星56 犯行声明
ニオ「ニオはね、ずっとステラちゃんと女の子な話がしたかったんだよ。さすがステラちゃん、他の子とは、一味も二味も違う経験! 剣の腕も異次元だけど、そっちの方も別次元だ! それで、その時の返事は!? どんな感じどんな感じ!?」
話が止まってくれない。
その時の返事は、とニオに聞かれても困る。
別に特別な事を言ったわけではない。
というかそもそも言葉にしていない。
ステラ「私は別に先生にしがみついて泣きじゃくってたから、何か喋ったとか覚えてないのよね」
ニオ「しがみついて! ぎゅーって、ええー。大胆!」
だって子供だったもの。
そう思うのだが、ニオの反応がいちいち大げさだった。ステラが話している事は、そんなに驚く事なのだろうか。
ニオ「そっかぁ、泣くほど嬉しかったんだね。ステラちゃんも女の子だったわけだね」
ステラ「私は最初から女の子だけど?」
どうしてだろう。
さっきからどこか会話がかみ合ってないような気がするのだが。
ニオ「そんなに先生が好きなんだー」
ステラ「私は普通に好きだけど?」
人として。
そんな会話をしているとふいに扉がガラリ。
ニオ「あっ」
ステラ「?」
ツェルト「な、泣いてないし俺平気だし。ショック受けたりなんか、してないし。うわあああああああ俺のステラが!! よしこれから先生ちょっと殺りに行こうそうしよう」
そしてぴしゃり。
ニオ「あーあ。ま、面白そうだから。放っておいても良いかな」
ステラ「えーと、ツェルトどうしちゃったのかしら」
ニオ「何でもない何でもない」
本当だろうか。
すごいショックを受けていた様に見えたのだが。




