↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

275/511

遂に帝国へ。

何が待ち受けているのか?

 アルスランからマイダンジョンの転移を使って、都市ミズナヤのマイダンジョンに転移した俺達は、領主館に向かった。

(う~ん。やっぱりマイダンジョンには何か名称を考えよう。)


 領主館なのに名を名乗るとお隣さん状態で、「どうぞ。こちらへ。」と確認無しでいつもの応接室に案内される。

 途中、第2子を抱くミランダさんに女性陣は拉致される。

 まあ、第2子の子育て以外の刺激がほぼ無いミランダさんにとっては、皆の旅の話が楽しみなんだろうな。


 俺はいつもの応接室から、俺1人になった事から執務室に変更になった。

 デキる執事は臨機応変に対応出来るから楽だな。

 ……と、いう訳で執務室で領主のガイルさんと、旅の話をした感想が、「作り話ではない所が笑えるポイントだね。」と言われた。


「それは酷いよ。それなりに大変だったんだよ。」

「まあ、確かにそうだろうね。魔族が絡むクーデターを防ぐし、国の秘宝を取り戻し、黒幕の侯爵をボロボロにして全てを奪った後に焼き印を押して口を封じた上で放逐なんて。しかも、焼き印の一部が……、ぷへ! 笑いが殺せないよ。」

「これでも我慢したんだ。彼女達を侮辱したんだから、もっと重い物にしたかったんだけどな。」

「まあ、気持ちは分かるよ。」

「それで、何が有ったんだ。アルスランの冒険者ギルドに事告げを頼むなんて。」

「……実は、帝国から使者が来てね。それで、『学舎』について教えに来いという書状を貰って、どうしようかと困っている訳だ。」

「それ、完全に建前だよな。」

「そうだね。」

「リーナから聞いたけど、『帝国』という呼び名は、初代達に降り掛かった面倒事を初代達のリーダーに押し付けて、対価として、大陸中央の国の王配になり、その時に国の名を正式名称がそのリーダーの名前『庵鷺帝斗(あんさきていと)』から文字を入れて『アンブロシオン帝国(旧名ブロシオン王国)』になっただけで、他の4大国と同等の筈だ。だから、普通はこんな上位から下位にする様な事はしない。」

「そうなんだよね。しかも、これは完全にセツナ君達が狙いだよね。」

「そうだな。ガイルさんは領主だから行ける訳無いし、ユリアさん達は書類上は只の講師だ。そうなると、行けるのは俺達だけだ。」

「だから、困っているんだよ。」

「まあ、行くしか無いだろうな。」

「そう思って、行くと使者に伝えて帰って貰ったよ。」

「使者を寄越すくらいなら、そのまま学んでいけよと言いたいな。」

「そうだね。」

「そういう訳だから、悪いとは思うけど、行ってね。」

「分かった。」

「後これ。帝国の身分保証書だよ。向こうに着いたら、これを見せれば良いらしいよ。」

「分かった。正直、面倒くさいな。」

「まあ、頑張れ。」


 こうして、ガイルさんとの話が終わった頃に、ミランダさん達もお茶会は終わり、屋敷に帰り、2日のんびりした後に準備を整えて、アンブロシオン帝国へ向けて出発した。



 さて、旅行のルートだが、安全だけど遠回りな大街道か多少は危険な副街道のどちらを通るかというと、当然、多少は危険な副街道だ。

 多少は危険と言っても、普通の人基準だから俺達には関係無いしな。

 出発して3日目だが、既に俺達の馬車に連結している護送用の馬車は満杯だ。

 実は死体の処理が最近面倒臭くなって、全部を衛兵や冒険者ギルドに任せようという事になって、都市ミズナヤでのんびりしていた2日の間に、頑丈が売りの馬車を1つを購入して改造して護送用の馬車にしました。

 盗賊を殺すのはもう簡単過ぎるから、少しでも刺激になる様に捕らえる事にしたんだけど、3日で既に立てば30人が入る馬車が満杯になった。

 今日の目的地の街を目指している途中な訳だけど、やっぱり、外から見た「美少女」しか乗って居ない馬車は魅力的なんだろう。

 この3日間、俺は殆ど馬車から出ていないしな。

 俺は馬車の中で皆の下僕をしていた為に、外に出る時間が殆ど無かったんだよ。

 昼間は全年齢対象の全身マッサージを、夜はリンがラスボスに変わるという時間を過ごした。

 勿論、盗賊のアジトを吐かせ、お宝は没収した。


 さて、この3日間を振り返っている間に到着した様だな。


「ようこそ。ザカリアズの街へ。身分証を……はい。確認しました。それで、後ろのソレは?」

「途中で遭遇した盗賊です。それで、何処に届ければ良いでしょうか?」

「それでしたら、大変申し訳ないが冒険者ギルドに言って欲しい。」

「冒険者ギルドは何処に?」

「冒険者ギルドは、この通りを真っ直ぐ行くと最初の十字路の南東に有るよ。」

「ありがとうございます。」

「こちらこそ。盗賊の討伐ありがとうございます。」


 門番に挨拶をした後、俺達は冒険者ギルドに到着して、盗賊の討伐報酬等の手続きを待っている間に、宿屋の情報を聞いて移動する。

 冒険者ギルドの紹介された宿屋は運良く部屋が空いており、此所にした。

 俺達は冒険者ギルドに戻って、盗賊の討伐報酬等を貰い、街を散策する。


 ……やっぱり、美少女9人とガキ1人はチンピラホイホイになるのか、チンピラが釣れた。


「おい、ガキ。いい女を連れているじゃないか。」


暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。


帝国の帝とはのうんちくは地球での話で、旧名ブロシオン王国にはその辺りの知識もこだわりもありません。

ですので、単純に世界を救った英雄の名前を使った改名としか認識していません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。