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右も左も魔女ばかり ~離島の魔法特区にある高専に入学した僕の想定外な日々~  作者: 於田縫紀
第11章 Spring has come……

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第257話 やっぱり今日も宴会だ

 僕らが夕食を食べ始めてすぐ、奈先輩、沙知先輩、美雨先輩、典明が帰って来た。

 沖縄県立博物館と美術館を見てきたそうである。

 ついでにその付近で買い物をしてきたらしい。


「ブランドの免税品店とかショッピングセンターもあったんだけれどね。ブランドものは高いですわやっぱり」


「食料品は悪くなかったですけれど」


 と言いつつ出してきたのは、コンビーフハッシュ袋入りが20袋、卵10個入り2パック、ケチャップ。


「大変申し訳ないのですが、オムレツにしたら美味しそうだななんて」


 はいはい。

 確かに僕もそう思ってしまいましたし、いいですよ。

 そんな訳でコンビーフハッシュのオムレツ、個人用に小さいのを作成。


 全員分で9個作った時、次の帰着者が。

 詩織先輩とルイス先輩だ。

 ルイス先輩は挨拶だけするとよろよろ出て行く。

 向こうの部屋の1人ベッドで寝るつもりらしい。


「詩織、ルイスどうしたんだ。疲れているようだったけれど」


「単に食べ歩きしただけなのですよ。これはお土産なのです」


 テイクアウトのタコライスが5パック出てくる。


「ただ食べ歩きくらいだと、ルイスはああならないと思うけれどな」


「単に沖縄にしか無いチェーン店を食べ歩いただけなのですよ。

  ○ A&W行ってハンバーガーを食べて

  ○ クライマックスコーヒーでパンケーキを食べて、

  ○ Jefでハンバーガーを食べて、

  ○ ブルーシールでアイスクレープ食べて、

  ○ ステーキハウス88でステーキのセットを食べて、

そうしたらルイスが限界だというのです。仕方ないのでタコライスをテイクアウトして帰って来たのです」


 うん、普通の人は限界超えているよな。

 ルイス先輩はよく頑張ったと言ってもいい。


「そんな訳で、私も御飯いただくのですよ」


 詩織先輩はそう宣言して、僕の分だったオムレツの皿をキープした。


「あと私のそばもお願いなのです。御飯はとりあえずタコライスで食べるのです」


 ゴーヤチャンプル、てびち煮込み、ソーキ煮込みが一気に減る。

 おいおい。

 食べてきたのはどこ行った!


 それにしても僕、完全に料理人になってしまっている。

 でもまあいいか。実はそれなりに楽しいし。

 そんな訳でそばを湯がいて1人分作って。 

 そのかわり僕もタコライスを半分程いただこう。


 そんな訳で、もうダイニングテーブルが一杯だ。

 なのでソファー側のテーブルに自分のを一通り置いて食べはじめたら。

 北米組と大先輩&エイダ・青葉組が全員一緒に到着だ。


「バスターミナルで一緒になったわ」


「あの夏とあそびにいくヨと恋物語とあずまんが大王と廻ったれす」


 何かよくわからない説明を聞いた気がしたけれど、気にしないでおこう。

 帰って来た6人は当然のように自分の皿を取ってくる。

 そして色々取って、こんどは空いている和室のちゃぶ台で食べ始める。


「取り敢えず人数分のオムレツと沖縄そばも作っておきましょうか」


「ありがとう」


 いらないの意見は無いので人数分だな。

 そんな訳で沖縄料理の第一弾が終わると、今度は甘いものと買ったものが中心の第2弾が始まる訳だ。

 サーターアンダギーとかブルーシールアイスとかスナックパインとか。

 でもこのスナックパインというのは面白い。指でつまんで食べられるなんてさ。


 そんな訳で今日も、なんやかんや夜は遅くなっていく……

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