表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祓い屋(物理)の日常  作者: とど
二章
22/63

episode 10 あなたは誰?(3)


「……残念だ」


 その瞬間、茶々とめぐるは大きく後ろに吹き飛んだ。一瞬のことで何が起こったのか分からなかった二人は壁や床へ強く叩き付けられ、痛みに呻きながらも顔を上げた。


「せっかくこっちが穏便に過ごそうと鬼怒田ささらに成り切ってやったっていうのに、どうやら口封じをする他ないようだ」

「……本性現しやがったな」


 目の前の“ささら”は笑っていた。二人を蔑むように、見下すように、とても本来のささらがするような表情ではない。


「ささら様は、どこ……」

「さあ。鏡の中に放り込んでやったが、今はどこにいるのやら。空気もない世界で死に絶えているか、怪異だらけの世界で食われているか……運良くまともな世界でも、ここに戻ってくるのは不可能だがな」

「……っよくも!」


 茶々が三枚の札を投げる。怒りに任せて投げたそれは、しかし正確無比なコントロールで一直線にささらに化けた怪異へと向かう。

 ところがその札が体に触れる前に、怪異はその右手を振って札を叩き落とした。そして床に落ちた札は、すぐさまぼろぼろになってただの紙切れとなってしまう。


「いいよなあこの力。鏡越しに見て欲しかったんだ。あの女は馬鹿みたいに殴ることしかできなかったみたいだが、私が有効活用してやろう」

「きゃあ!」

「うわっ!」


 再度怪異が腕を振るうと、その瞬間二人は床に磔になったかのように突っ伏した。何かの力で体中を上から押さえつけられ、ろくに身動きも取れない。

 何とか顔を上に上げると、近づいてきた怪異がささらの顔でにたりと笑った。


「ある程度外で浮遊霊に実験台になってもらったが、今度は君達に呪詛の練習台になってもらおうか」

「……!」

「この女の霊力は知っているだろう? さて、一体どうなることかな」


 ささらのおかしいほどの霊力の高さは間近で見てきた茶々が一番よく知っている。そんな霊力で呪詛を掛けられたら、たかだか数百年生きているだけの化け狸と霊力など殆どないめぐるがどうなってしまうかなど想像に難くない……いやむしろ、想定出来ないほどの事態に陥るだろう。


「まずはこのタヌキからだ」

「あ……」

「茶々!」


 絶望の色を浮かべる茶々に怪異の手が伸ばされる。めぐるが必死で彼女を助けようと体を動かそうとするが、押さえつけられている体はちっとも動いてはくれない。


「……ささら様」


 茶々が微かにそう呟いたその時――彼女の目の前に一筋の光が走った。



 


「な、あああぁぁぁっ!?」


 刹那、茶々に触れようとしていた怪異の手がぐちゃぐちゃに切り裂かれ、ごとりと床に落ちた。

 そして茶々の視界に、いつもの見慣れた背中が映った。小さくて頼りなく見えるのにいつも誰かを守ろうと必死になっている、彼女の背中が。

 茶々は思わず滲んだ視界の中で叫んだ。


「さ、ささら様!」

「無事だったんだな!?」

「……」


 背後で茶々とめぐるが声を上げるが、現れた人物――ささらは振り向きもしなければ言葉を返すこともしない。ただ無表情で目の前の、自分にそっくりな姿を見て短刀を前に構える。


「お、お前、どうして戻って――!?」


 腕を押さえ動揺した怪異にささらは問答無用で斬りかかる。何とかその切っ先を避けた怪異は残っているもう片方の手に力を込めて霊力を飛ばすが、しかしそれはささらに届くよりも早く刀によって切り裂かれ霧散した。

 腕だけではなく形のない霊力まで切り裂かれた怪異は思わず後ろによろめき、「何故だ」と信じられないものを見るようにささらを凝視した。


「私はお前と“同じ”はずだ! だというのにどうしてこれほど力の差が」

「……」


 再び何も言わずに、ささらは短刀を振るった。


「確かに……ささらはあんなに強かったのか?」

「羽斬の所為です」

「羽斬?」

「あの刀……かなり曰く付きの短刀です。前にも一度、あの刀を抜いて意識を乗っ取られかけてます」

「はあ!? あいつ大丈夫なのか!?」

「大丈夫な訳ないでしょうが!」


 めぐると茶々が何とか体を起こそうとしながらそう言い合っているうちに、ささらはどんどん怪異を追い詰めていく。避けきれずにぼろぼろになっていく怪異はささらの顔で大きく舌を打って素早く背後に跳んだ。


「く……ここは一旦引くしかない!」

「あ、待ちなさいっ!」


 怪異は血に濡れた顔を手で拭うと素早く身を翻して走り出す。そして事務所の入り口にあった鏡の前まで来ると片手を鏡へと伸ばした。

 鏡の中へ逃げられては追うことは出来ない。しかしささらの距離では鏡に入るまでに間に合わない。

 逃げられる、と怪異は安堵しながら鏡の中へと入り――掛けたその時、突如目の前に短刀が突き刺さった。


「……茶々を、兄さんを傷つけようとした癖に逃げるなんて許さない」


 ささらが投げた羽斬が鏡に突き刺さり、粉々に割れる。驚いた怪異が振り返ると、そこには先ほどの無表情とは違い赤い目を鋭く細めた、怒りに満ちた顔のささらが居た。


「悪霊っ、退散!」


 ささらが空になった拳を振るう。追い詰められた怪異は咄嗟にその手に向かって同じく霊力を込めた拳を向けた。拳が合わさる瞬間、バチバチっと大きな放電が起きお互いの手に痺れが走る。

 そうして今度は怪異の方が霊力を飛ばす。しかし羽斬がある時とは違いささらはそれを防ぐことが出来ず、腕で振り払おうとしたものの失敗し壁に激突した。


「ささら!」

「だい、じょうぶ」


 ささらがよろよろと立ち上がる。そしてそれを見た怪異は、今までの焦りを消して口角を上げた。


「やはりその刀がなければ大したことはないようだな。同じ霊力なら、コントロールが出来るだけ私の方が有利だ」

「……確かに、殴ることしか脳がない私ではあなたに勝てないかもしれない」

「ほう、潔く負けを認めるのか」

「負け? ……そんな訳ないよ」


 いくら霊力が多くても、ささらに出来ることは多くない。ささらが憧れた、何だって出来る姉とは違う。だからこそ、いつも周りの人に助けられてきた。

 向こうの世界の茶々が札作りが苦手な理由なんて、冷静に考ええればすぐに分かる。この世界の茶々は、ろくに札も作れないささらの為に頑張って上達してくれたからだ。

 茶々だけではない、いつも気に掛けてくれるめぐる、ひとりぼっちだったささらに手を差し伸べた柊、他にも今のささらの周りには色々な人が居てくれる。


「だから、絶対にこの居場所を奪わせなんてしない!」

「口で言うのは簡単だが、ではどうする?」

「助けてもらう! 羽斬っ!」


 ささらが叫んだ瞬間、鏡のあった壁に半分ほど刀身をめり込ませていた羽斬がひとりでに引き抜かれたかと思うと、それは真っ直ぐ宙を飛んでささらの手の中へと収まった。


「な」


 直後、再びささらの顔からすう、と感情が抜け落ち、その赤い目に暗い光が宿った。


「終わらせる」


 羽斬が動く。突然の豹変に気を取られていた怪異は、次の瞬間まったく反応も出来ずに鋭い刃に体を切り裂かれていた。

 あっけないほどに体中をずたずたにされた怪異はまるで積み木が崩れるように床へばらばらと崩れ落ち、そして黒い煙を上げて完全に消え失せたのだった。


「……」


 その一部始終を無感動に見ていたささらは、怪異が全て消えたのを確認するとくるりと踵を返し、ようやく術が解けて起き上がろうとしていためぐる達の目の前にやってきた。


「ささ、っ」


 妹の名前を呼ぼうとしためぐるは、しかし言い終える前に鼻先に刀を突きつけられて動けなくなった。硬直の原因は短刀だけではない。目の前にいる“それ”の圧倒的な威圧感で息も出来なくなった。


 少しでも気を抜けば斬られる。そう確信させるようなピリピリとした空気はどれほど続いただろうか。




「――なーんて、冗談だ」

「へ?」


 不意に体を縛り付けるような威圧感が消え失せ、目の前から刀が引いた。今までの空気は一体何だったんだと言わんばかりに楽しげににっと笑みを浮かべる“ささら”に、茶々もめぐるも目を白黒させた。

 

「斬らねえよ。ご主人サマはあんた達が大好きみてえだからな。恨まれて捨てられるのはごめんだ」

「そ、そうか……ありがとな」

「なに斬られそうになってんのに礼なんて言ってんだ。……さて、そろそろ俺はお役御免だな」


 そう言って、彼女は羽斬を鞘に納める。その瞬間ふっと空気が軽くなったかと思うと、ささらの体がぐらりと前に傾いた。


「ささら様!」

「危ない!」


 床に倒れ込むささらの体を咄嗟に二人がかりで受け止める。そうして彼女の顔を覗き込むと、ささらはくうくうと気持ちよさそうな寝息を立てて眠っていたのだった。


「……ったく、心配を返せよ」


 悪態を吐きつつもめぐるの目は優しく、茶々はそんなめぐるに笑いながら寝入るささらの頭をゆっくりと丁寧に撫でた。


「ささら様、おかえりなさい」




   □ □ □ □ □ □ □




「おい、起きろ」

「……うう、」

「起きろっつってんだろうが!」

「うわっ!?」


 突然の苛立ち混じりの大声に、眠っていたささらは驚くように飛び起きた。


「やーっと起きたか。まったく、寝汚い主人だ」

「え? え?」


 何が何だか分からない。目を開けたささらは、どこなのか分からない真っ白な空間に居た。周囲には何もなく、あるのは目の前に居る一人の男だけだ。

 肩までの真っ黒なざんばら髪、着崩したような着物と袴を身につけ、そして何より目立つささらよりも幾分か暗い赤い目。そんな特徴的な姿の、彼女より少し年上に見えるその男は呆れた顔をしながら腕を組んでささらを見ている。


「えーっと……失礼ですがどちら様で」

「どちら様とはご挨拶だな。お前の為に偽物をぶった切ってやったっていうのに」

「偽物を……え? も、もしかして……羽、斬?」

「おう」

「あなたが羽斬……あの、手から離れなかっただだっ子……」

「なんか言ったか」

「な、何でもないです!」


 何やら不穏な空気が流れそうになるのを察知してささらはぶんぶん首を横に振った。

 それにしても、とささらは改めて羽斬と名乗った彼を観察するように窺う。見た目はともかく、確かに口調なんかはあの鏡の怪異を斬った時と同じものだ。

 前に一度羽斬を使った時とは違い、今回は短刀を抜いた後にもささらの意識ははっきりしていた。だからこそ、逃げ道を奪う為に羽斬を手放してから体の主導権が戻っても即座に対応出来たのだ。


「……羽斬、さん」

「俺は物だぞ、敬称などいらん」

「じゃあ……羽斬。手を貸してくれて、あの怪異を倒してくれてありがとう」

「はん、当然のことだ。俺はお前のこと結構気に入ってるからな。その霊力も、このご時世に化け物退治なんてさせてくれるところも。だから次どっかに売り飛ばそうとしたら……その時は覚悟しろよ?」

「う、売りません売りません! だからまた何かあったら助けてください!」

「くく……弱気に見えてなんだかんだ遠慮がないなお前」


 羽斬は小さく笑い声を溢すと、一歩ささらに近づいて片手で頭を掴み目を合わせた。

 魅入られそうな怪しげな赤い目が、ゆるりと細められる。


「悪くない。だったら精々、俺を上手く使ってくれよ? ご主人サマ」




   □ □ □ □ □ □ □




「……あ」


 目を開けると、今度こそ現実だった。

 窓から朝日が差し込み、見慣れた部屋の中が視界に映り込む。ここは小学校でも白い空間でもなく……ささらの自室だ。

 一日しか空けていないというのになんだか妙に懐かしく感じながら、ささらは起きようと体を動かした。


「いっ、いたたたた……」


 全身が痛い。一昨日は小学校の霊相手に暴れ、昨日はこの世界に戻るまでに暗闇で色々なものに襲われ続け、そして帰って来たら来たで鏡の怪異と戦った。おまけに羽斬はささらの体でとんでもない速さで動いたりするので怪我に加えて筋肉痛がとんでもなかった。

 何とか痛みを堪えてよろよろと立ち上がる。そして自室の扉を空けると、そこには台所で朝ご飯を作っている茶々と、ソファで横になっているめぐるの姿があった。


「あれ、兄さん」

「あ、おはようございますささら様」


 どうしてめぐるがいるのかと首を傾げていると、フライパンを動かしていた茶々が振り返ってささらの元へとやってきた。


「ふらふらですが大丈夫ですか?」

「なんとか。兄さんはどうしてここに」

「それは勿論、ささら様が心配だったからですよ」


「……ん、ふああああ……よく寝た」


 ささらが茶々に支えられてもう一つのソファに腰を下ろすと、話し声で起きたのか前のソファに居ためぐるが目を擦りながら起き上がった。


「兄さんおはよう」

「あ、ささら、もう大丈夫なのか!?」

「うん。心配掛けてごめんね」

「偽物だとか目の前で倒れるとか、ホントに心臓に悪かったぞ……だがまあ、無事でよかった」


 めぐるが安堵したように大きく息を吐いて落ち着くと、「朝食はもう少し待ってくださいね」と茶々は再び台所へ戻っていった。


「それにしても、どうやって戻ってきたんだ? あの鏡の怪異の話だと戻ってくるのは不可能だとか言ってやがったが」

「ああ、それは……助けてもらったの。その、羽斬と……姉さんに」

「は?」

「めぐ兄さん、私……姉さんに会ったんだよ」


 ぽかんと口を開けためぐるに、ささらは別の世界で起こったことを話し始めた。

 この世界と似ているパラレルワールドに落ちたこと、そこではささらが存在せず、かがりが生きていたこと、その彼女の言葉に従ってこちらへ戻ってこれたこと。

 大まかに話し終えると、めぐるは肩の力が抜けたようにソファの背もたれに体を預けた。


「そうか、かがりが……ささら、よかったな」

「……」

「ささら?」

「ねえ兄さん、思ったんだけどさ……あの世界の姉さんが生きてたってことは、もしかしたら……この世界でも私がいなければ姉さんは生きてたのかな」


 ささらは心の奥底でずっとその考えが頭を過ぎっていた。自分さえ存在しなければ、かがりはまだ生きて、あの世界のように祓い屋をしていたのかもしれない。



『なんであの子が殺されなきゃ行けなかったのよ! あんたが! あんたの方が死ねば良かったのに!』



 考えても仕方が無いことだと思いながらも、どうしてもあの声が消えない。


「私……私さえいなければ」

「じゃあ、逆に聞くが」


 めぐるは否定も肯定もしなかった。表情を変えることもなく「例えばの話だ」と口を開く。


「もしお前の見た世界がささらとかがりが幸せに生きている世界で、そこに俺が存在しなかったら、戻って来たお前は『俺が居なければよかったのに』って言うのか?」

「っそ、そんなの言う訳ない!」

「だったら、俺もお前もかがりも……それにかなめも、全員が平穏に生きている世界だったら。お前は誰が悪いと思う、誰を殺せばその世界になるかと考えるのか?」

「……」

「それにお前が見た世界だって、本当にお前が居ないからかがりが生きていたのか? 他に違う部分は一つもなかったのか?」

「……違う。茶々も、兄さんも違った」

「お前が少し見ただけでそれだ。なら何が原因かなんて分からないだろう。それに……この世界はもうかがりが死んだ世界なんだ。もし仮にお前が消えてかがりが生き返っても、あいつがそれを喜ぶと思うか?」

「それ、は」

「……あいつは、かがりはお前のことを大事に思ってたよ」

「うん……でも」

「でもじゃない。それが分かってるんならお前は今あいつの分まで精一杯生きるべきだ」


「朝ご飯出来ましたよー……って、お二人とも何を話していたんですか?」


 しんみりした空気になっていた所に茶々が朝食の乗った盆を運んでくる。めぐるは「あー……」と少し言葉を選ぶように間延びした声を出すと、席に着いた茶々にささらが昨日別世界に行っていたという話を説明し始めた。勿論概要だけで、ささらの悩んでいたことについては何も言わなかった。


「へー、別世界のわたくしですか。どんな感じだったんですか?」

「性格はあんまり変わらない感じだったけど、札作りは苦手だって」

「ふ、そちらのわたくしはまだまだ努力不足のようですね」


 茶々がにこやかに笑ってそう言うと、元気の無かったささらも少し表情を緩ませた。


「ちなみにめぐ兄さんはね……なんと結婚してるんだって」

「え? 俺が……結婚?」

「実感ないですか?」

「そりゃあ俺自身じゃないしな。……ちなみに相手は?」

「聞けなかった」

「おい」

「まあまあいいじゃないですか。そっちのめぐる様と同じ相手と結婚するとは限らないのですから」

「ちなみに兄さん今彼女いないの?」

「居ないな」

「作らないの?」

「今は仕事とささらが心配で手がつけられないし……それに色んなやつと付き合ったけど、やっぱり初恋の人が忘れられなくてなー」

「え? 初恋の人? それってどんな――」

「ささら様、携帯鳴ってますよ」


 ささらがテーブルに身を乗り出して尋ねようとしたところで、ささらのぼろぼろの携帯が着信を知らせる。ささらは二人に断って立ち上がると部屋の隅へ行き、二つ折りの携帯を開いて電話に出た。


「はい、鬼怒田ですけど……おはようございます。……はい……え? えっとそれは……いや、そうなんですけど! あ、ちょっと待って下さい……え? ……。はい、すみませんでした」

「ささら様?」


 通話を終えたささらがふらふらした足取りで戻ってくる。そして彼女は、すとんとソファに腰を下ろすと、首を傾げている茶々に向かって思い切り抱きついたのだった。


「ど、どうなさって」

「うわあああん!! バイト無断欠勤でクビになった!!」

「……ああ」

「やむを得ない事情なら話せっていうけど、怪異に成り代わられてその怪異がバイトに行かなかったんですなんて言えないじゃん!」

「ささら、そんな馬鹿正直に言わなくても……」


 酷い風邪を引いたとでも言っておけばいいものを。めぐるは呆れながら茶々に泣きつくささらを見て、やっぱり本物は泣き虫だな、と少しだけほっとしたような気分になった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ