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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

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288/406

とりあえずネズミに気をつけよう

 少し前にあった悲劇を思い出すような出来事が起きているようですね。


 クルーズ船の中である病気が広がり、数名の方が亡くなったとのことです。あったなあ、あったよなあ、そんなことと、日本人ならほとんどの人の記憶にあると思います。


 もしかして、またあんな時代が来るんだろうかとドキッとしたんですが、今のところはそこまで心配することはなさそうで、少しだけホッとしました。


 今回のこの病気は、


「ある特定のネズミから感染し、よっぽどのことがなければ人から人には感染しない」

 

 とのことです。


 最初に感染したらしい御夫婦が、ある国のバードウォッチングをする時に、そこで野良ねずみと接触した時に感染したんじゃないかと推測されています。ネズミから人には感染することがあるんでしょう。


 その後、感染者を看病したスタッフの人も陰性でしたし、今のところはそれ以上広がらないのではないかと言われてはいるんですが、ただもう一つ心配なのは、


「潜伏期間が長い」


 1週間から5週間ほどと推定されているので、最初にネズミから感染した人も、気がつかずに船の中でたくさんの人と接触してしまってたんでしょうね。


 そして、人から人に感染して、発病したら致死率が高い。症状が出るまでになんとかしないと、症状が出たら40~50パーセントの致死率って高すぎる。


 抗ウイルス薬で効果のある薬があるのが分かっているのと、人から人へはほとんど感染しないと言われているので必要以上に怖がるのもだめだろうとは思うんですが、あんな時期を経験してるだけに、やっぱり聞くとビクッとしますよね。


 日本では1960年代から70年代に発生報告があり、今はないと言われてますが、はしかだって一度は日本では絶滅したと言われていて、今またはやってるんですから、気をつけるにこしたことはない。


 とりあえずはネズミには触れないようにしよう。今できるのはそのぐらいでしょう。それから、どんなウイルスでも一緒ですが、家に帰ったらうがい、手洗い、顔洗いです。そして私は外に出る時はやっぱりマスクをしますよ。これから夏になって暑いけど、今まだ軽く気管支炎っぽくって咳が出てるんですから、大げさではないと思ってます。

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