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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

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292/401

日本の海の危険

 いつものようにぼーっとテレビを見ていたら、いきなりこんな聞いたことのない単語が出てきました。


「クドア・セプテンプンクタータ」


 何かの呪文みたいですが、これ、


「ヒラメに寄生する寄生虫」


 の名前だそうです。


 フルネームはそれですが、略して、


「クドア」


 と呼んだりもするらしい。そうすると怪獣の名前ですな。


 ヒラメを生で食べることで感染し、食後数時間で嘔吐や下痢を起こし、軽症で終わることが多いみたいですが、それでも食中毒には変わりありません。おいしくお刺身やお寿司を食べた後、そういうのが待ってるのは嫌ですよね。


 寄生虫というと、


「アニサキス」

 

 が有名ですが、近年、このクドアも増えているとか。


 そしてもう一つ、こんなニュースも耳にしました。


「石川県の七尾市の海に、熱帯にいるはずのヒョウモンダコが現れた」


 このタコ、


「テトロドトキシン」


 を持っていて、刺されると最悪死に至ることもあるのだとか。


 この毒を持つ有名な魚はフグですが、フグは食べないとテトロドトキシンにやられることはないですが、ヒョウモンダコはうっかり刺されると命の危険があるので怖い。


 元々は熱帯にいるはずのタコが、近年の温暖化で北陸にまで来てるってことらしい。これから温かくなって海に行く人も増えると思いますが、今までの調子で海に行くと、こんな危険があるのかも。

 

 そういや、もっと南の海にいるはずの毒を持ったクラゲが日本に流れてくるかもというニュースも、以前見たことがあります。私もそんな怖いのではないですがクラゲに刺されたことがあり、ピリピリっとしたら皮膚に雷の通った後みたいに線が残ってました。命に関わるぐらいなんですから、そんなものは比じゃないぐらい痛いんだろうなあ。


 クドアは毒ではないですが、たまたま似たような時間帯にやっていたのを見たもので、気をつけてのつもりで並べて書いてみました。


 雄大な海の恵み、おいしいところだけいただけたらいいんですが、なかなかそういうわけにもいかないのかも知れないなあ。

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