表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/80

二の矢の狙いも的の外


「あと、もう一つお願いがあるんだけど……コレの種って売って貰える?」


 そう言ってトイヴォネンさんは、スイスチャードをフォークで示した。


「これも間違いなく売れるよっ!

 金持ちと繋がりのあるとこに卸してる農家とか、そもそも畑を持ってる名家とか、‥もしかしたらこの彩りだから、名家の庭を飾ったりとか‥‥」


「‥あっ…えっと‥‥」


「‥あ… やっぱり‥‥駄目?」


「いえいえ!! そーではなくって!!

‥‥ただ~~‥‥‥まだ露地で育てた事ないんで‥‥ 手間がどれだけ掛かるかどうか‥‥」



 なんせ、耐寒 耐暑 耐病 耐虫 全てまだ不明。


‥‥まぁ‥‥耐寒は強いだろうけどねぇ……元がビーツだし‥‥‥



「大丈夫、最初はお試しで売るし。それに手間を掛ければ育つんじゃない?」


「まぁそれは‥‥」


 そりゃ園芸植物みたいに手間を掛けりゃあだけど。


 あっ、ちょっと思い付いた。一旦 台所に引っ込んで仕込みを……




 …………………




「こういうのあった方がいいですか?」



「………これは……?」



「漬け物ですー‥‥育ったらこうなりますって見本になるかと思って‥‥」



……この世界に写真はないからねぇ‥‥ 生で持ってったら、街に着く頃には萎れてるだろうし‥‥


 因みに葉っぱも紫のやつは、色が出そうなので分けて詰めとります。



 トイヴォネンさんは色とりどりのスイスチャードが入った瓶をまじまじと見て…… 一つ仰った。


「……あの‥‥‥何でモリーユも入ってるの‥‥?」


「味を出そうと思って~‥‥」


「………因みにコレ‥‥ 材料は何‥‥?」


「え~と…野菜の他は、その乾燥キノコに‥‥ お水に水飴、お酢に塩と‥隠し味に醤油も少々‥‥ 後は干し肉も味出しに……」


「……水飴まで使ってるの‥‥?」


「あっ‥ハイ…」


「‥‥あのね? ……もう‥‥これは立派な高級品だと思うんだよね‥‥」


「‥え? ‥‥え~……」


「…見本にするには豪華過ぎるかな‥‥」




………ありゃ




‥‥‥じゃあしょうがない、シンプルなやつも作りましょ。


 え~と‥‥ お水と梅酢とお塩なら‥‥そこそこ美味しくなるかな?

 すみません二話前のお話、フダンソウからブレッタチャードに表現をチェンジしました。

 語呂がよかったし、カブも日本語だしこっちもいいかと思ってたんですけど‥‥‥ 流石に違和感が‥‥

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ