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ネコ  作者: 秋月心文


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3/9

乗馬クラブに入るとネコにモテる

以前、私は乗馬クラブで思わぬ特技を手に入れた。


ネコにモテることである。



乗馬クラブには、イヌやネコがいることが多い。

残念ながら、そこに捨てていく不届きものが少なくないからだ。


スタッフさんはそのたびに困っていた。

動物を捨てるのは、本当にやめてほしい。



……話がそれてしまったのだけど、

ネコは嗅覚で相手を見分けることが多いらしい。




乗馬クラブで飼っている(もしくはスタッフさんが飼っている)ネコは、当然スタッフさんからエサをもらっている。


ネコは、毎日エサをくれる人には、とても好意的だ。



乗馬クラブでは、会員さんもスタッフさんも、皆同じようなポロシャツを着て、皆同じようなキュロット(乗馬ズボン)を着用している。


キュロットにいたっては、会員さんとスタッフさんの区別などほとんどない。

会員さんは、スタッフさんのおススメを着用してるからだ。


ぶっちゃけ遠目で見ると、違いはわからないだろう。



馬というのは、結構匂いの強い生き物だ。

そして馬に乗ると、キュロットには強い馬の匂いが染みつく。


これは1回洗濯したくらいでは落ちない。

一度洗濯しても人が分かるほどの匂いだ。


嗅覚の鋭いネコには、相当強く感じるだろう。


そのせいか、1回馬に騎乗して戻ってくると、あれ?と思うくらいネコが懐いてくる。


たぶん

私の予想では、ネコは匂いでスタッフさんと会員さんを区別している。

馬に乗ったあとは、その違いが分からなくなる……のかもしれない。


だから、ひざの上にも乗ってくるし、撫でても嫌がらない。


猫カフェでは味わえない。

あれだけネコまみれになれたのは、後にも先にも乗馬クラブだけだった。



もし、ネコにガッチリ触れ合いたいと思っている諸氏は、ネコのいる乗馬クラブでの乗馬をおススメしたい。


きっとネコ三昧の時間を味わえると思うから……

 お読みいただき、ありがとうございます!


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