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起動させないしガソタム〜おじいちゃんが地下に残した遺産ーTrue Story~  作者: じょん-ドゥ


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第50話:寝付けぬ夜あるいはバロへの疑惑

月明かりに照らされた九条さんは、ふと私に気づき

「あら、うららさんどうしたの?」と声をかけてくる。

私が「ちょっと寝付けなくて…」と答えると九条さんも

静かに、

 

「私もなんだか寝付けなくて…

 きっと久しぶりに源造さんの話をしたからかしら…」

 

九条さんの遠くを見つめる瞳を見て

あぁ、おじいちゃんとの思い出に浸っているのかな

と感じた私は自然に九条さんに質問を投げかけていた。

 

「九条さん、おじいちゃんの事、もっと教えて

 もらえませんか?おじいちゃんと九条さんのこと

 私聞きたいです」

 

九条さんは少し嬉しそうに微笑み、静かに語りだした。

 

「源造さん…源造さんはとても不思議な人だったわ…

 いつも「世界の平和は自分が守るんだ!」って

 ランジェリーの研究所でおかしいでしょ?ふふ」

 

「でもね…そんな何かに一生懸命になっているあの人に

 周りのみんなはいつも引っ張られていたわ。

 もちろんこの私もね」

 

九条さんはとてもうれしそうにおじいちゃんの事を語る。

 

「でもある時、急に研究所を辞めるって言いだして

 たぶん…

 私がいた研究所での目的が達成したんだと思うの

 いつか言っていたわ

 自分にはなしとげなければいけない事があるって

 そのために、いろんな研究所をめぐる必要があるって」

 

九条さん…今度はうって変わり少し悲しそうな表情…

多分、おじいちゃんの目的ってガソタムの事だと思う。

おじいちゃんがガソタムを作りたかったことは知ってる。

でも…なんだかすっきりしないな…

 

「うららさん…ごめんなさいね…

 源造さんのお葬式…

 私その時仕事で海外にいたから…

 人の伝手で亡くなったのは聞いていたのだけど…」

 

「いえ、そんな…」

 

「今度、うららさんの家にお邪魔して

 お線香あげさせていただいてもいいかしら?」

 

「はい!ぜひいらしてください!

 おじいちゃんも喜ぶと思いますし、

 私も九条さんがいらしてくれたらすごくうれしいです」

 

「うふふ、ありがとう

 それじゃ今度お邪魔させていただくわね、

 さあ、そろそろ時間も遅いし休みましょう。

 睡眠不足は美容の天敵よ」

 

九条さんから語られたおじいちゃんの話。

多分、お願いしたらもっと教えてくれるだろう。

けど、九条さんはとてもやさしく温かい人だと

私は感じた。

一度に全部聞くのではなくこれから何度も会って

少しずつお話しできたらうれしいな…

そう思いながら私は九条さんにお礼を言ってから

寝室に戻ろうとした。そのとき、

 

「あ、そうそう、うららさん

 源造さんから受け継いだ発明品の中に

 人間の精神をコンピュータに移す

 装置って無かったかしら?

 当時源造さんが研究していたものなんだけど…」

 

「へっ!?」

 

精神をコンピュータに移す装置?それって

自意識を機械に保存するってこと?

九条さんは「いえ、知らないのならそれでいいわ」

と言いながら自室に戻って行った…

けど私は心当たりがあった。

もしかしてバロって…


うらら

「はい!というわけで

『起動させないしガソタム』第50話を

読んでくださって

本当にありがとうございました!

司会進行の古谷うららです!」

 

うらら

「とうとう50話まで来ましたよ!

ここまで続けてこられたのも、

全部皆様の応援のおかげです!」

 

うらら

「そんな記念すべき50話目のあとがき、

作者さんはどんなメモを

書いてくれたのかな?なになに?」


(ステージ脇の作者がメモを差し出す)


うらら

「『今回のあとがきは、うららちゃんの

ことについて、とっておきの

設定を暴露しちゃいます』」


うらら

「……って、ちょっと待って!!

私のプライベート!?

何を勝手に暴露しようとしてるの!?」


うらら

「というか、これ本当に私が読むの!?

自分のことを自分で説明するのって

めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!」


(作者がステージの脇で猛烈に土下座する)


うらら

「うわ、必死に土下座してるし……。

ハァ、分かりましたよ。

そこまで言うなら読みますけど……。」


うらら

「『5月25日生まれの16歳、

花も恥じらう女子高生。

独特の感受性と、自分流を貫く

強い意志を持つAB型。』」


うらら

「『でも人間関係を大事にするので、

友人との仲も非常に良好。

中学卒業時に、父親の海外赴任に

母親がついて行ったため、おじいちゃんが

遺した家を相続して一人暮らし中。』」


うらら

「『背丈はちょうど中間くらいで、

ロングヘアー。中学時代は陸上部で

足には自信がある。ただし、

胸は平均より育っていない。』」


うらら

「って、ちょっと!!

土下座までして読ませておいて、

後半に最悪な情報が混ざってるんだけど!

胸がちっちゃくて悪かったわね!!」


うらら

「まだ発育途中だから!!

これから育つ予定だから!!

本当にデリカシーがないんだから、

作者さんは!!」


うらら

「恥をかかされたので怒っていますが、

最後にお知らせです!」


うらら

「もし『うららちゃん体気をつけて』と

私の成長を温かく見守って

応援してくださるなら、

ページ下にある【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎】や

【ブックマーク】で、私の生存を

応援してもらえると本当に嬉しいです!」


うらら

「それでは、

司会進行のうららでした!バイバイ!」


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