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巡りと試練と廻り 8
「想い、真実に繋がり届きし者ならば…。
きっと愛しき神々ノ試練を乗り越えてゆけることでしょう…。
神々は、乗り越えられない試練は課されないのだから──。
さぁ、ラシュフェーニカ、
こちらへ──
貴女がソノ想いを現実に繋げられるモノなれば、
きっと…、──”【道】を唱えらる”ことでしょう」
ソコでラシュフェーニカは大きく驚き、側に居たツェルヴィーと風蘭が大きく身体を揺らした。
ソレを見たテオラーダが、深く笑む。
「試練の先へ…──。
貴女が乗り越えられる者ならば。
きっと、十八代目カグヤ様のように…、貴女も【道】を唱えられるはず…。
貴女は火ノ神々ノ神託を聴いて、ココまでいらしたのだから──」
テオラーダはそう言って、ラシュフェーニカを見ながら、くるりと背を向けて歩き出す。
テオラーダが、ラシュフェーニカの目を見て、ふわりと微笑んだ。
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