chapter41 従う者たち
「オレは彼の判断に従おうと思う」
カラスバさんが声を上げた。
「オレも速水さんの言うこと聞きます。魔法を使えるようになりたいですし」
鳥沢さんも元気よく続いた。
他にも、少しずつ頷く者たちが出てきた。
サギジマさんは腕を組み、唇を噛みしめながらも、覚悟を決めたようにぼくを見つめる。
カメオカさんは手のひらをじっと見つめ、魔力を集中させる準備をしている。
ヒョウヤさんは軽く拳を握り、意を決した表情で立ち上がった。
全部で十四人。彼らはまだ完全に理解しているわけじゃない。
でも、“生きるために従う”という意思だけははっきりしている。
ぼくはみんなを静かに見渡し、軽く頷いた。
「わかりました。まずは基本の動作と魔法の発動から始めます。
焦らなくていいので、みんなのペースでしましょう」
仲間たちは小さく頷き、それぞれの位置についた。
緊張しているのは伝わる。けれど、信頼してついてきてくれる覚悟だけは揺るがない。
ぼくは背中越しに、次の展開を思い描く。
よし、この調子なら次は戦闘の本番だ。
まずは従う者たちをしっかり動かそう。
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