【○月×日土曜日 00:13】
【○月×日土曜日 00:13】
「靴擦れしてるんだよな?消毒するから・・・後ろ向いてるから素足になってくれる?」
そう言って、神山くんは私に背中を向けた。
私は彼の背中を眺めながら、ストッキングを脱ぐ。
イケメンで紳士なんて、とても素敵だと思う。ここまで来たら純粋に彼と恋をしても素敵なのかも知れない、そう思ったけど・・・・。ドキドキと高鳴る胸が、そうさせてくれなかった。
既に私の脳内は、アドレナリンがフル活動している。
その気にさせた責任は、神山くんにもある訳だし・・・彼も、私に告白したという事は、そういう・・・
体を重ねていい対象としては見られているというわけで・・・・
このパッションを、止める必要はない!!っと私の脳が判断した。
私は、着ていたカーディガンを脱ぎ、チャックがおろしやすい様に、ワンピースのフックだけはずして神山くんの首に手を回した。
「谷山さん・・・・」
驚き振り返る彼に微笑みを向けて、私はベッドに倒れ込む様に体重を落とした。
「神山くん・・・・」
強請るような甘える声で、彼の名前を呼ぶと引き寄せられた神山くんは、私に覆いかぶさるようにベッドに肘をつく。
吐息がかかる距離に、神山くんの薄い唇がある。ムースでかき上げられていた前髪が、私の髪に重なった。
私は、少しだけ首をもたげ、彼の耳に唇をあてワザとらしくリップ音をたてると、神山くんの体はピクリと跳ねた。
目尻がほんのりと桜色に染まった神山くんは、そこはかとなく色っぽく。ムラムラとする衝動が抑えられない。
微動だにしない、彼のシャツのボタンに手をかけた時我に返ったように、神山くんは体を跳ねさせ上体を起こした。
「神山くん?」
目の前の彼は、イケメンなのに・・・・
どうして私は、生娘の帯を解いている悪代官の気持ちになるんだろう・・・・
教えて神山くん!!!!?




