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chapter53 選択の分岐点
犀田さんが鷹橋さんに釘を刺され、反論できない様子を見て、今後のことを話すことにした。
「えー、ぼくが考えてる方針はシンプルです。
以前も言った通り、この国から逃げようと思います。
ですが――今は無理なので、騎士たちに従うフリをしつつ、隙を窺い、折りを見てこの国から脱出するつもりです。
ここにいてもデメリットしかありませんからね。
一緒に来たい人は、心構えはしといてください」
そう声をかけると、みんなの顔つきが少し変わった気がした。
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