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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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ホルス鎌田がいいんじゃない?

 日本のオランダ戦、オランダに1点取られて取り返して、また取られて取り返して2対2のドロー、勝ち点1点を分け合う結果となりました。


 その2点目、試合を見ていた時に私も、


「小川ようやった!」


 と、てっきり小川のヘディングがゴールしたと思ってたら、発表された名前は、


「鎌田」


 で、


「なんで?」


 と思っていたら、もうすでに多くの方も目に耳にしたと思いますが、


「小川のヘディングが鎌田の頭をかすって入ったゴール」


 でした。


 正直笑いました。そんなことがあるんだと。そして自分のゴールだと思って大喜びする小川をテレビカメラも大写し、もしかしたら小川本人も鎌田かすったと思ってなかったのかも。


 そのゴールを、


「鎌田の1ミリ」


 みたいに言っていて、これはもちろん前回大会のあの「三笘の1ミリ」になぞられてなわけですが、


「なーんか違うような気もする」

 

 と思ってました。


 確かにもう1ミリずれてたらまっすぐ飛んで止められてた可能性もあるわけですから1ミリでもいいんですが、三笘の時みたいにぴったりしっくりとはきてない気もする。


「もうちょっといい言い方ないかな」


 みたいなのがSNSで流れて色々候補が上げられてましたが、やっぱりどれもぴったりこないと思っていたら、今朝見つけたのに、


「これいいじゃない」


 と思うのがありました。


「太陽神鎌田」


 どうしてかと言いますと、エジプトの絵が出されていて、それが船の上に乗ったホルス神の頭に太陽が乗っかってる絵だったんです。


 めでたいじゃないですか、その太陽が勝利(引き分けですからね)を引き寄せたんですから、ぴったりだと思いました。


 そして太陽神もいいんですが、個人的には、


「ホルス鎌田」


 がいいんじゃないかと思いました。


 ホルス神は太陽神ラーと同一視されることもあり、頭に太陽を乗っけた形で描かれてることもよくあります。


 エジプトの絵画というのは、


「エジプト的写実主義」


 にのっとって描かれますので、多くの人が知ってるように、ぱっと見ると横向きで立ってるように見えます。細かいことを言うとちょっと違うんですけど、とりあえず横顔が浮かぶのではないでしょうか。


 今回の鎌田のよく見る写真、顔はほぼ横向きで鼻が見えてて、でも体は背中から見て肩のラインとかが見えてて横からの姿ではない。エジプトの絵画とよく似た形だなとあらためて思いました。


 うん、だから太陽神でもラーでもホルスでもいいですが、そっち方向で考えるのがかっこいいんじゃないでしょうかね。


 あまりにもオチ的な同点ゴールでネタとして扱われてることも多いですが、私個人はホルス鎌田を推します。

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