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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


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第68話:宮廷昼食あるいはミニバー?

宿題を始めて3時間…

バロは,わかってくれたのか

その後茶々を入れてくることは無かったので

私の宿題も順調に進んだ。

そろそろお昼ご飯のじかんかな

 

「チカ、そろそろお昼にしましょう、

 バロに頼んでくるね」

 

チカは分かったって言って手を振ってくる

ちらっとサキの方を見てみたが…

問題集のページ、一ページも進んでなくない?

まぁ、今は見なかったことに…

とりあえずバロにお昼を用意してって頼むため

バロを探しに行く。台所にいるかな?

台所の入り口をくぐり、

 

「バロ、居る?そろそろお昼を…」

 

瞬間、私はあっけにとられてしまった。

私の今までの常識では

台所の入り口をくぐれば見慣れたキッチンの姿が

目に入ってくるのだと思っていたのだが…

そうじゃないこともあるんだ…世の中って不思議…

 

台所であった場所はいつも見慣れた部屋ではなく

なぜか、漫画で見たような、王宮の一室みたいな感じに

なっていた。

広さも10倍ぐらい広くなってる。

 

…前もあったな…確かお風呂場を広くしたってことが…

王宮のような部屋には、長く大きいテーブルが真ん中に

置いてあり、その上には所狭しと豪華な料理が、

並べられていた。


「おや、レイ様、今お昼にお呼びに行こうかと

 思っておりましたのに」

 

「思ってたじゃないわよ!また改築したの!?

 今日の朝食を食べたときはいつもの台所だったじゃない

 お風呂場の時みたいにまた半地下作ったの!?」

 

確かお風呂場の時も、廊下が徐々に坂になっていて

視覚効果で下がっているように感じさせないとかなんとか

台所も多分そうしたんだろうけど…、

私はかつて台所だった部屋を一通り見渡してから…

 

「バロ、ガスコンロとか冷蔵庫とかどこやったのよ?

 これじゃ料理とか出来ないじゃない!」

 

ぶっちゃけこの家に来てから私が台所で

何かを作るって事は無かったんだけど…

ほぼバロにまかせっきりだったけど…

 

「はいレイ様、料理などは源造さまのマシンで

 直接生成できますので、不要かと思いまして」

 

「不要って、冷蔵庫はどうするのよ!

 今晩お風呂上りに食べようと、ちょっとお高めの

 アイス買って冷凍庫に入れといたんだけど!?」

 

「ご安心ください、冷蔵庫、冷凍庫に関しましては

 居間とレイ様の私室にミニバーを設置いたしました。

 アイスはレイ様の部屋の方に保管されております」


「ミニバー?」

 

ミニバーって何?

今まで生きてきて初めて聞く言葉なんだけど…

短い棒って事?でもそれだと冷蔵庫の代わりに

ならないだろうし…

 

「レイ様、もう少し英語を学んだ方が…

 ミニバーと言うのはホテルの客室に設置してある

 小さい冷蔵庫の事で御座います。

 あまり個人宅ではミニバーとは言いませんが

 私が常に飲み物や軽食などを補充しておりますので

 ミニバーと言っても差し支えないかと」

 

「あっそう…」

 

いつからここの家はホテルになったのか…

まあ、バロは執事でもホテルマンでも今さら

どっちでもいいけどねって、それより

言わないといけない言葉が…

 

「バロ!いつにもましてやりすぎだから!」


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