骨に刻まれた印
待ち伏せから数日が過ぎ、ストーンゲート砦は張り詰めた空気に包まれていた。ケイレインが最も信頼する斥候の一人、ブレナンは威圧的なシャドウ・ピークスへと送り込まれたが、まだ何の知らせもなかった。砦の壁の内側では、二重の巡回部隊と強化された警戒態勢が、まるで嵐の前の静けさのような緊張感のある沈黙を生み出していた。人間とゴブリンの間の敵意は依然として燻っていたものの、常に存在する危険な外部の敵という共通認識が、最もあからさまな形の争いを不承不承ながらも鎮静化させているようだった。
ケイレインとグラッカのぎこちない共同生活は続いていたが、火の試練――より正確に言えば、矢と剣による試練――を経て、その関係性にはわずかな変化が生じていた。戦場で強いられた協力の記憶が、二人の間の沈黙を、もはや壁というよりは、むしろ係争地のように感じさせていた。彼らは依然として異なる軌道上を動いていたが、今では時折、驚くほど摩擦を少なくして互いの道が交差することがあった。
この待機期間中、ケイレインは落ち着きを失っていた。シャドウ・ピークス周辺の地図を分析しても、そこが危険で人口もまばらな、どの王国も領有権を主張しない土地であるという評判を裏付けるばかりだった。そこは追放者や密輸業者、そして部外者に対して悪名高いほど敵対的な、ゴブリンと人間の双方からなる、何者にも縛られない山岳氏族の住処なのだ。彼が必要としていたのは、単なる地図ではなく、理解だった。粗雑な毒を使う熟練の暗殺者を雇うような者たちへの理解。そして、隣室に閉じ込められているゴブリンの視点から得られるかもしれない、そうした者たちへの洞察だった。
ある日の午後、続き部屋の閉塞感から逃れたいと思ったケイレインは、自分たちの塔の近くにある、ほとんど使われていない小さな武器庫で私物の装備を点検することにした。しかし、戸口で足を止めた彼は驚いた。すでにグラッカがそこにいたからだ。彼女は肉切り包丁を研いでいるわけでも、模擬戦をしているわけでもなかった。代わりに、低い腰掛けに胡坐をかき、彼がいることにも気づいていない様子で、手のひらにある小さな物体に一心に集中していた。もう片方の手には、細く鋭い先端を持つナイフが握られ、驚くほど器用にその物体から薄い削り屑を切り出していた。
好奇心をそそられ、ケイレインは静かに戸口に立ち、見守った。彼女が扱っていたのは、狩りか厨房から手に入れたと思われる骨片で、それをきれいにし、滑らかにしていた。そして、その表面に、骨の折れたような複雑な記号を、細心の注意を払って刻み込んでいた。たこだらけの指は驚くほどしなやかで、その作業は丁寧かつ集中的だった。それは、彼が戦場で目にした冷酷な効率性や、彼女が普段見せる軽蔑的な焦燥感とは全く対照的で、奇妙なほど穏やかに見えた。残忍で未開な獣という、人間がゴブリンに対して抱く固定観念とは、全くそぐわない光景だった。
数分間見つめた後、彼のいつもの自制心は、理解したいという欲求に負けた。彼は静かに咳払いをした。
グラッカの体は瞬時にこわばり、頭を素早く上げた。彫刻刀は今や武器となりうるものとして握り締められ、手はそれに寄り添っていた。それがただのケイレインだとわかると、瞬時の警戒心はわずかに和らぎ、いつもの用心深い無関心へと取って代わられた。「騎士殿」と、彼女は素っ気なく言った。
「邪魔をしてすまない」ケイレインは穏やかで、威嚇的でない口調で言った。彼は彼女が手にしている小さな物体を指さした。「邪魔をするつもりはないのだが、その彫刻が何を表しているのか教えてもらえないだろうか。あのようなものは、今まで見たことがない」
グラッカはかなりの時間、彼をじっと観察した。黒い瞳が彼の顔を探り、おそらく彼の動機を測っていたのだろう。それは風刺か?スパイ活動か?単なる人間の詮索か?それがどれでもないと満足したのか、あるいはその情報が無害だと判断したのか、彼女は骨片に素っ気なく頷いた。「道標だ」と、彼女はそれだけ言った。
「道標?」と、ケイレインは興味をそそられて繰り返した。それらは、燃え木やケルンのように道を示すために使われるには、あまりにも小さく、精巧すぎるように見えた。
「ゴブリンのやり方は、人間のやり方とは違う」とグラッカは言ったが、そこにはいつもの軽蔑はなかった。彼女は作業中のものを持ち上げた。鋭く、かみ合ったV字型の一組がその印だった。「これは『良質な水源が近くにあり、東に流れる』という意味だ」。彼女は隣のベンチから、別の、螺旋状の彫刻が施された完成品を手に取った。「こっちは?この先は危険な地形だ。落石注意」
彼女は、ゴブリンの斥候隊がこれらの小さく目立たない標識――骨や彫刻された木、時には特定の小石の配置――をどのように使い、そのシステムを伝授された者だけが知る目立たない場所に設置するのかを、簡潔かつ正確に説明した。それぞれの記号は、獲物の位置、敵の存在、自然の危険に対する警告、そして道の状態といった重要な情報を伝えていた。「氏族や斥候隊が違えば、印も異なる」と彼女は言い、ある印のわずかなくぼみを指し示した。「誤解を避けるためだ。敵に我々の道筋を読ませにくくもする」
ケイレインは魅了されて聞き入った。それは、地形そのものに組み込まれた、実用的で複雑な、完全なる沈黙の言語だった。それは自然界との密接な関係、注意深い観察、そして敵対的な環境で生き残るために構築された複雑なコミュニケーションシステムを物語っていた。ゴブリンの文化を混沌として原始的だと見なす人間の視点とは対照的に、それは何世代にもわたって受け継がれてきた組織力と共有された知識を示唆していた。
「それは…並外れた記憶力を要するな」とケイレインは言った。「全ての印、その配置、氏族ごとの違いを知るには」
グラッカは肩をすくめ、彫刻に戻った。「知識を得る。さもなければ、お前が道標の骨になる。それだけだ」。彼女の実用主義は疑いようもなかったが、その下には、必要性から生まれた紛れもない才能、芸術的な能力が垣間見えた。
そのやり取りは、ほんの数分で終わった。短い対話の窓が閉じられつつあるのを感じ、ケイレインはそれ以上質問するのを控えた。グラッカは細い線を一本描き終えると、すでに彼のことを意識の外に置いているようだった。「ありがとう」とケイレインは静かに言った。この状況でその言葉が口から出るのは、少し奇妙に感じられた。彼女は顔を上げず、ただ唸り声で返事をした。
彼は彼女の仕事の邪魔をしないよう、武器庫から身を引いた。短いやり取りを心の中で反芻する。道標。骨に刻まれた沈黙の言語。それはゴブリンの野外活動における些細な、ほんの一面に過ぎないのかもしれない。しかし、それは重要に感じられた。幼い頃から彼の記憶に刻み込まれていた、醜悪なカリカチュアの断片がまた一つ、剥がれ落ちた。グラッカは屈強な戦士であり、現実的な生存者であるだけでなく、深い専門知識の持ち主であり、必要性から形作られた独自の精巧なシステムと、ニュアンスのある芸術的表現を持つ社会の一員でもあったのだ。
一人残されたグラッカは、新しく彫られた記号を親指でなぞった。騎士の質問は予期せぬものだった。彼の好奇心は、いつもの人間の恐怖や軽蔑を伴っておらず、驚きだった。彼は目的と機能について尋ねた。実用的な問いだ。彼女は、それに答えることに何の抵抗も感じなかった自分に気づいた。もちろん、何も変わりはしない。彼は依然として柔肌で、重い金属と役立たずの名誉に縛られている。しかし、彼は完全に盲目というわけではなかった。おそらく彼は、物体そのものだけでなく、そこに含まれる技術をも認識したのだろう。小さな情報のかけらが、心の隅にしまわれた。彼女は別の骨片を手に取った。部下たちがついに慣れ親しんだ土地に戻る前に、刻むべき印はまだたくさんあった。やるべき仕事があった。




