イベント・ボス。(しかも、裏。)
決着がついたのか?
設定上の矛盾が有りましたので修正しました。
「これで駄目なら……」
「……」
「………………」
「……っやったぞー! 遂に倒したぞー!!」
「セツナ様、おめでとうございます。」
「やったー!」
「やり遂げたであります。」
「セツナはん。やったで!」
「セツナさ、凄いだ!」
「ボク、鳥肌が立ったよ。」
「セツナ、凄いのじゃ!」
「セツナ君。やったね。」
「刹那兄さん。神話の神様と肩を並べたね。」
上のダンジョンの出入口から、クオンが降りてきた。
「いやはや、凄いな。まさか……、倒すとは。」
「……叔父様。」
「いざという時は、私が封印するつもりだったが。」
「叔父様が、幾らダンジョン・マスターでも、無理だと思うのですが?」
「私は封印が得意なんだよ。」
「叔父様。どういう事ですか?」
「……良いのですか?」
「君達は信頼出来るよ。さて、私は確かにオウカの王族の1人『クオン』では有るが、魂は『神族』だよ。」
「まさか、叔父様!?」
「言っておくが、この『クオン』は、私が転生体として選ばなければ死産だった。」
「……そういえば、叔父様が産まれる1週間前に、不幸にも母体を強く打つ事故が有って数日苦しんだと聞いた事が有ります。」
「私は、本来産まれる筈の魂を消してきた訳では無いよ。」
「叔父様を信じます。」
「話を戻すが、私の神としての力が封印を得意としているという訳だ。」
「リーナ。クオンの言っている事は本当だ。」
「……知っていたの?」
「先程、リオンを交えて話した時に聞いたんだ。神族としての名を。」
「なら、言える事だけでも良いから知りたいわ。」
「私は、創造神エルドロード様によって後から創られた上位神だ。参考にしたのが、セツナとリオンの前世の世界の故郷の国の神話を元にして創られた。
そして、元になった神が封印を得意としていた訳だ。後、神族としての名は言いたくない。知らない方がリーナを守る事に繋がるからな。」
「……分かったわ、叔父様。」
俺は戦闘の終了を確認して、武装を解く事にした。
「鬼神封縛、龍紋白夜。……ふう。」
「刹那兄さん。もし、神話通りなら……」
「ああ。そうだな。確認するか。」
「セツナ様。何をするのですか?」
「ちょっと気になる事が有るから。」
「……はあ。」
俺は順番に八俣遠呂智の8つ有る尻尾を切っていった。
予定通りと言わんばかりに8つ目で、ソレが起きた。
ガッギィーン!!
「うわ!? 本当に欠けたよ。」
「おめでとう。刹那兄さん。」
「あの、セツナ君。何がおめでとうなの?」
「この八俣遠呂智は、俺達前世の故郷の国の神話に出て来る魔物を元にしてあるんだ。だから、神話通りなら、尻尾に武器が有る筈なんだけど、本当に有るみたいなんだ。」
「……そうなんだ。」
「よし! 出て来た!」
「ソレがそうなのでありますか?」
「ああ。前世の故郷の国の神話において、第1位の神剣だ。」
「何て言う名前なのじゃ?」
「この剣、いや、刀の名は『天叢雲』と言う。」
とりあえず、天叢雲はアイテムボックスに仕舞い、少し経つと八俣遠呂智が消失してドロップアイテムと宝箱が出現した。
(所で、創造神エルドロード様、何か言う事が有るのでは?)
(ごめん。まさか、あんな化け物になっていたとは。)
(もしかして、この地下空洞も別のダンジョンですか?)
(その通ーり。しかも、「裏」のですね。)
(なら、クオンのダンジョンから行く必要が有っか?)
(どうせなら、時間が掛かる事が必至の父親探しが面倒くさ……、いや、早く会わせたいって思ってたの。)
(今、『面倒くさい』と言う言葉を言い掛けていたよな?)
(ひゅー、ひゅーー。)
(吹けてないぞ。)
(まあ、良い。で、何だ、あのふざけた強さは?)
(そんな設定をして無い筈ですが?)
(……していない?)
(はい。)
(どういう事だ?)
(どうやったかは、判りませんが、このダンジョンに侵入して、イベント・ボスを弄った者が居るようですね。)
(ソレって大事なのでは?)
(まあ、私も全てを1つずつ見れる訳では無いからね。)
(……はあ。不運なイベントが向こうからやって来る未来が予測出来る。)
(まあまあ。私も出来る限りは手を貸しますから。)
(……、天上の方。『面倒くさい』と言う言葉から、ペナルティ。おやつとお小遣い3割減を半年に延長で。)
(承知しました。)
(待って。私、創造神よ!)
(創造神様の暴走が原因です。当然のペナルティかと思います。)
(私は、そうぞうしんだよ~。)
ドロップアイテムは、「眼」が8対、「牙」が頭1つに4本で32本、「蛇鱗」が64枚、1Mの魔血玉が8個、赤い魔宝玉が48個。
宝箱の中身が、謎の鉱石24㎏、謎のポーション8本、謎のポーション其の2が40本。謎のポーション其の3が56本、謎の木材が72本、白金貨が80枚。
って、九九の「8の段」か!?
(いやー、頑張りました。)
(天上の方。1年に変更ー。)
(承知しました。)
(いぃぃやあああああぁぁぁぁぁーーー!!!)
創造神エルドロード様のお仕置きが済んだ所で、宝箱の中身を鑑定してみるか。
謎のポーション
名称「ライフポーション」
効能=回復・治療系魔法でも受け付け無い重体にも使用可能で、四肢欠損を含め全てを再生し回復する。
謎のポーション其の2
名称「マナポーション」
効能=魔力完全回復。1人、1日に1本まで。
謎のポーション其の3
名称「エナジーポーション」
効能=体力が完全回復と全状態異常を回復。1人、1日に1本まで。
謎の木材
名称「エンシェント・エルダーウッド」
効能=神々の住居等から、神々の武器の一部として使用する世界最高峰の木材。
謎の鉱石
名称「神鋼鉱石」
効能=神々が使う武具の素材の1種。他の定められた鉱石と合わせる事で、神々が使う武具の素材になる。
「なんじゃこりゃあぁー!?」
「刹那兄さん、何を古き善き刑事ドラマの台詞を吐いているのよ?」
「これらを鑑定してみろ。」
「分かったわ。」
「……」
「なんじゃこりゃあぁー!?」
「な!」
「セツナ様、どんな鑑定結果が?」
俺は皆に鑑定結果を教えた。
皆、俺や璃音と同じ様な反応が帰って来た。
とりあえず、これ等はアイテムボックスに収納した。
そして、俺達は出来る限り、地下空洞を調べてクオンのダンジョンに戻り、宿泊させて貰った。
ダンジョンの中だから判んないけど、翌日
クオンに、「帰ったら、王族に伝えても良いか?」
と聞いたら、「しないでくれ。」と言われたので生存報告は止めた。
俺達はクオンに1泊の礼を言って、ダンジョン転移で送って貰い、馬車に乗り王城を目指した。
「……良い、戦い振りでしたよ、セツナ様。」
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。
日常コメディが不足している。




