表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
301/361

おいしいラーメン屋さんはきれいじゃない

 ちょっとラーメンの話題が出て思い出したお店があります。元々は、


「夏の暑い日にラーメンはありかなしか」


 みたいなことだったんですが、それで思い出してしまったんだからしょうがない。


 そのお店、はっきり言ってきれいなお店とは言いにくいお店です。決して不潔なわけじゃなく、きれいにはしてあるんですが、じゃあどうしてかと言いますと、


「どこもまっすぐなところがない」


 そんな建物なんです。


 私の行動範囲からちょこっと離れてるけど、何かあったら時々通る国道沿いにあるそのお店は、大学の時に友人においしいと聞いて行くようになりました。バイクで横を通るので気になってたんですが、知らずに入るにはちょっと勇気が必要な建物だったからです。


 ラーメン屋さんというか、そのお店の一押しはちゃんぽん麺です。


「大きなすり鉢」


 に入ってて、にんにくをトッピングするとものすごーくおいしい!

 

 山小屋のような建物の中は、カウンターが数席と、テーブルが三つぐらいかな。坂道の途中に建物があり、文字通りあっちこっち全部なんとなく斜めな感じです。


 あまりにおいしくて色んな人を連れて行ってます。うちの母親がラーメン大好きで両親も連れて行きましたし、親戚も友人も、本当に色んな人を連れて行ってますが、みんなおいしいとびっくりしてくれるお店です。


 もう40年ぐらいになるのかなあ、できて。いつからやってるか分からないんですが、年配の御夫婦二人でやっていて、確かそのぐらいと聞いた気がします。なのでいつも通る時にまだやってるかなと気にしながら通るんですが、営業中ののれんが出て赤ランプが回ってたらホッとします。


 前におじさんと色々話した時に、全部かどうか分かりませんが建て物もおじさんの手作りの部分がありるとのことでした。その頃ちょうどドアを作り直していて、そこだけピカピカの新品でした。


 いつも通る時には用事があったり営業してない時間なので、何年ぐらい行ってないかなあ。時々ものすごくあそこのちゃんぽん麺が食べたくなるんですが、なかなか行けないので「チャルメラのちゃんぽん麺」に真似して色々入れてそのお店風にして食べたりします。


 そしてこれからしばらくはちょっと行けないのは、


「エアコンがないから」


 です。


 いつだったかなあ、夏に行って暑くて暑くてダウンしそうになって、その時一緒に行った人と、


「今度は来るとしたら涼しくなってからだな」


 と話をしました。暑い日のラーメンという話題で、ふとそのことを思い出しました。


 今の時期のあまり晴れてない日だったらギリギリ行けるかなあ。でもあそこまでなかなか行けないし、秋に涼しくなったら行ってみようか。おじさんとおばさん、元気でやってるかなあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ