↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
71/87

第71話:訪れる超現実あるいは覚醒した友人

「レイ様…レイ様!」

 

「う~ん、何よバロ、私今から生クリームへ

 ダイブするのに」

 

「レイ様、何をおっしゃられてるのでしょうか?

 そろそろ夕食のお時間です。

 起床して召し上がってください」

 

「起床…?

 …

 あれ?、私の生クリーム?ケーキは何処?」

 

あたりを見渡してみてもお菓子のおの字も見当たらない…

しばらく、考えてから…はっとなる。

 

「えっ?私寝てた?いつから?宿題は?」

 

やっと回転をし始めた頭で現状の確認をする。

居間の部屋で、サキとチカも横たわって寝ていた。

 

「ムニャムニャ…チョコレート最高かよ…」

 

サキが寝言を言っているっていうか

夢がリンクしてる!?

ま、まあ偶然よね…そんなことより…

私は居間の壁に掛けてある古めかしい時計

おじいちゃんの古時計を見て時間を確認する。

 

「19時…35分…」

 

やってしまった…

おそらく、お昼ご飯を食べて満腹になって

そのまま寝てしまったのだ。

…考えてみたらさっき見た夢も現実的に

あり得ないだろう…

先ほどみた夢を思い返し恥ずかしさがこみあげてきた。

 

「バロ!なんで起こしてくれなかったのよ!

 夏休みの課題をやるって知っていたでしょ!」

 

「いえレイ様、とても気持ちよさそうに

 寝ておりましたので…」

 

「気持ちよさそうにって…私はともかく

 サキの為の勉強会だったのよ!

 そういうのも管理するのも執事じゃないの!」

 

「そうは言いましてもレイ様、

 寝る、起きるなどは大人として自分自身で

 管理するべきことではないでしょうか?」

 

…

このAI執事が正論を返してくる…

そうなんだけど、まさに、そうなんだけど…

とにかく、サキとチカを起こさないと

 

「サキ!、起きて!

 チカも、もう夜だよ!起きて!」

 

ゆさゆさとサキをゆすって起こそうとする

サキはゆっくり目を開けると満面の笑みを私に向けた

 

「あっうらら~

 うららも一緒に食べようよ~

 このプール、ぜんぶチョコレートだよ~」

 

「…」

 

リンクはしてなかった…

私が見ていた夢とは若干違っていた

当たり前か…

寝ぼけるサキをさらにゆすって覚醒を促す。

 

「うららもチョコまみれになってておいしそう~

 たべちゃおう~

 いただきま~す」

 

「ちょっと!サキ、食べないで!

 私の事をなめようとしないで!早く起きて!」

 

私の顔に向かって舌を出してくるサキをさらに

揺さぶって強制的に起こしにかかる。

そのかいあってすんでのところでサキが起床する。

 

「ん~?、うらら~?

 もしかして今の夢~?寝てたの~?

 おはよ~」

 

ふぅ、危ないところだった…

サキの事は親友で大好きだけどさすがの私も

そんな趣味はないから助かった…って

 

「チカ!いつの間に起きてたの!?

 って、なんでスマホで撮影してるの!?」

 

「うらら、おはよう、

 動画にと記録しないとと思って…」

 

いつの間にか起きていたチカが、スマホを構えて

私とサキのやり取りを撮っていた。

 

「いらないから!

 そんな記録ひつようないから!」

 

「ご安心ください、チカ様

 一部始終私の方の高画質カメラですべてを

 記録、保管済みで御座います」

 

「バロ!おまえもか!?」

 

夏休みの課題…

主にサキの課題をやらなくてはいけないのに

非情にも時間だけが刻々と過ぎていった…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。