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少女でリスタート  作者: 亀山
20/51

20 無一文からの脱出。

「はいは~い、おかえりなさ~い。収集した物を確認しますねっ」


 サブリーさんに獲ってきたものを渡す。ついでにクモさんの巣も。


 俺とアリスちゃんは無事街に戻り、ギルドに報告に来ていた。ギルド内に入る時フェリド君とすれ違った。フェリド君もちゃんと大丈夫だったんだね。良かった良かった。


 おじさんが安心しながら、待っていると。確認も終わったらしい。


「はいっ大丈夫そうですね~。あとウールスパイダーの巣ですねぇ。こちらは見つけるのが難しいですからねぇ。ギルドで買い取りますねっ!」


 サブリーさんは、はいっどうぞっと言って硬貨を渡してくれた。どうやらこれが報酬であり通貨だ。


 おお! 初めてのお給料だよ! やったぁ! でも銀貨五十枚って多いのか少ないのか分からないよ……。おじさんこの世界の通貨価値わからないよ!


 初仕事を終え、帰ろうかと思ったらアリスちゃんが行きたい所があるらしく、付いていく。


 そこはギルドの横にある建物だ。ちなみにギルドより綺麗でした。


 中に入ると、エミリーさんが居た。どうやらここがエミリーさんが、やってる道具屋さんみたいだ。


 へぇー……。なんかポーションみたいなのとか、見たこともない道具がたくさん置いてあるな。魔道具もきっとたくさんあるんだろうな。


 そうしてると、アリスちゃんはおねえさんであるエミリーさんを見つけると、駆け寄り抱き着いた。


「あらあらぁ~。アリスはまだ甘えん坊ねぇ~。アキラちゃんも来たんだねぇ~、いらっしゃ~い」


 エミリーさんに挨拶しつつ、中を見て回る。あ……服とかもあるんだ。下着は……銀貨三枚からか……。買っておこうかな? 綺麗な下着でおじさんもいたいからね……。この体だといがいとね……大変だからね?


 下着を物色していると、エミリーさんがアリスちゃん付で横にきた。あ、優しい感じの良い匂いがする。


 おじさんは、エミリーさんの風味を堪能しながら、硬貨について聞いてみた。


 ふむふむ……。銀貨の上が金で? 下が銅なのね。ちなみにお風呂屋さんは銅貨五枚。安いのか高いのかわからん・・・・・・。


 銅貨十枚で銀貨1枚。銀貨百枚で金貨一枚。なんかそんな感じらしい。おじさんはお風呂百回は入れる。清潔ではいられそうだな……。


 そんな感じでアリスちゃんとエミリーさんのお店を楽しんでいた。エミリーさんの道具屋さんには、横にまた別のお店がある。そこは主に洋服をメインでおいてあるらしい。今日はお休みだから閉まっていたが。


 その後、替えの下着を買って帰路につく。アリスちゃんはキャンディを買っていたようだ。ちなみに報酬は二人とも銀貨五十枚貰っている。クモさんの巣って結構高いのかな……? また会いたいです。


 お家に着くとジョイスさんが裏庭で本を読んでいた。挨拶を済ませると、普段着る分の服も用意していてくれたようだ。お金を渡そうとすると、気にしないでいいと言ってくれた。本当にありがとうございます。


 何着か洋服を頂き、収納していく。そしてお風呂屋に向かい汗を流した。


 ふうう……。なんだかんだ汗かいちゃったし、お風呂屋さんはやっぱり最高だね! 新しいシャツも結構薄くて楽でいいねぇ。なんとか生活できていきそうかな? 


 アリスちゃんと手を繋ぎながらお家に帰ってくると、エステルちゃん達が居た。


「お? みんな大丈夫? 体調はよくなった?」


 そう声をかけると、苦笑いしながらもう大丈夫だと言ってきた。


 おや? エステルちゃんどうしたんだい? 


 俺の事を見つめるエステルちゃん。目が合うと背を向けられた。おじさんはちょっとショックです。


 ショックを受けてると、カティアちゃんが近づいてきた。少し顔が赤い。


「アキラ姉……。その昨日はちょっと変な事言って申し訳ないっス……」


 ああ、カティアちゃん酔っぱらっても覚えてるタイプなんだね。まぁお酒の席だしね、冗談だっておじさんもわかってるから大丈夫だよ。


 ちょっと見つめていると、さっきよりも赤くなっていく。


 俺もやったことあるから、わかるよ。すごく後になって恥ずかしくてやばいやつね? おじさんお酒飲むけどそんな強くないからね。まぁまぁやらかしてたよ?


「ううん。大丈夫だよ? カティアちゃんの愛人なら喜んでなるよ~」


 笑顔で伝えた。固まるネコミミさん。あれ? 冗談ぽくいったのに。やばいやつか? この空気やばいやつか!?

 

 数秒後。エステルちゃんがダッシュで俺のところに来る。


「今のは……どうゆう事なの……?」


 あれ? 怒ってるよ? エステルちゃん怒ってるよぉ! でも可愛いよぉぉ!


 そんな心の叫びも空しく、どうなのよっ! と言われながら左右に揺すられる。これはたまらんと冗談だと伝える。


「じょっ冗談だよ! 苦しいです……エステルちゃん」


 助けを求め、カティアちゃんを見るが。いやっ自分も嬉しいっスけど! でもまだその! ネコミミさんは、あたふたした様子でいました。


 その日は、エステルちゃんが中々離してくれなくて大変でした。


 おじさんはとても嬉しかったです。


 

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