったんですが、母が血まみれで泣き叫ぶ私を見かねて、自分で針の先を焼いて消毒して芯を出してくれてました。それもよく覚えてます。


 今調べたら水いぼの芯を出す用のピンセット、先が丸くて芯が抜けるようになってますが、もうずっと前、いつだった忘れましたが調べた時には、先が三角にとんがった道具、ピンセットだったかどうかも忘れましたが、そういうのが出てきて、そりゃこんなのでほじられたら穴も開くわなと思ったものです。


 他にも調べてたら、


「痛みを伴うので麻酔テープを使用することも」


 とか出てきたので、多分麻酔なしでほじられたらそりゃ泣くわと、今更ながらあらためて怒りがふつふつと……


 今は昔の物語で、おそらくその先生もすでにご存命ではにのではないかと思うぐらい過去の話ですが、


「ほじられたらやっぱり痛いわ! 今も痕残ってるわ!」

  

 と、もしもあの世で会うことがあったなら言いたいなあと、角栓取りしてる動画を見ながら思っておりました。

「つい見てしまう動画・その一」はこちらになります。


https://ncode.syosetu.com/n7477lo/261

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