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戦闘と救出

とりあえず洞窟に向かいながら対策を考える、いくら負ける気がしなくてもイレギュラーがいるんだ、もしかしたらがある。


にしても、魔法か、俺も一応空間魔法があるんだが、魔術と何が違うんだ?インストールされた常識を探ってみても情報は得られなかった。


魔術はこの世界に普及していないのか?それならこれが切り札になるかもしれないな…。


しかしまぁ、使い方が分からないな…魔法の方もあんまり使えそうな知識はなかった、空間系はレアだったのでは無いだろうか?


これだったら、使い方もインストールしてもらうんだったな、常識よりも今は空間系のスキルの使い方の知識がほしいな…。


悩んでいても仕方がない、こういうのはイメージが大切だってアニメや小説なんかでも言ってるし、臨機応変に対応するしかないな。


んー、結局なんにも対策出来ていない気もするが、しょうがないか、


対策を考えていると洞窟の近くまでたどり着いた。


あれは…見張りか?ここのゴブリンは頭がいいのか?いや、原因はあのイレギュラーか?魔法が使えるだけじゃなく、頭も働くのか。


そういや、あの女どうなったんだ?ゴブリンって言えば、女を捕まえて死ぬまで苗床とかじゃなかったか?


んー、集中しないと、現場の様子が分からないのは俺がまだ未熟だからか?他のスキルもそうだが、検証が必要だな。


とりあえず、あの見張りをどうにかしないと中に入れないからな。


見張りの周りの空間を固定して、そのまま窒息とか…か?できるか?


いや、窒息を待ってるほど今の俺は気長じゃない、適当に殴って殺そう。


作戦が決まったらすぐ行動に移そう。…少し雑かもしれないが、考えるのが面倒だ。


そう思い、思いっきり地面を蹴る。周りの景色が凄まじい速さで後ろに流れていき、気づいたらゴブリンが目の前にいた。


ゴブリンも驚いているのだろう、目を見開いているのが分かる。


かくいう俺も驚いてしまった、こんなにスピードが出るとは思わなかったのだ。


確かにこの世界に転生してから体が軽いとは思ったが、ここまでとは。


殴り殺そうと思っていたが、勢い余ってゴブリンに体当たりをする形になってしまった。


ードォォン


体当たりとは思えないほど大きな音が辺りに響いた。


「うぇ、汚ぇ…」


ゴブリンの血は緑色らしい、どうでもいいか。


ゴブリンは体当たりで粉々になったのか死体が見えない、中々のスピードで体当たりしたから、どっかに飛んで行ったのかもしれないが。


俺は無傷だ、体が頑丈なのだろう。


そして、生き物を殺したというのに、何も感じない自分に驚く、感情のショートはなかなかに深刻らしい。


それにしても、不味いことになったな。


音を立てずに倒そうと思っていたのだが、これでは、中にいるイレギュラーに何かあったと警戒されているかもしれない。


まぁいいか、俺がしたいのは力試しだ、正直いまの体当たりで、自分の身体能力の高さが分かった。


「さて、行くとするか。」


身体能力の高さは分かった、あのイレギュラーに遅れを取ることはないだろう。


中に入るとゴブリン達が待ち構えていた。


あれだけの騒音だったのだ、知性がなくても警戒するか、イレギュラーがいるのだから尚のことか。


そう考えていると、ゴブリン達が襲いかかってきた。


子供程の身長しかない緑色の生物が武器を持ってこちらに駆け寄ってくる姿は、とても恐ろしい。


しかし、恐怖は感じられない、まだ感情がショートしているのか、ただゴブリンを取るに足らない存在だと思っているからだろうか?


考えるのをやめ、目の前の敵に集中をする。


剣を持ったゴブリンが3体、右、左、正面と、攻撃を仕掛けてくる。


とても遅く感じられる。動体視力も良いみたいだ。


危なげなくバックステップで距離をとる、すぐさま弓を持っていたゴブリンが矢を放ってくる。


バックステップをしている途中だ俺はまだ空中にいる、このままだと矢を受けてしまう。


受けたところで無事かもしれないが、ゴブリンに攻撃を食らわせられるのは癪だ。


ぶっつけ本番だが、魔法を使うか、矢の射線上の空間を固めるようにイメージし、魔法を発動させる。


ーカツン


矢は何かにぶつかったように落ちていった。


成功した、自分の体から魔力的な何かが抜かれるような感覚はなかったが…もしかしたら魔術の方が発動したのかもしれない。


それにしても、統率の取れた行動だ、この世界のゴブリンは弱いのではなかったのか?


イレギュラーのせいだと分かってはいたが、悪態を付かずにはいられない。


考えている暇はないらしい。剣を持ったゴブリン達またこちらに向かってきていた。


反撃しないと、ダメだな…。


足に力を込め地面をける。先程と同じ失敗はしないよう注意する。


同じように景色が後ろに流れていく。…今度は相手が動いていることを計算に入れていなかった。先程と同じように真ん中のゴブリンに体当たりをしてしまう。


横の2体は風圧で飛ばされていた。飛ばされた衝撃で頭を打ったのだろう、首がおかしな方向に曲がっている。


失敗はしかだ、反撃と言う意味では成功だ。弓を持っていたゴブリン達が慌てている。


今度こそ失敗しないように足に力を込め地面を蹴る。今度は成功した、相手が動いていなかったからか、3度目の正直と言うやつだろうか?今度こそゴブリンの目の前で止まることが出来た。


そのまま呆然としているゴブリン達を横薙に放った蹴りが捉える。


サッカーのボレーシュートのように脚を振り抜き、3体の体を貫通する。


弓を持ったゴブリン達の体は上下に別れそのまま倒れて動かなくなった。


「ふぅ…」


一息付き、ゴブリンが使っていた剣を回収する。


刀身はボロボロで手入れされていないが、汚れるよりマシと考え、さらに洞窟の奥へと進んでいく。


奥では宴が開かれていたのだろうか、様々な果物や肉が置かれていた、そして、今回のメインであろう、あの高圧的な女が裸で吊るされていた、その下には釜があり、これから煮るのだろう。


戦闘音が聞こえていたのか、ゴブリン達は武器を構えていた、そしてその奥には杖を持ったイレギュラーがいる。


先程とは比べ物にならない数のゴブリンだ、しかしやることは変わらない、数を身体能力でおさえつける。それだけだ。


そう思い、近くの敵から倒していこうと構える。


しかし出鼻を挫くように何かが飛んできているのが分かった。その何かを躱しながらそのまま近くのゴブリンに攻撃をする。


今のはなんだ?透明な何かが俺に向かっていたが…魔法か?


厄介に思いながら、降り注ぐ矢を躱し魔法を躱しながら周りのゴブリン達を制圧して行く。


所詮数が多いだけか、こいつらのおかげで体の動かし方が分かってきたのは僥倖だ。


取り巻きのゴブリン達が倒されていくのを見てイレギュラーが慌てているのが見える。


しかし、もう遅い、イレギュラーの目の前まで跳んでいき、剣でそのまま首を撥ねる。


「ヤ…メ…マッ…」

「ん?」


何か言葉を発していた、しかも日本語だ。


俺以外にも日本から転生したやつがいたのだろうか?殺してしまったから真相は分からないが、鎧の男たちとは違う、明らな日本語。


このイレギュラーは日本から転生したゴブリンだったってことか?


殺した相手のことを考えても仕方がない、女を助けるとしよう。


釜に近づき火は何かに使えるかもしれない、消さずにずらして置いておくか。


吊るしている縄を切り女を下ろす。


女を地面に何も敷かずに寝っ転がらせるのはどうかと思うが、敷く物がないから仕方がない。


俺の服は貸したくない、そんなに優しい人間じゃないんだ、そもそも貸したら俺の服がなくなる。


ゴブリンで肉布団しなかっただけマシだ、火の近くに寝かせておく。


さて、なにかなにかないか、洞窟探索でもしますか。

ついに戦闘回です!かくのがとても難しいですね!戦闘シーンが上手くかけるようになりたいです!

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