11/136
《天空ノ塔》へ── 9
*
“天空が、奮えた。”
負ではなく、喜びに…。
“星が、奮えた。”
しかし恐らく、ソレを感じられるのは、ごくわずかな“聴く”力、“感じる”力を持った者だけだろう。
私は感じた。
星の奮えを、天空の奮えを。
“天空が燃える”のが“見えた”──。
しかしソノ見えるというのもまた、物理的な視認出来るモノではなく、
また同時に、恐ろしいという意味を抱かせるモノでもないということを感じられたのは、きっとごくごくわずかな者達のみだろう。
そう、私はココで感じた。
テオラーダが長い長い青い髪を引きずって、小さな浮遊する大地の端にまで歩いてくる。




