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巡りと試練と廻り 7
テオラーダは両腕を広げ、天を仰ぐ。
そして大きな声で、はっきりと言ノ葉を紡いだ。
「全ては巡り巡り、あまねく生命は過去から未来へと巡りゆく──。
今の貴女の前には前世の貴女が。
今の貴女の先には来世の貴女が居る…。
美しき運命かな、生命の廻りよ。
貴女が十八代目カグヤとの出会いに何かを感じたなれば、
ソレはきっと過去──前世で何らかの大きな関わりや出来事があったからなのでしょう…。
愛しき運命かな、生命の巡りよ。
なんと、愛おしきことかな。
なんと、愛おしきことかな」
テオラーダが嬉々とした表情で言い、ラシュフェーニカは大気が喜んでいるかのように奮えているのを感じた。




