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準備とランダム

「そっか俺は死んだのか。」

「はい、残念ながら殺されてしまいましたね」


殺されたとか言わなくていいと思うんだけど?まぁ事実殺されたし、なんだろう?思った以上に落ち着いてるな。記憶を思い出して、普段なら取り乱すと思うんだが。


「あまり取り乱しませんね?」


男も同じことを思っていたらしい、なにか心境の変化でもあったのだろうか。


「そう…ですね、自分でも驚いてます。」

「だいたいの予想は付きますが、大方、連続する精神的ショックから感情がショートしてしまったのでないかと」


なるほど確かに、家族が死んで彼女に裏切られて殺されたんだもんな、言われてみたらそれしか考えられなくなった。


「…話しずらいですね…」


そう言って男はいきなり光出しかと思ったら自分と同じくらいの大きさになって椅子に腰掛けていた。


「こちらの方が話しやすいですね」


そう、先程俺は、山と見間違えると表現したが本当に山のように大きかったのだ、どっかの大仏のように。


「こちらへどうぞ、立ったままでは大変でしょう」


そう言って椅子を指さした。


「あ、はい、ありがとございます」


ありがたい、そう思い椅子に腰掛けようとしたその時、突如として椅子が消えた。そうなると当然座ろうと後ろに体重を移動させていた自分の体はそのまま後ろに行き…


「やっぱやーめた」

「えっ?」


ドン、っと地面にケツを打ち付けた。


「いってて、、」

「あっははははははー!」


こいついきなり、なにしてくれてんだ。しかし自分は怒りの感情もショートしているらしい、苛立ちはしたものの別にいいやと直ぐに思ってしまう。


「いやー、ごめんねー堅苦しいのいやでさー、さっきまで丁寧な感じでやりきろーかなーって思ってたんだけどやっぱむりだったよ」


そう言って男は笑った。


なんとも言えない、そもそもこいつはなんなんだろうか?俺は死んだはずだ、なら、こいつは閻魔なのか?それにしては子供っぽい閻魔って言ったらもっと強面をの鬼かなんかを想像していたが。まぁ大体の予想はつく。


「あなたは何者なのですか?」

「僕?僕は君の世界の神様だよ!」


やはりか、俺はそう言った本なんかも読んだことはあるが、所詮フィクションだと思っていたんだが、まさか本当居たとはな。


「やっぱり驚かないね、まだ感情がショートしているのかな?」

「そう、みたいですね、」

「堅苦しいなー、もっと気楽に行こうよ?あ、座って座って」


そう言って椅子が現れた、神か、嘘ではないのか?しかし死後の世界にいて、超常てきなことが目の前で行われてるんだ。そう考えながら座ろうとして、


「…今度は消さないよな?」

「消さない消さないよー」


今度は消えなかった、この子供みたいな神はやりかねない。


「さて、それじゃー本題に入るよ!」

「…本題?」


死んだ俺になんの用だろうか、まさか、家族が死んで彼女に殺された俺が可哀想だから別の世界でやり直させてくれる…みたいな感じか?まさか、な。


「もしかして、可哀想だから、別の世界でやり直しさせてくれるとかか?」

「まさか!可哀想だなんて思うと思ってるの?」

「いや、」


チッ、分かってた、椅子を消して転ばせて笑っているような奴だ可哀想なんて思っているわけが無いか、それなら本題とはなんなのだろうか。


「それじゃ、本題ってなんだよ」

「そうそう本題だよ!話をずらさないでよー全くもう!」

「早く本題に入ってくれ」

「なんかいきなりトゲトゲしいね」


誰のせいだ!だんだんイライラしてきた、感情が戻ってきているのか?


「まーいっか、それでね本題なんだけど、君を異世界に転生させることになりましたー!」


ードンドンパフパフ


どっからこの音出てるんだ?いや、そんなことより、


「さっき違うって言ってたじゃねーかよ!」

「お、感情が戻ってきたのかな?さっき違うって言ったのは君が可哀想だから〜って所で、転生の方は否定してないよ?」


確かにそうだ、俺の早とちりだったって訳か、


「そうか、それで転生ってのはどうゆう事だ?可哀想って言うわけじゃないならなんでだよ」

「なんか冷めるの早くない?まだ完全に治ってないのかな?」

「そんなことどうでもいいだろ」

「おっ、そうだね、で、なんでかって言われると、まー、一言で言うなら、気分だね」

「気分か…」

「えらく冷静だね?さっきまでの君なら怒りそうな感じなのにね」

「たしかにな…」


そうか、似てるな


「俺は気分屋なんだよ」

「しってるよ!」

「ならなんで聞いたんだよ!」

「気分さ!」


いけない、完全にこいつのペースだ、いや、この場ではどうでもいいことか、それにしても、しってる?だと?


「なんでしってるんだ?」

「忘れたの?僕は神だよ!君の過去は全て知ってるよ!」


なるほどな、流石は神か、まぁいい。


「それで、転生のことなんだが」

「おぉ!そっだったよ!君が話をずらすからさー!」

「それは悪かったな」

「うんうん、もっと反省しろー!」

「いいから続けろよ」

「そうだね、まー、僕の気分で君は異世界に転生することになったわけだけど!転生と言っても君が望めばそのままの姿で行くことも出来るよ!」

「ん?それだと転移って言わないのか?」

「のんのん、1度向こうの世界で死んでいるから転移じゃなくて転生って扱いなんだよ!」

「そうか、ならさっさと転生させてくれよ」

「随分飲み込みが早いね?どうしてだい?」

「俺の過去をしってるんだろ?ならしってるだろ」

「つれないなぁ〜、ぶぅ」


そう言って不貞腐れる、はぁ…めんどくせぇ……。


「ま、いいんだけど、それで?そのままの姿で行く?それとも赤ちゃんからやり直す?」


んー、赤ちゃんからか…いや、


「このままの、姿で頼む」

「おっけー、君ならそう言うと思ってたよ!あ、そうそう君の体はあっちで完全に死んじゃってるから新しい体を作るんだけどゲームのキャラメイクみたいな感じで作れるけど、めんどくさいよね!」

「そのままって言ってたんだがな、作り直すのか」

「言葉のあやってやつだよー、それで君の好みに作ったから、まーあっちで確認してよ!」


勝手に作られてたらしいが、面倒なことは嫌いだから、こいつに感謝するか、、、いや、まてよ?こいつが作った体ってことは、もしかしたらとんでもない不細工ってこともあり得るわけじゃねぇーか!


「…見てくれは大丈夫なんだろうな?」

「安心してよ!僕の美的センスは神一だよ!」


心配だ、とてつもなく心配だ、が、こいつの気分がいい方向に向かうと信じよう。


「それじゃ!前座は終わりだね!ここからが本番だよ!」

「本番?」

「そう!君にはスキルを選んでもらうよ!」


スキル?…てことは俺が行く世界はファンタジー世界なのか?


「スキルか、何があるんだ?」

「沢山あるよ!」

「…」


どうやら面倒になったらしい、気分屋はこれだからめんどくさい、俺も人の事言えるわけじゃないが。選ぶのか、めんどくさいな、あーあれでいいか。


「空間系はないのか?転移とか収納箱みたいなの」

「あるよ!それでいいのかい?」

「あぁ問題ない」

「よし!おっけーだよ!前座より早く終わったね!」


前座が長すぎたんだよ、お前が変なことばっかりするから。…俺が勘違いしたりもしたけど。


「あとはデザートだね!」

「デザート?」

「そう!ま、デザートって言ってもランダムなんだけどね!」

「なんだそれ、ランダムってどういうことだよ」

「うんうん!それはね!なんと!あっちの世界に着いたら自分のユニークな個性が!発現するんだよ!」


ユニークな個性?そう思っていると神が続けて言う。


「完全ランダムで、僕も把握してないんだよ!もしかしたら魔王になっちゃうかもね!それくらいにランダムなんだよ!」

「魔王?いるのか?異世界に?」

「もちろん!でもまー、そんなの発現するのなんて滅多にないよ!発現したらしたで、僕が裁いちゃうぞ☆」


ーゾゾゾ


とてつもない悪寒が俺を襲った、息が一瞬止まり、心臓が激しく脈打っている、慌てて息を吸い呼吸を整える。こんな見た目しているが神は神か。魔王にならないように願うしかないか、


「それじゃー!早速転生といこうか!わざわざ僕が異世界に送るんだよ!魔王になって裁かれないようにね!」


言われなくても分かってる。開幕そうそうデッドエンドはつまらない。


そう考えていたら下に魔法陣ができた、これでどこかに飛ばすのか、行先とか指定してないけど、こいつの事だ分かってるだろう。


「気おつけるさ、それじゃ、またな」

「またねー!」


魔法陣から光が溢れ出し少しの浮遊感の後、気づいたら俺は、森の中に居た。


いよいよ転生?転移?しました!めっちゃくちゃ前フリ長かったですね。すいません。コメントなどアドバイスがあれば!ドンドンお願いします!

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