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《火ノ宮》──ラシュフェーニカ 3
《天空ノ塔》──天祈奏ノ殿の神官──《星ノ人格者》──テオラーダが、
古来より伝わる決め事に則りて、儀式を進める…。
織り重なるように、織り重ねるように…、紡ぐように──。
ラシュフェーニカは手首足首に百鈴──棒を軸に、幾つもの鈴を重ね合わせた楽器。
主に神社や神殿、宮殿で使われ、古来史には神々に王家が祈りを捧ぐ為に生まれたと伝えられるが、
いろんな諸説があり本当の所は不明。
しかし古来から伝わる、最古ノ楽器の一つ、とも呼べる──という楽器の一部──小さな鈴…、名を「百鈴ノ子」といふ──を付けて、大地の者達が鳴らす素朴ながらも壮大で荘厳な音、楽に合わせて舞い踊る。




