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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


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70/87

第70話:終わった課題あるいはご褒美スイーツタイム

「おわった~うららもチカもありがと~

 意外と早く終わったね~

 早く終わったから、あそぼ~」

 

「そうね、私も終わったし何して遊ぶ?」

 

とはいっても家にはゲーム機は無いから

トランプとかかな?

と思っていたらバロが後ろから声をかけてきた。

 

「レイ様お疲れ様です。

 宿題を終わらせたご褒美にこちらをどうぞ」

 

ちゃぶ台の上にはいつの間に用意したのか

お菓子の山、山、山

ケーキやクッキーが所狭しと置かれている。

さらに部屋の片隅から何かが流れる音が…ってあれは

チョコフォンデュ?

見た目、浴槽なんだけど?

人が入れそうな大きな器に天井からチョコレートが

滝のように流れてくる。

 

「すっご~い、チョコレートシャワー!

 入る入る~」

 

サキはそれを認識すると止める暇なく

そのチョコレートの泉にダイブした。

 

「ちょっ、サキ、いくらなんでも服着たまま

 チョコレートに飛び込むなんて!」

 

その泉でチョコレートを堪能するサキの姿は

人型ではなくまるで茶色のスライムみたい…

昔やったテレビゲーム…RPGにこんな敵いたな…

 

半分あきらめながら、ちゃぶ台の方に目を移すと

そこにはチカがものすごいペースで

お菓子を食べていた。

ケーキをつかみ自分の口に持っていくと

一瞬でそのケーキが吸い込まれる。

両手をつかい次々とお菓子をむさぼっていた。

吸引力の変わらないただ一つの…

 

と言っている場合じゃない!

このままだと私のお菓子が無くなっちゃう!?

 

慌てて、ちゃぶ台の上のお菓子に手を伸ばそうと

したところでバロが居間の窓をガラガラと

スライドさせた。

 

当然、視界に入ってくるのは家の庭なのだが

今回は違った…

庭一面が生クリーム…

甘い香りが無ければ雪景色と見間違うかもしれないが

今は夏、あれは紛れもない生クリームだ!

よく見れば、白いクリームの隙間から

スポンジが覗いている。

 

私はふらふらと庭の方へ歩き出し

思いっきりそのケーキを頬張ろうとした。

 

が…

 

進んでも進んでも、庭のケーキは一向に近づかない

なんで?なんで遠ざかるの?

 

サキはチョコレートに溺れ

チカはお菓子を頬張る

私だけまだ食べられてない!?

 

ずるい、ずるいと言いながら

庭のケーキへ向かっている。

気が付いたら歩いてるのではなく走っていた。

それでも庭にはたどり着かない。

 

「なんで?家の居間こんなに広くなかったよね?」

 

走っても走ってもケーキが近づかない

ふと横を見るとバロが並走していた。

 

「レイ様!レイ様!」

 

「なに?バロ?私今忙しいんだけど」

 

走る私に声をかけるバロ

私はいち早くあの生クリームの海にダイブしたいのに

今はバロに構ってなんていられない!

 

「レイ様!夕食のご準備ができました」

 

へっ?夕食?

夕食より、今は目の前にあるケーキのほうが

重要なんだけど…

んっ?待てよ…庭一面にケーキ?

何か、違和感を覚えるけど…

これって…


うらら

「はい!というわけで

『起動させないしガソタム』第70話を

読んでくださって

本当にありがとうございました!

司会進行の古谷うららです!」


うらら

「ちょっと作者さん!!

前回のあとがきで言ったように、

お話が完全に日常になっちゃってる

じゃん!!」


うらら

「これじゃあ全然盛り上がらないじゃん!

これ、ロボット物だよ!?

ただの女子高生がのんびり暮らす

お話じゃないんだからね!?」


(ステージ脇の作者が、コソコソと

 新しいメモを差し出す)


うらら

「なになに?……えーっと、

『じゃあ、そろそろSFチックな

展開に移行していきましょうか。』」


うらら

「そうそう!それだよそれ!!

やっぱりロボットSF物なんだから、

そういうドキドキする展開が

ないとダメなんだって!」


うらら

「……って、あれ?

メモの裏にまだ続きがある。

なになに?」


うらら

「『SFチックな事件を起こして、

うららちゃんがこれでもかと

翻弄される様を熱筆します』」


うらら

「って、やめてーーーーー!?

私の扱い、結局ひどい目に遭う

方向でしか進まないの!?」


うらら

「日常も困るけど、命の危険がある

SF事件はもっと困ります!!

どうかお手柔らかにお願いします……。」


うらら

「次回からの展開にビビりまくりですが、

最後にお知らせです!」


うらら

「もし『うらら、事件に負けるな!』

『それでもガソタムの起動を待つ!』

と思ってくださるなら、

ページ下にある【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎】や

【ブックマーク】で、私の生存を

応援してもらえると本当に嬉しいです!」


うらら

「それでは、

司会進行のうららでした!バイバイ!」


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