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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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ほんのモキチ

 今日の午後、ネットで2028年度前期の朝ドラの発表がありました。


「ほんのモキチ」


 著名な歌人、斎藤茂吉とその妻輝子さんをモデルとしたドラマです。


 一番に目を引いたのはヒロインの河合優実さんです。


「おっ、来たな」


 と思いました。この人はやると思ってましたよ、すごくいいもの。


 そして次に喜んだのが、


「脚本宮藤官九郎」


 これもうれしい。「あまちゃん」以来のくどかんです。あまり人気はなかったけど、私は大河の「いだてん」も好きでした。


 この二人は「不適切にもほどがある!」でも一緒に仕事していて、もちろん面白かったので期待期待大期待。もしかしたら阿部サダヲさんも出るんじゃないかとさらに期待は膨らみます。


 それと、私は最初に見た時、実は、


「ほんのキモチ」


 とタイトルを見間違えてたんですよ。いやいや、これは見間違えますよね。しょうがないですよね。それで、どういうお話なんだろうと続きを見て、斎藤茂吉夫婦と知ってから、


「あっ、キモチじゃなくてモキチか」


 と、やっと分かりました。


 実は斎藤茂吉については教科書レベルのことしか知りません。その代わりに息子の北杜夫さんが大好きで、小学校の頃からエッセイや短編をたくさん読んでいたもので、北さん経由でご両親のことは色々と知っていたりします。


 たとえば、斎藤茂吉が皇居で歌を詠むことになった時、お腹に虫がいて口から出てくるのでバケツを持って参内したという、なんとも父上の権威台無しのことも書いてありました。


 ご母堂については、戦時中に宝石を供出しろと言われたことがありました。大部分の人は隠して出してなかっただろうに輝子さんは本当に全部出して、国民にもっと出すようにと順位を新聞か何かで発表したらその結果、一位はどこぞの華族様だったか誰かでダントツ一位で、次の二位がどーんと数字は下がったけど輝子さんだったというのも読みました。そういうエピソードもドラマで出たりしないかな。


 他には「わけあって夫婦が別れてた」みたいなエピソードもちらほら。大体においては茂吉さんより輝子さんの方がエピソードをたくさん読んだ気がします。覚えてないだけかも知れないけど。


 間接的でもちょっと興味のあるご夫婦の話で、脚本がくどかんで、そしてヒロインが河合優実ときた日にゃ、


「見るっきゃない!」


 と、今から二年後を楽しみにしています。


 これを見るまでは死ねないので、私の寿命、2028年までは確実に大丈夫です。

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