表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  3月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

255/283

コアラとパンダ

 コアラもパンダはどちらも動物園の人気者で、そしてどちらもはっきり言って、


「偏食」

 

 です。


 コアラはユーカリしか食べないし、パンダは笹しか食べない。そう思われがちですが、実はパンダは他の物も食べられたりします。


 もちろん笹や竹が大好物ですが、リンゴやタケノコ、そしてパンも食べたりするんです。お誕生日とかにそういうのをプレゼントされているシーン、見たことがあるんじゃないでしょうか。

 

 反対にコアラはユーカリ以外食べないというか食べられない。たくさん種類のあるユーカリのうち決まった種類のそれも葉っぱしか食べません。そして同じユーカリばかり続けて食べると嫌になって食べなくなり、他の種類のユーカリがなければ餓死しても同じのは食べないという、


「偏食の中の偏食、キング&クイーン・オブ・偏食」


 じゃないでしょうか。


 そもそもパンダは肉食だったので、今でも食べる物がなくなったら、農家のヤギとか襲って食べることもあるそうです。その気になったら肉も食べられる。コアラと比べるとちょっと偏食度が下がりますよね。


 今は日本にパンダはいなくなりましたが、毎年ものすごくお金をかけてパンダのための笹や竹を運んでいるのを見て、


「いっそ肉食べさせた方がお互いのためじゃないか」


 そう考えたこともありました。

 

 大体、笹を食べるだけでは栄養が足りず、山ほど食べてほとんどはそのまま出してしまう。だからあれだけの量を食べないといけないんですから、


「あれ、肉もおいしいじゃん」

 

 と気がついたら、そこまで必死で食べなくてもいいし、パンダも幸せなんじゃないかと思ったりもしました。


 対照的にコアラ、こっちは本当にユーカリしか食べられなくて、しかもユーカリの毒を解毒するために、一日のうち20時間も寝ないといけない。ユーカリの他にこれ食べたらと言っても、そもそも食べられないんだから仕方がない。


 昨日、思い切り寝るだけ寝ていて、なんとなくコアラとパンダを思い出しました。動物園で好きなものを食べさせてもらって、寝てるだけでいいなあとか。


 そして考えました。


「コアラとパンダ、もしもなるならどっちがいいだろう」


 そして肉大好きな私は、肉の可能性を残してパンダかなと。


 それに、毒のあるものしか食べられないってつらすぎます。食べたら体がしんどいからきっと寝るんでしょう。


 コアラってなんでそんな過酷な生き方してるんだろう。なんだかすごく謎です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ